インプレッシブカスク ホワイトラベル ストラスミル22年 50.9%
1990〜2013年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。 香りはレモンを絞ったチョコチップ入りスコーン、ミルキーバー、船着場のロープ、ハーブを添えたベーコン。味は蜂蜜とミルクをかけたミューズリー、バニラ、ハッサク、ミント、紅茶、ワックスを感じ、春の木漏れ日の中、森林でアフタヌーンティーを楽しんでいるような感覚。
エクスキャリバー エクセレンス10年 43%
ブランド名は中世の騎士道物語「アーサー王伝説」に出てくるアーサー王が持つ聖剣「エクスキャリバー」から命名。1886年より商標登録され、日本にも輸入されていたがほどなく終売となる。中身はスコットランド各地の秀逸なモルトを絶妙にブレンドしたブレンデッド・モルト「ジュレヴン」をベースにして造られていると言われ、複雑な風味と爽快なピートの香りが特徴の逸品と評価をされている。
ソサエティ 29.158 61.7%
2000〜2015年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。タイトルは”スモーキングガン”にてソサエティコメントは次のように。”最初は豊かで柔らかく、甘いピートの煙、次いで直火で焼いた栗、クレームカラメル、そしてカラメルにした赤砂糖の芳香。それからプロシュート乾燥熟成ハムと使い込んだレザーサドルの香りも。味はヒッコリーで燻したアーモンドとカシューナッツ、そしてスモーキングガンを使って「スモークド・オールドファッションド」をつくるような、蜂蜜…
ソサエティ 33.78 55.4%
1998〜2009年瓶詰め、1stフィルバレル使用。明滅する小さな残り火( Leaves little flickering fires)がタイトルになっている。ソサエティ・アーカイヴには次のコメントとなる。香りは、石鹸、灰、そしてメンソールが印象に残る。やがて、焙煎したブラジルコーヒー、表面を軽く焦がしたバニラのさや、グリルしたハム、パイナップル、焦げたヘザーの丘の斜面―焦げた香りが現れる。のちに、香りはさらに深まり、熟れたメロン、油…
信濃屋 ジ アンタッチャブルズ バーンサイド18年 56.6%
1996〜2014年瓶詰め、ホグスヘッド使用。シリーズネームの由来は”The Untouch-ables”(賄賂の通じない真面目な姿勢)の意を表し、また品質に徹底的に拘る信濃屋の意思表示とボトラーズへの原酒の供給が基本的にはないため蒸留所名が公開できないウィスキー業界のいわゆる”アンタッチャブル”な領域を掛け合わせたもの。 シリーズ第二弾にあたるボトルはウィリアム・グラント社が所有する今でもフロアモルティングを行うスペイサイドの蒸留所の…
サマローリ´Sピーティ 1995 for Whisky Live Tokyo 45%
1995〜2014年瓶詰め。2014年9月20日、21日に開催された”東京インタナショナル・バーショー&ウイスキーライヴ2014”の出展限定ボトルにあたる。 香りはヘザーハニー、トフィー、チョコ、干し草、バニラなどから始まり、海藻、塩、消毒液、ミントが徐々に侵食。 味わいは塩キャラメル、ヘーゼルナッツクリームが入ったウエハースチョコ、メープルシロップ、オイル漬けのオイスター、ブラックペッパー、ルバーブ、コーヒー、タマリンドジュースと多様…
ウイスキードリス 11thアニバーサリーブレンデットモルト 45.1%
ボトリングは2013年、シェリーバット使用。ドイツのボトラーであるウイスキードリス社11周年記念ボトル。最も若い原酒のヴィンテージは2001年を使用しているとのことだが、それ以外については遙かに古いヴィンテージの原酒を採用。原酒のブレンドは数年前に終えており、2013年11月のボトリングまでシェリーバットに詰め戻して追熟させるダブルマリッジを施して香味の一体感を高めている。 香りは熟したマンゴーやアプリコット、ドライフルーツ、ウッディネ…
バーターハウス 20年 45.1%
ディアジオ社が企画した”オーファン・バレル・プロジェクト”シリーズの第1弾。オーファンとは”親の居ない孤児”を意味する言葉で、ウェアハウスに埋もれている良質の長期熟成原酒を世に送り出すことをコンセプトに、リリースしていくもの。 バーターハウス20年はケンタッキー州ルイヴィルのスティッツェルウェラ蒸留所のウェアハウスで発見されたものを、テネシー州のジョージ・ディッケル蒸留所で瓶詰めしたもの。現在、スティッツェルウェラ蒸留所は閉鎖されており…
SAKE SHOP SATOオリジナルラベル カリラ 8年 51.6%
