デュワーラトレー ラフロイグ13年 for Three Rivers 59.3%
1998〜2012年瓶詰め、バーボンバレル使用。香りは非常にバニリンでスモーキー、BBQ、炭焼き、レモン柑橘。味わいは香りと同じくバニリンでスモーキーさが感じられ、骨太なボディに奥から柑橘系のフルーツ。フィニッシュはスモーキーで心地よいクローブの苦味、非常に長く温かい。
ナインリーヴズ オルモストスプリング カベルネソーヴィニヨンカスク 48%
アメリカ・カリフォルニア州にあるワイナリー・ウェンテ ヴィンヤーズの赤ワイン樽(カベルネソーヴィニヨン種)の空き樽に詰めて熟成。春先に原酒のナインリーヴズ クリアを樽詰めし、暑い滋賀の夏と厳しい寒さを乗り越えておよそ1年熟成させたもの。名称の由来は、秋冬の熟成を経てリリースされる商品として日本語の春から想起させられる、華やかさや春先の陽の光のような期待感、新たな可能性の始まりといったイメージ表現し、命名。
TSUZAKI ”Prayer” レダイグ8年 59.2%
2005〜2013年瓶詰め、リフェルバーボンホグスヘッド使用。ウイスキートーク福岡2014の記念ボトル。 香りは焦げたスモーキーさ、タイムなどのハーブ、蒸れた段ボール、ヨードのアクセント。味わいは麦の甘みとフルーティーさ、焼けた草、落花生の薄皮、アフターにグレープフルーツのワタ、遅れてピーティー。 是非お薦めします。
マール・ド・ブルゴーニュ1996 40% ドメーヌ・ジャナン
ブルゴーニュ・メルキュレイの最上モノポール”クロデヴォワイヤン”を所有する作り手”ドメーヌ・ジャナン=ナルテ・ペールエ・フィス”のヴィンテージマール。ラドゥー社製のフレンチ・オークのバリック(容量228ℓ)で10年以上熟成される。 また氏が造るマールは、毎年生産はされず例えば1996年(630本)、2003年(650本)と、ヴィンテージにより限定数生産されているのが特徴。味わいはドライ・フルーツと軽く蜂蜜、甘草が表現された円みと果実味の…
フィンドレーター ファウンダーズ スパーブ8年 43%
フィンドレーターという酒名は、創業者であるアレクサンダー・フィンドレーターの姓にちなんでいるが、その姓の由来はスコットランド東北部バンフ地方の地名に由来しているとのこと。ちなみにここはスペイ川下流地域にあるのでグレンリベットなどの有名な蒸留所も近くに存在する。このフィンドレーター家が酒類を販売し始めたのは1863年からという歴史を持ち、 このファウンダーズ・スーパーブは”創業者たちの逸品”の意を表す。味わいは爽やかな風味とスムースな口当…
KINKO ”桜花” グレンリベット30年 44.4%
1982〜2013年瓶詰め、リフェルホグスヘッド使用。香りは青リンゴ、新緑の若木に黄色い花、ハチミツの甘さ、桃の種。 味わいはライトでクリーン、麦芽っぽさもあり、爽やかにピーチっぽいフルーティーさ。フィニッシュは控えめで草っぽい苦味。 是非お薦めします。
TSUZAKI ”The Statue” ブナハーブン22年 48.7%
1991〜2013年瓶詰め、リフェルシェリー使用。ウイスキートーク福岡2014の記念ボトル。香りは青リンゴ、蒸した塩豆にフルーツピール、黄色い花、擦ったビロード。味わいは穏やかでクリーミー。少しのトフィーとミルククリームの甘さ、アフターにフルーツピールの苦味。
アンガヴァ・カナディアン・プレミアムジン 43.1%
カナダ、アンガヴァ地方産。手作業で少量ずつ醸造、蒸留をして、天然植物原料100%のブレンドの妙を存分に引き出しているとのこと。ちなみに使用される希少なツンドラ植物は、現地のイヌイットにより手摘みされ、フェアトレードを通じて購入。独特の色合いも、蒸留後にハーブを追加することにより生み出される。 風味も穏やかで口当たりもスムースでマイルド。
アブサン・ルー ハーバル・ワイン・スペシャリティ 18%
主成分として白ワインを使用。そこに、ニガヨモギ、レモン・バーム、アニス、コリアンダーやミント、シナモンなどをブレンドして製造。
ダブルオーク シングルバレル アメリカンウイスキー -Ken’s Choice GOLDEN- 53.8%
