”セレブレーション オブ ザ カスク”ベンリネス27年 57.6%
1984〜2012年壜詰め、シェリーパンチョン使用。フルーツエキスを固めた寒天、青梅、パイナップルや若い白桃、もやっとした和のお香などのニュアンスの香り。味わいはまとわりつくような蜜の甘みから軽くチョコフレーク、スパイシーに変化する感じ。 是非お薦めします。
ブラッカダー ロウカスク フィジー11年 63.9%
2001〜2012年瓶詰め。樽由来の大きな木片を取り除くほか、澱(沈殿物)も含めそのままボトリングというコンセプトをラムにも(本来はシングルモルトに多い)活用。 熟した果実、スパイス、セメダインの香り。スパイシーで複雑、度数の割に柔らかい味わい。フィニッシュは長くまろやかで糖蜜の甘さが続く。
ワイルドターキー レアブリード 90年代流通ラベル
6、8、12年熟成の原酒をブレンドして加水調整をしないバレルプルーフタイプ(樽出し原酒)アルコール度数は約54度が多く、ワイルドターキー蒸留所のこだわりである低い度数での蒸留の証明がここに表れている。1回で生産できる量に限りがあり、ボトル一本一本にはバッチナンバーが記載されている。 度数を感じさせないマイルドさとコクが素晴らしい。
ワイルドターキー12年 LIMITED EDITION 50.5%
1980後期〜1990年代の初頭に出回っていたと思われる。 LIMITED EDITIONの表記が金色ラベルと相まって輝かしく見える。
”セレブレーション・オブ・ザ・カスク” フェッターケアン23年 53%
1989〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。信濃屋プライベートボトル扱い。 香りはオートミール、麦汁系のモルティーで濃厚な香り、僅かにハーブも。味わいは麦芽糖、レモンやみかんの柑橘系フルーツ、クリーミー、ややオイリーでワクシーなボディ、ピート。フィニッシュは柑橘の皮、麻縄、ピート・スモークが心地良く続く。
コルバ25年 40%
ジャマイカ島産。発売元のザ・ラム・カンパニー社は、1889年創業にてスイスに本拠を置く会社でジャマイカの首都キングストン市に現地法人を設立し、レイ&ネフュー社の原酒を独自に熟成、販売をしている。甘さを抑えたようなビターな味わい。
ブラッカダー ロウカスク パナマ12年 57.3%
2000〜2012年瓶詰め、パナマ産。ドライフルーツの果実の香りとシナモン、ナッツっぽい香ばしい香り。オイリーでまろやか、甘くてフルーティーで徐々に口当たりが柔らかく滑らかに。心地良い余韻が長く続く。
トマーチン26年 salon de SHIMAJI Pen×Shinanoya 57%
1988〜2015年瓶詰め、リフェルホグスヘッド使用。雑誌「pen」と信濃屋が、「言葉で飲む」をテーマにプロデュースしたオリジナルボトルシリーズ。シングルモルトに造詣の深い作家・島地勝彦氏と信濃屋が入念なテイスティングから厳選したこだわり原酒を選出。今回は同時期に他にも4つの蒸留所からのボトルをご紹介している。 香りは漁網、麻縄、植物系のピート、燃えさし、ややスモーキー。ミントをはじめとするハーブ、奥からドライアプリコットの甘い匂い。味…
アラン 20年 salon de SHIMAJI Pen×Shinanoya 53.8%
1995〜2016年瓶詰め、シェリーホグスヘッド使用。324本限定。雑誌「pen」と信濃屋が、”言葉で飲む”をテーマにプロデュースしたオリジナルボトルシリーズ。作家である島地勝彦氏と信濃屋が入念なテイスティングから厳選したこだわり原酒を選定。このシリーズはスコットランドの地域ごとに合計5種類をボトリングしている。ちなみにアランは2015年に創業20周年を向かえており、その年は僅かに400樽しか蒸留されなかったという蒸留所でも秘蔵中の秘蔵…
ポールジロー50年 ヘリテージ 40%
ポール・ジロー家は、最良のブランデー用ブドウ生産地グランド・シャンパーニュ地区のヴードビル村でブドウ栽培業を営んできた名門中の名門にあたる。1970年代に28ヘクタールの自家畑で、栽培・蒸留・熟成までの工程を行うことが出来るようになり、自家の名前をラベルに記したコニャックの販売が始まることとなる。その中でもヘリテージは現行ボトルの中では最長の熟成期間を誇るもので50年の熟成された原酒を使用してる。
ドゥデ・ノータン マール 1905〜1907年頃瓶詰め
1905年頃に蒸留、およそ1910年前後に瓶詰めされたといわれている。サビニー・レ・ボーヌに1849年に創設され、最も古いワインとマール、フィーヌを保管されていると言われているドメーヌの一つとされている。香りはボタニカルをよく感じ、青っぽい草や茎、独特のランシオの匂い。味わいはとてもスムースで独特の柔らかな苦みと軽く甘みを伴う。年代を感じたい方には特にお薦めします。
クーパーズチョイス グレンモール30年 for SHINANOYA 51.6%
1982〜2012年瓶詰め、ホグスヘッド使用。信濃屋がスコットランドで2度の直接交渉の末、厳選した1樽を復刻版ラベルでボトリング。1983年閉鎖、1988年には完全に取り壊された蒸留所に当たる。 アジア系のお香のエキゾティックな香りから、ハニーマスタード、フルーツブランデー、紅茶から徐々に林檎、ザクロ、フルーツの甘さが舌にまとわりつくような味わい。
ウイスキーエージェンシー&ネクター ドン・ホセ 17年 52.9%
1995〜2012年瓶詰め、バレルサイズ熟成、パナマ産。 タバコ葉、林檎、等のニュアンスを持った複雑さとサトウキビらしい甘みのバランスが素晴らしい。
キンコー ”梅鶏”ラベル リトルミル20年 54.9%
1992〜2012年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。 供給元はウィスキーエージェンシーから。 果実味があり、甘くクリーミー。若干蒸れた段ボールの香り。
ワイルドターキー8年 50.5% 80年後期〜90年代流通ラベル
ワイルド・ターキーとは、野生の七面鳥の意で1855年創業。オースティン・ニコルズ家が、禁酒法解禁後に興したブランドで、当時に七面鳥狩りに興じていたマッカーシー家が友人たちに振舞っていた特別ブレンド・バーボンをワイルド・ターキーと名づけ、ニコルズ家が納入していたのが始まり。アイゼンハワー大統領が愛飲してい たことも有名。 1960年代まで自社の蒸留所は所有していなかったとのこと。 その名の通りに力強い風味とコクのある味わいが素晴らしい。
タンカレー マラッカジン 40%
通常のタンカレージンよりもジュニパーの使用量を抑え、シトラスの味を強調した”オールドトムジン”スタイルの甘口タイプ。 元々は1893年に発売されたオリジナルレシピを再現したもの。
マール・ド・ブルゴーニュ クロ・ド・タール
モレ・サン・ドニ村のモノポールのグラン・クリュ。そのクオリティはマールとしてもクロ・ド・タールの良さが伺えます。是非お薦めします。 SOLD OUT
ベル12年 特級 43%
1980年頃流通にて特級表記。 主なキーモルトは、ブレアソール、ダフタウンとグレンリベット、インチガワーなど。 程よく利いたスモーキーさとスッキリとした飲み口が味わえる。