ディクタドール コロンビアン・エイジド・ジン オートドキシー 43%
1913年設立のディステリア・コロンビアの以前の社長であったダリオ・パーラの手によって作られたレシピがこの“オートドキシー”の元となる。彼は無類のジン好きであったらしく、何度もイギリスを訪れて勉強し遂にはコロンビアでジンを作ろうと決心することになる。幾多の研究と経験をもとに、とうとうジンは完成したが、このレシピは世に出回ることもなく、しばらくは彼の個人消費のためだけに生産されていたとのこと。ちなみに原料は果実・香草・根・種子やスパイスな…
OB限定 アラン17年 54.9% for Arran Ambassdor Shinanoya 20周年記念ボトリング
1998~2015年瓶詰め、シェリーホグスヘッド使用にて生産本数312本。2015年にて創業20周年を向かえたアラン蒸留所の原酒をアジア圏で初の「アラン・アンバサダー」となった信濃屋が厳選する、通称「アンバサダーカスク」シリーズにあたる。ちなみに1998ヴィンテージのリリースは、人気漫画「BARレモンハート」にも取り上げられる程、話題を集める1本とのこと。香りは青林檎、レモンパイ、アラン特有の蜂蜜、ややハーブ、チョコレートフレイバーのシ…
マルス モルテージ ”越百” 40%
複数のモルト原酒をヴァッティング。「越百」は、中央アルプスに連なる山の一つである「越百山」から名付けられている。また、宇宙を連想させるコスモ(小宇宙)という呼び名から、中央アルプス山麓にある信州マルス蒸留所から見上げる夜空をイメージしたラベルデザインにも繋がっている。 香りはハチミツやキャラメルを連想させるふくよかな甘さ、ほのかなスモーキーフレーバー、熟した果実の匂い。口当たりは丸く柔らか、優しい余韻。アフターは短い。
ケイデンヘッド ”ダッシーズ” スプリングバンク12年 46%
香りは擦った皮ベルト、ニッキ、ミルクチョコに少々ミーティーさを感じる。 味わいは滑らかで優しくほんのりと甘いが徐々にソルティーになり、塩キャラメルを想像させて、クローヴなどのスパイシーさがでてくる。アフターはジンジャーのような甘さと苦味を感じる。全体的にスマートな印象。 SOLD OUT
OB オーヘントッシャン スプリングウッド 40%
年数表記無し、アメリカンバーボンウッド使用。免税店向けアイテム。香りは甘く、軽やかで柑橘系が目立つ、新鮮なアーモンドの匂い。味わいは香りに似て甘く、柑橘類、レモンとクリームでクリーミー。かすかにアニスシード、ショウガで印象でドライに感じる。フィニッシュは短い。
デュワーラトレー カスク・アイラ 46%
年数表記無し。デュワーラートレイが以前にリリースされたヴァデッドモルト”カスクアイラ”の後継ボトルにて今回はシングルモルトにて販売。蒸留所名は公開されておらず、ナチュラルカラー&ノンチルフィルターにて瓶詰。スモールバッチのリリースにてアウトターン約6000本となる。香りはスモーク、ヨードにレモンの柑橘が感じられる。味わいは、スモーキー、モルティな甘みとレモンピール。フィニッシュはスモーク、ミンティでクローブをうっすらと感じられ、極めて穏…
スプリングバンク18年 56% for Bar Caruso 10th Anniv Speyside Way&SHINANOYA
1995〜2014年瓶詰め、リフェルシェリーカスク使用。BarShow向け限定ボトル。香りはキャンベルタウンの潮風、麦芽、青いトマト、フローラルでややピーティな香り。その奥からベリー系フルーツを期待させる濃厚で甘やかなニュアンス。味わいは口に含むと、まずブリニー、キッパー、オリーヴ、リコリス、シェルドネの辛口白ワインから徐々に、オリーヴ、ピンクグレープフルーツ、ストロベリージャムとベリー系フルーツが濃厚に。フィニッシュには塩バニラアイス…
富士御殿場蒸留所 20周年ピュアモルト 40%
