ワッセンズ シングルバレル 47%
1996年に復活した名門メドレー家のシングルバレル・バーボン。初代から数えて7代目にあたるマスター・ディスティラーのチャールズ・ワッセン・メドレーの拘りが詰まっており、「私はバーボンウイスキーの理想のアルコール度数は94プルーフ(47%)だと、長年の経験から決めている」とし、この度数になっている。 また製造しているチャールズ・メドレー社はエズラブルックス等も製造しており、その前身であるメドレー社は古くから知られるバーボン造りの名門である…
ニッカ スーパーセッション 43%
1989〜1994年まで販売されたウイスキー。コンセプトは、3つの素材のブレンドとなっており、1:厳しい北の自然に育まれた香り豊かなモルトウイスキー、2:すっきりした香りと味わいのライ麦グレーン、3:ニッカ伝統の味わいを生む熟成カフェグレーンから成り立っている。北のウイスキーは勿論のこと、余市蒸留所の原酒を使用して、続いては当時はカナディアンウイスキーの在庫もあったのでライ麦はそれを使用したと思われ、カフェグレーンは宮城峡蒸留所のものを…
BBR クリー・ナ・モーナ10年 46%
蒸留年表記無し、アメリカンオークの熟成後ラフロイグの空き樽ににて3か月後熟。総本数全世界1,700本。蒸留所はクーリーにてボトルネームの由来は”ピートの神髄”を意味するゲール語から。ノンピート麦芽でつくられた原酒を10年間樽で熟成後、ラフロイグの空き樽で3ヶ月間フィニッシュというレアなつくり方を採用。 香りはピートスモーク、チャーした木、シダ植物、レモンメレンゲ、シュガーアーモンド、ルバーブ。味わいはピートスモーク、薬品、桃、オレンジ、…
ウイスキーエージェンシー ”アートワーク” ベンネヴィス19年 50.2%
1996〜2016年瓶詰め、シェリーバット使用。”アートワーク”シリーズはドイツのボトラーであるウイスキーエージェンシーとスリーリバーズが両者でテイスティングを行い、優れた品質の樽のみをジョイントボトリング専用のシリーズとしてリリース。さらに今回はシンガポールのウイスキーバー、オールドアライアンスとのジョイントボトリングという形でのリリースとなる。 香りはフィグ&チョコレート、レザー、オークとヨード、オレンジピールが漂う。味わい…
OB ピーテッド アラン 2008 57.7%
2008〜2016年瓶詰め、バーボンカスク使用。同蒸溜所のマネージャーであるジェームズ・マクタガートが、18年未満の樽の中から蒸溜所の個性がしっかり表現され、なおかつオークとの完璧なハーモニーを奏でている特出した品質のカスクを厳選して、ボトリングしたシリーズ。ちなみに今回はフェノール値は20ppmの麦芽を使用したものをセレクト。香りは蜂蜜、トフィーの奥からナラのスモークチップで燻したような優しい燻製香が広がる。味わいは仄かに塩味を効かせ…
OB ラフロイグ ロア 48%
年数表記無し。ラフロイグ蒸溜所長のジョン・キャンベル氏(2016年時)が、1815年の創業以来受け継がれてきた技術と経験を次世代へ伝承LORE(ロア)するという意味と情熱を込めてつくりあげたリミテッドエディション。中身はヨーロピアンオークの新樽で熟成した後、ファーストフィル・バーボン樽に移し替えてさらに熟成させたダブルマチュアード製法を採用。原酒をはじめ、同蒸溜所が保有する数種のモルト原酒をヴァッティングしているとのこと。香りは炭を感じ…
マルス ザ・ラッキーキャット ”Ash 99” 43%
マルス鹿児島工場にて瓶詰め、4300本限定。シェリー樽とバーボン樽で熟成させたモルトをヴァッティングしグレーンとブレンド。”The Lucky Cat “Ash 99″”の”Ash 99″は、猫好きの本坊酒造社長がアッシュ(Ash)と出会った年。1999年春に本坊酒造の前に捨てられていた子猫が今は亡きアッシュとのこと。 香りはマーマレードやオレンジピール等を感じさせるフレッシュな果実香とミ…
ヘクターマクベス24年 EXCLUSIVELY CHOSEN BY SHINANOYA FOR GODZILLA
1991〜2015年瓶詰め。1954年の第1作公開以降、1998年と2014年にはハリウッドでも公開し、60年以上に渡り日本を代表する映画シリーズとして君臨するキングオブモンスター”怪獣王”こと世界的な人気を誇るゴジラ。このボトルは、2016年ゴジラの最新作となる「シン・ゴジラ」の公開に合わせ、映画とウィスキーというそれぞれ枠を超えたコラボレーションが実現した形である。今回はシン・ゴジラとゴジラにて2種類の対のウイスキーでリリースとなる…
KINKOオリジナル”Artemis Reserved” クライヌリッシュ19年 57.3%