2006〜2012年はケンタッキーにて、2012〜2015年は秩父蒸留所にて熟成。2015年に10周年を迎えた新宿・ゴールデン街「Ken’s Bar」のプライベートボトリング。マスターの松山氏自らが選びぬいたケンタッキー州ローレンスバーグで蒸留され6年熟成したバーボン原酒を、日本でローチャーの新樽に移し秩父蒸留所の熟成庫で約2年熟成の後、バレルプルーフでボトリング。
デュワーラトレー アイル・オブ・ジュラ24年 54% for Shinanoya
1988〜2014年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。信濃屋のプライベートボトルにあたる。 香りは蜂蜜、イースト、奥から乾燥茶葉や煙草、芝刈り、ややチーズ、全体的にフェインティなアロマが支配する。味わいは柔らかく、ミルクキャンディー、フルーツヨーグルト、甘いソープ、ドライアプリコット、青いトマト、ややグラッシー。フィニッシュは長く、徐々にドライで仄かにスモーキー、リコリス、クローヴ、ペッパーのスパイス。
コパーヘッド・ジン 40%
ベルギー産。その昔、名前の由来はその昔、不老不死の薬を求めた錬金術師”コパーヘッド”氏の名に因んで。5種類のボタニカルをシンプルに使用(アンジェリカ、ジュニパー、カルダモン、オレンジ果皮、コリアンダー種子)し、銅のポットスチルで作るとてもクラシックなタイプ。味わいも素材の美味しさ、エキスをただ素直に楽しめる。
ジンマーレ 42.7%
スペイン産。スペインの小さな漁村“コスタ・ドラダ”でつくられる地中海産ジン。 ジンの生産に伝統的に用いられるジュニパーやオレンジピール、レモンピール、カルダモン、コリアンダーなどの他に地中海地域産のオリーブ、バジル、タイム、ローズマリーがボタニカルとして使用。柑橘類の爽快さ、ハーブの複雑味とオイリーさのある厚みの感じられる旨みのバランスがとても良い。是非お薦めします。
ディクタドール コロンビアン・エイジド・ジン オートドキシー 43%
1913年設立のディステリア・コロンビアの以前の社長であったダリオ・パーラの手によって作られたレシピがこの“オートドキシー”の元となる。彼は無類のジン好きであったらしく、何度もイギリスを訪れて勉強し遂にはコロンビアでジンを作ろうと決心することになる。幾多の研究と経験をもとに、とうとうジンは完成したが、このレシピは世に出回ることもなく、しばらくは彼の個人消費のためだけに生産されていたとのこと。ちなみに原料は果実・香草・根・種子やスパイスな…
OB限定 アラン17年 54.9% for Arran Ambassdor Shinanoya 20周年記念ボトリング
1998~2015年瓶詰め、シェリーホグスヘッド使用にて生産本数312本。2015年にて創業20周年を向かえたアラン蒸留所の原酒をアジア圏で初の「アラン・アンバサダー」となった信濃屋が厳選する、通称「アンバサダーカスク」シリーズにあたる。ちなみに1998ヴィンテージのリリースは、人気漫画「BARレモンハート」にも取り上げられる程、話題を集める1本とのこと。香りは青林檎、レモンパイ、アラン特有の蜂蜜、ややハーブ、チョコレートフレイバーのシ…
マルス モルテージ ”越百” 40%
複数のモルト原酒をヴァッティング。「越百」は、中央アルプスに連なる山の一つである「越百山」から名付けられている。また、宇宙を連想させるコスモ(小宇宙)という呼び名から、中央アルプス山麓にある信州マルス蒸留所から見上げる夜空をイメージしたラベルデザインにも繋がっている。 香りはハチミツやキャラメルを連想させるふくよかな甘さ、ほのかなスモーキーフレーバー、熟した果実の匂い。口当たりは丸く柔らか、優しい余韻。アフターは短い。
ケイデンヘッド ”ダッシーズ” スプリングバンク12年 46%
香りは擦った皮ベルト、ニッキ、ミルクチョコに少々ミーティーさを感じる。 味わいは滑らかで優しくほんのりと甘いが徐々にソルティーになり、塩キャラメルを想像させて、クローヴなどのスパイシーさがでてくる。アフターはジンジャーのような甘さと苦味を感じる。全体的にスマートな印象。 SOLD OUT