マルスシングルカスク駒ヶ岳 1988 26年 46%
1988〜2014年瓶詰め、シェリーカスク使用。カスクナンバー568。 香りは長期熟成独特のシェリー香が際立ち、熟したプラムのような濃縮果実の甘さ、古木の雰囲気。味わいはリッチでボリュームを感じる。
イチローズモルト ”ファイブ・オブ・ダイヤモンズ” 57.7%
2000〜2012年瓶詰め、1stカスク・ホグスヘッド、2ndカスク・ペドロヒメネスシェリーバット使用。香りはシェリー樽由来の甘さに続いて、白木や、ミント、ウッディー&スパイシーさが漂う。味わいはクローヴ、漢方薬を思わせる複雑な余韻。
富士山麓18年
オーク樽で18年以上熟成された原酒を使用。香りは熟したフルーツとマシュマロ、穏やかなオーク材。味わいはマンゴーやパイナップルのようなトロピカルフルーツを思わせ、プルーンや洋ナシから次第にバニラの甘さ。やわらかくなめらかでシルキーな口当たりからフィニッシュにフルーツ感がギュッとくる。 是非お薦めします。
イチローズモルト 秩父”CHIBIDARU” 53.5%
2010〜2014年瓶詰め、クォーターカスク使用。寒暖の差が大きい地の利と、ダンネージ方式での熟成とバット樽の4分の1のサイズ(通称チビダル)を使用することにより比較的短期間で熟成を深められる。 是非お薦めします。
マルス モルテージ ”越百” 40%
複数のモルト原酒をヴァッティング。「越百」は、中央アルプスに連なる山の一つである「越百山」から名付けられている。また、宇宙を連想させるコスモ(小宇宙)という呼び名から、中央アルプス山麓にある信州マルス蒸留所から見上げる夜空をイメージしたラベルデザインにも繋がっている。 香りはハチミツやキャラメルを連想させるふくよかな甘さ、ほのかなスモーキーフレーバー、熟した果実の匂い。口当たりは丸く柔らか、優しい余韻。アフターは短い。
富士御殿場蒸留所 20周年ピュアモルト 40%
1973年創業から20年経た1993年に限定ボトルとして販売され、人気があったのでそれからも定期的に販売されている。連続式蒸留器で製造したモルトウイスキーと、単式蒸留で作られたモルト原酒をバッティングしたピュアモルトとなっている。香りはリンゴのようなエステリーが目立ち、バニラ、乾いた木材、青々した草。味わいはライトでスムース、コンポートしたリンゴ、ライチとアプリコットの甘酸っぱさ。フィニッシュは後を引かず、単調だがまとまり方が素晴らしい…
キンコーオリジナル 鳳雅 47%
鹿児島の酒販店、キンコーのオリジナル・ボトル。中身は、1984年蒸留の山崎シェリー・カスクを中心としたブレンドとなり、ブレンド担当はサントリーのチーフ・ブレンダーである福與伸二氏が携わっている。ちなみにラベルに描かれているのは、宇治の平等院鳳凰堂の鳳となる。香りは、熟した柿、オレンジピール、ビターチョコレート。味わいは甘み、酸味、カカオのほろ苦さ、濃厚な印象が色濃く残り、余韻は酸味と甘みに続く心地よい苦味がバランスよく感じられる。 是非…
マルス ザ・ラッキーキャット ”サン” ポート&マディラカスク・フィニッシュ 39%
様々なタイプのモルト原酒をセレクトしたブレンデッドウイスキーを、ポートワインとマデイラワインの空き樽に約2年間後熟してヴァッティング。ノンチルフィルにて軽微な濾過に留めてボトリングとのこと。ラベルデザインは、オーナーの愛猫で甘えん坊の”サン”がデザインされている。 SOLD OUT
ニッカウヰスキー 博多 43%
2005年から九州・博多地区限定で発売。ニッカの余市と宮城峡をバッテングして作られており、ホワイトオークの樽に長時間寝かせて、充分に熟成させたモルト100%を使用。 ビン詰めはニッカの柏工場でされているとのこと。 まろやかな風味と味わいは飲み飽きしない美味しさが感じられる。
ePower 秩父ダブルカスク 61.1%
2011年から仕込んだミズナラ・ホグスヘッドと2012年から仕込んだハードチャーしたニューバレル(新樽)を2015年にブレンドして瓶詰め。 スパイシーさと甘いコクが感じられる味わい。
樽出原酒 山崎15年 56%
シェリーバット使用(480ℓ)。1995年から贈答品及びサントリーの蒸溜所にて販売されていた限定ボトリング。山崎蒸留所にて熟成された秘蔵の樽だけをボトリング、一瓶ずつ製造番号を記した限定版というのがキャッチフレーズで当時は販売されていた。香りはエステリーで、木樽の落ち着いた良さが出ており、ナッティー、少々硫黄を感じる。味わいはとてもスムースで度数を感じにくく、心地よいウッディさを感じる。 是非お薦めします。 SOLD OUT
天体観測シリーズ3rd 〜MARS〜信州マルス24年 58%
1991〜2015年瓶詰め、シェリーカスク使用。九州にて開催されるウイスキートーク福岡2015での限定ボトリングとなる。毎年開催されるこのイベントには山岡秀雄氏とともにウイスキートーク福岡の実行委員会「クラブバッカス」のメンバーがボトリングを選定しており、今回は直接信州マルス蒸留所を訪問し、数あるサンプルの中から選定しているとのこと。 是非お薦めします。
ウイスキートーク福岡2016 限定ボトル イチローズモルト”失われゆく動物” 2010~2016 59.4%
2010~2016年瓶詰め、1stファーストフィルバレル~2ndオロロソスパニッシュシェリーバット使用。福岡ウイスキートークでの記念ボトル”失われゆく動物”シリーズにあたる。今回のデザインは”オオサンショウウオ”。
イチローズモルト 秩父4年 59.7% CELEBRETE 100th forShinanoya
2010〜2014年瓶詰め、フィノシェリーホグスヘッド使用。信濃屋のオリジナルボトリングが2007年より始まってからの記念すべき100本目のリリース記念ボトルとなる。 香りは蜂蜜、フィノシェリーを連想させるややドライでフレッシュな芳香、青リンゴ、ミント、背後からややスパイシーな香り。 味わいは口に含むと、濃厚茶葉のミルクティー、麦芽糖、クリーミーでややナッティ、フレッシュなフルーツフレイバーが徐々に現れ、熟成年からは考えられない複雑なボ…
信濃屋オリジナルブレンデッド ”和馨”〜Wa-Kyo〜 43%
539本限定。「和」ガ「馨」ル、ウィスキーとしてサントリーと信濃屋とのプライベートボトリング。「ミズナラ由来のオリエンタルな香味をかつてない程感じられるオリジナルブレンデッドウィスキー」という信濃屋のニーズを元に、サントリー・ブレンダー室の室長である福與伸二チーフブレンダーが一から設計を手がけたレシピに従い、厳選された原酒達を使用。山崎蒸留所の1984ヴィンテージのミズナラ原酒を始め、とても贅沢なブレンド構成となっている。 また、このボ…