1995〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用にて266本限定。供給元はジャパン・インポートから。香りは濃縮オレンジエキス、クリーミー、とてもフルーティさが漂う。味わいはオレンジエキス、ビターキャラメルのような甘さ、とてもウッディでしっかりとしたテイスト。ある程度するとねっとりとした乳酸とミルキーな甘さが分かりやすくなる。フィニッシュはオークのビターな余韻が長く続く。 是非お薦めします。
ポートアスケイグ 100プルーフ 57.1%
年数表記無し、ノンチル・フィルタード、ノーカラーリングにてボトリング。スペシャル・ドリンクス社・スキンダー・シン氏の渾身のリリースボトル。蒸留所は非公開だがアイラ海峡に面しており、蒸留所の名前はゲール語でのこの海峡の呼び方に由来している。100プルーフ表記はイングリッシュ・ハイプルーフでボトリングされているので、57.1%にて調整。 香りは薪で焼いたハムステーキ、岸壁に打ちつけられたブリニーな波、そしてレモン、オレンジ、パイン。味わいは…
ダグラスレイン シングルマインデッド アイラ6年 48.4%
ダグラスレインからコストパフォーマンスを重視し、スモールバッチスタイルで厳選した原酒をボトリングしたシリーズ。このボトルは、蒸留所名非公開のアイラモルトだが、2016年に創業200周年のバイセンテナリーで盛り上がりを見せている銘柄人気蒸留所にあたる。香りはアイラのフェノール香が大きく広がり、奥で香る甘い大麦の上に重なるように石炭の粉や灰。 味わいは初めにモルトの甘さを感じたと思うと、すぐにカンフルの飴玉が広がる。砂糖の甘さと、軽やかなス…
スリーリバーズ ”ザ・ソープ” ジュラ27年 52.4%
1988〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。このボトルはザ・ソープシリーズ第二弾にあたる。ウイスキーをテイスティングして感じたその味の特徴であるソープ(石鹸)をイメージしてシリーズ名及びラベルデザインを考案されているもので、スリーリバーズオリジナルとしては過去に5回リリースをしている。(その以前はザ・パフュームシリーズと呼ばれている)ウイスキーにおいてはこのソープという要素も、好き嫌いがはっきり分かれるテイストだが、それをあえてオリジ…
モリソン&マッカイ ビックベイビー カリラ7年 59.7%
2008〜2016年瓶詰め。”ビッグベイビー”は若い熟成年数の中でもキャラクターが立ったビッグなウイスキーをボトリングするシリーズ。(ファーストリリースは異なる地域でつくられたピーティなシングルモルト2種でカリラとアードモアがリリース)。香りは海藻、ヨードを伴ったピートスモーク、ビスケット、モルティな甘さ。 味わいはソルトキャンディ、オイリーで、ミーティな旨みのあるピートスモーク、ホワイトペッパーのアクセント。フィニッシュに綿飴の甘さ、…
OB限定 グレンマレイ マディラカスク・フィニッシュ 21年 54%
1994〜2015年瓶詰め、ドイツ向けアイテム。”マスターディスティラーズセレクション”のシリーズで、グレンマレイ蒸留所の数多くある樽の中からマスターディスティラーが入念に選んだ樽を、プライベートエディションとしてシングルカスクにで特定のマーケット向けにリリースしている限定品のシリーズにあたる。 香りはとてもリッチで、コーヒー、バタークリームにトーストしたオーク。味わいはスパイシーなフルーツケーキにコーヒーエッセンスとオーク&スモーク。…
OB限定 アードベック ダークコーヴ 46.5%
年数表記無し。コミュニティー向けにカスクストレングスも出ているが、これは一般向けに加水調整されたもの。ちなみに”ダークコーヴ”は暗い洞窟という意。
OB スプリングバンク16年 ローカルバーレイ 54.3%
1999〜2016年瓶詰め。9000本リリースにてバーボン樽80%とシェリー樽20%を使用。ローカルバーレイは、キャンベルタウンから南へ約8マイルほど下ったキンタイア半島の南端、サウスエンドで収穫された大麦のみを100%使用して生産、カスクストレングスでボトリングしている。ちなみにラベルデザインには2001年ボトリングの時のローカルバーレイと同じ絵が採用されている。香りはシロップとモルティな甘さの中に、ブリニーさが感じられ、バターたっぷ…
OB スプリングバンク12年 54.1%
スプリングバンク12年 カスクストレングスは定期的に数量限定でリリースされており、バッチごとに度数が異なる。今回のボトリングは9,000本リリースにて、シェリー樽70%、バーボン樽30%を使用している。 香りはつくりたての温かいトフィー、キャラメル、蜂蜜の芳醇な甘さがトップに現れ、バニラ、砂糖漬けのオレンジ、ドライイチジク、デーツ、ココア。口当たりはフルボディでありながらまろやかで、ペッパーの効いたアップルのシロップ煮、オレンジマーマレ…