1973年創業から20年経た1993年に限定ボトルとして販売され、人気があったのでそれからも定期的に販売されている。連続式蒸留器で製造したモルトウイスキーと、単式蒸留で作られたモルト原酒をバッティングしたピュアモルトとなっている。香りはリンゴのようなエステリーが目立ち、バニラ、乾いた木材、青々した草。味わいはライトでスムース、コンポートしたリンゴ、ライチとアプリコットの甘酸っぱさ。フィニッシュは後を引かず、単調だがまとまり方が素晴らしい…
ウイスキーフープ OB アラン18年 49.4%
1997〜2015年瓶詰め、シェリーホグスヘッド使用。香りはドライアプリコット入りウェハース。味はオレンジガナッシュ、砂糖。一瞬ゴルゴンゾーラ風味を感じるユニークな面もあるが、全体的に秀逸なミディアムタイプ。 是非お薦めします。
シャトー ド ブレイユ24年 53.4% for BAR Calvador& Shinanoya
ペイ・ドージュ地区。京都のバーカルヴァドールと信濃屋のコラボボトル。香りは蜜蝋、バニラ、リコリス。ほのかにココアを感じさせ、ウッディさもある。味わいは、砂糖漬けしたリンゴ(リンゴのお菓子、タルト・タタン)が現れ、口の中にリコリスがしっかりとと感じられる。フィニッシュはバニラや皮袋が出てくる。 是非お薦めします。
バスタブ・ジン オールドトム 42.4%
Professor Cornelius Ampleforthシリーズのバスタブ・ジンのタイプ。バスタブ・ジンは19世紀の密造時代に、ボタニカルを蒸溜ではなく、浴槽を使用し、スピリッツに浸漬してつくられていたことに由来するコンパウンドスタイルのジンから命名。 香りは爽やかなジュニパーをメインに心地よいオレンジ、コリアンダー、カルダモンにシナモン。口に含むトムジン特有の甘みが感じられ、ジュニパー、フルーティーなオレンジピールが出てくる。アフ…
キングスバリー”ゴールド” メインバライル15年 56.8%
2000〜2015年瓶詰め。メイン バライル(MHAIN BARAILLE)とは、ゲール語でONLY BARREL、つまりシングルカスクを意味している。これはアイラバッテッドモルトにあたり、構成モルトは、アードベッグ60%+ラフロイグ35%+ボウモア5%となる。アードベッグのスモークやピート感とオイリーさに加え、柑橘系のフルーティーさに海辺やヨードと全てが一体化し、未熟感もなく甘く飲み応えと柔らかさを兼ね備えていている。
ケイデンヘッド ブレアソール14年 46%
2001〜2015年瓶詰め、シェリーホグスヘッド使用。香りは土っぽさのあるシェリー、リコリス、ユーカリ、プラム、蜜蝋。味わいはトフィー、アップル、オレンジなどのフルール、クローブ、カルダモン、ブラックペパー。
ケイデンヘッド ロイヤルロッホナガー18年 55.9%
1998〜2015年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。香りは香木、砂糖を煮詰めたシロップのように甘い。味わいはグラッシーでスライスオレンジの入ったビターマーマレード、コーヒービーンズ、カルメ焼き、ふくらみのある甘さと苦みが絡み合う余韻が続く。
ケイデンヘッド クラガンモア22年 56.3%
1993〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。香りは香ばしさの加わったドライアップル、ホワイトチョコレート、じんわりとアニスシード。味わいはなめらかなホワイトチョコレート、マンダリンオレンジジャム、セージやレモングラスのスパイス。
ファイン・ブレンデッドウイスキー 山桜 40%
発売日は2015年6月にリリース。笹の川で製造販売していたチェリーウィスキーXXVの後継品とのこと。原酒は山桜15年と同時期のものを一部使用してのブレンド配合となる。