ロン・サンティアゴ・デ・クーバ アネホ 40%
キューバ産。アネホの熟成年数はオーク樽にて7~8年ほどにあたる。「クーバ・ロンS.A.」という公団が運営するブランドで、アメリカ統治前の首都であるサンチアゴを酒名に冠したラムで、一時期はバカルディーやマツサレムを造っていた工場で生産されているとのこと。 香りは樽由来のヴァニラのニュアンスがあり、マンゴーや蜜の詰まったりんごのような甘い匂いも感じられる。味わいはややおとなしい個性で、徐々に甘さとコクのある果物のようなニュアンスが広がり、柑…
ラ・ファボリット ブラン 50%
マルティニーク産。ラ・ファボリットは小規模家族経営で造られるラム生産者。 香りはフローラルで柑橘系フルーツの様な清涼感も感じられる。味わいはスムースでアグリコール独特の甘みが感じられ、フィニッシュもとてもマイルド。 是非お薦めします。
ラムJ.M ブラン 50%
マルティニーク産。銘柄名にもなっているJ.Mは創業者であるジーン・マリー・マーティンの頭文字から命名しており、3品種のサトウキビから鮮度を重視して1時間以内に粉砕して製造というこだわりが特徴。 香りはホワイトペッパーの刺激や百合の花の茎、少しエステリーさが感じられる。味わいはドライでアルコールを感じやすく、徐々にパイナップルやラズベリー、シロップっぽい甘みが感じられる。フィニッシュもドライさが続き、余韻は短い。
マウントゲイXO 43%
バルバドス諸島産にて年数表記無し(バーボンバレル使用にて8年から15年物の原酒をブレンド)。味わいは、熟したバナナやトースト、それにココアやチョコレートを彷彿とさせてふくよかな香りが特徴。
マウントゲイ ブラック・バレル 43%
バルバトス諸島産、年数表記無し。マウントゲイのマスターブレンダー、アレン・スミスによるブレンド・スモールバッチにあたる。ポットスチルでの2回蒸留を経た原酒と連続式蒸留機からの原酒を、それぞれバーボンカスクで熟成させて後にブレンドし、フィニッシングと呼ばれる工程でブレンドした原酒をさらに再度熟成。
マックギネス ゴールドタッセル7年
カナディアンウィスキーにて特級表記、710ml。 マックギネスは1905年創業のトロント市に本社を置くカナダ第3の酒類メーカーにあたる。フレーバー・リングと称する、ライ麦を主原料とする比較的香味の強いウィスキーと、とうもろこしが主原料のライトなベース・ウィスキーとのバッティングによってベースが作られ、熟成にはバーボン樽を使用。 ゴールド・タッセルは「黄金の房」の意味で7年熟成は上等品。
デュワーラトレー カロニー15年 64.3%
1997〜2013年瓶詰め。トリニダート産。エスプレッソ、モカ、ブラウンシュガーに熟れたヤシの実の香り、味は糖蜜、バニラ、トフィとキャラメル漬けのバナナのフリッター。余韻は甘さとビターさが長く続く。
トロワ・リビエールVSOP 40%
マルティニーク島産。オークバレルにて、平均して5~6年の熟成したものを瓶詰め。。香りは複雑で心地良く、フルーツにタバコ、ジンジャーブレッド。味わいはドライフルーツ、蜂蜜、スパイスなどが感じられ、まろやかかつ華やかで深みのある味わい。
OB タリスカー25年 4th 57.8%
2004年瓶詰め、リフィル・カスク使用。 香りは、上等な革製品に硫黄、ナッツミルクとスパイシーさが伴う。味わいは、オイリーで柑橘類のフルーティーさ、唐辛子とチョコ、リッチでピリッとした味が長く続く。是非お薦めします。
シーバスリーガル ミズナラ スペシャル エディション 40%
熟成年数12年以上にて日本市場限定ボトル。 マスターブレンダーのコリン・スコット氏が、最終段階で、ブレンドの一部をミズナラ樽でマリッジする技法を採用。シーバスリーガルの持つバランスとミズナラ樽の独特の個性が合わさった注目すべき一本となる。
ナインリーヴズ 50%
日本滋賀県産。 命名は創業者の竹内氏の家紋である九枚笹から。滋賀の長石鉱山から湧き出る硬度12の超軟水と多良間島産の黒糖を使用して生産。 クリアーで素材の味わいをダイレクトに感じられる味わい。
オフィシャル キルホーマン 100%アイラ 5年 61%
2008〜2013年瓶詰め、バーボンバレル使用。“100%アイラ”は、麦の栽培、製麦、蒸溜、熟成、瓶詰のすべての工程をアイラ島で行ったことを指す。丁寧にフロアモルティングもされ、モルトのフェノール値は約20ppmとミディアムピーテッド。(通常のリリースは50ppmと大きく異なる) 香りは刺激的なピートスモーク、薬品、ビスケット、脂ののった魚、ミント、オレガノ。味わいは刺激的なピートとアルコールから、オイリーな甘さと旨味がじわじわと広がっ…
ショリゲル スペインジン 38%
原産はスペインの地中海に浮かぶメノルカ島産。歴史は古く17世紀スペイン継承時代にイギリス軍に占領されたメノルカ島の居酒屋で、イギリス軍の水夫や兵士が飲むために造られたのが始まりとされ、イギリス軍撤退後もこのジンは島民に愛され、18・19世紀には島で流行し、特別なイベント時には欠かせないお酒へと発展。使用されるハーブは、ジュニパーベリーだけという、シンプルで肉厚さを感じるまろやかな味わい。 ショリゲルは、土地にある古い風車の名を指す。
マリエンホーフ サクラリケール(キルシュ) 18%
エキス分18%。 年間生産限定(年一回)にて花びらをメインに蒸留して葉を隠し味に作られる。 フルーツの甘さや素材のパッと弾ける香りに感動すら覚える。 是非お薦めします。