2007〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。供給元はe-Power。SAKE SHOP SATO”エンジェルス・シェアラベル”第三弾にあたる。
スリーリバーズ ”ダイナソー” ラフロイグ18年 53%
1997〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。スリーリバーズオリジナルラベル”ダイナソー”の9弾にあたる。今回のラベルに描かれた恐竜は、ストルティオミムスという長く力強い後ろ脚を持つ小型恐竜。香りは香ばしいモルト、スモーク&ヨード、酸味あるオーク、レモンピール。味わいはファーストはソフトで甘いモルト、すぐにシャープなスモークとヨードや磯、奥にレモン柑橘。フィニッシュはホット、スモークとレモンピールでビターに長く続く。
スリーリバーズ ”ダイナソー” ボウモア15年 58.7%
2000〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。スリーリバーズオリジナル「ダイナソー」8弾にあたる。ラベルに描かれたデザインは最強の恐竜と呼ばれるティラノサウルス。 香りは甘いヨードと磯、燻製香、ホップ、グレープフルーツの皮。味わいはライトな南国フルーツやグレープフルーツ、スモークと甘いヨードにオーク。フィニッシュはホットでスモーク&クローブ、最後はグレープルフルーツのピールで非常に長く続く。 ちなみにマスコットの三河屋クンはピースサイン…
デュワーラトレー ボウモア19年 for WHISKY HOOP 55.1%
1996〜2015年瓶詰め、246本リリースにてバーボンホグスヘッド使用。香りはオレンジピール、緩やかにライチやパッションフルーツ、バニラ、香ばしい麦、潮と強めのピート。味わいはパッションフルーツ系のトロピカルフルーツでとてもフルーティさのある甘味、磯っぽさとスモーキーさが分かりやすい。余韻はピーティで長く続く。 是非お薦めします。
スリーリバーズ ”ダンス” グレンタレット26年 48.2%
1988〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。”ザ・ダンス”シリーズ第19弾にあたる。ラベルデザインはテイストにあわせて、クリーミーでフルーティーな優しいボディ、軽やかで軽快なイメージを、タップダンスを踊る女性で表現とのこと。香りは青いバナナ、リンゴと杏子、シトラス。味わいはクリーミーで甘くシルキー、塩キャラメル、奥にラフランスやバナナ、フィニッシュはスパイシーなハーブー系と軽いビターチョコで心地よく長く続く。
バランタイン リミテッド 43%
アジアの免税店限定にて販売。20年〜30年ものの長期熟成モルト原酒とグレーン原酒をブレンド。香りは洋梨やピーチのようなフルーティ、しっかりとした麦芽の香ばしさが感じられる。味わいは極めて滑らかでコクがあり、徐々に噛みしめるように甘みが分かりやすく。
モリソン&マッカイ ”ワールド・ワンダー” トマーチン25年 55.2%
1987〜2012年壜詰め、ホグスヘッド使用。モリソン&マッカイのプレミアムレンジで、ワールドワンダー(世界の七不思議)は古代に建てられた7つの建造物のことで意味し、1つを除き現存しない謎の多い浪漫にあふれた建築物をテーマにラベルを作成される。 トマーティン1987(オリンピアのゼウス像)は、飲み応えと熟成感のあるタイプ。香りはフレッシュなイチジク、アカシアのはちみつ、クルミ、黄桃、柿、バニラで芳醇で奥行きがあります。口に含むとパッとス…
シップスミス VJOPロンドンドライジン 47.7%
ポットスティルとコラムスティルを組み合わせたユニークな蒸溜器で良質な部分のみを選出しているため、究めて生産数の少ないジン。VJOPはVery Juniper OverProofの略。 材料も厳選して世界中から慎重に集められた10種類のボタニカルを使用。 マケドニアのジュニパー・ベリー、ブルガリアのコリアンダーの種、フランスのアンゼリカの根、スペインのリコリス(カンゾウ)の根、イタリアのオリス(シロバナイリス)の根、スペインのアーモンド、…
テンプルトン ライ スモールバッチ 45%
製法はヘビーチャーしたアメリカンオークバレルの新樽で最低4年間熟成にて瓶詰め。 1920年の禁酒法時代から存在しているブランドで、アイオワ州の小さな町で製造。その品質の高さから、悪名高きアル・カポネの知るところとなり、ニューヨーク、シカゴなどに広められることとなる。晩年、アルカトラズ刑務所に投獄されたアル・カポネはテンプルトンが忘れられず、刑務所の中に使い持ち込ませ、実際に独房からボトルが発見されているとのこと。製法の法律上では、ライ麦…