ウイスキードリス アードモア20年 49.5%
1992〜2012年瓶詰め、バーボンバレル使用。ウイスキードリス社は、オーナーであるドリス・デペラー氏が2003年にスタートしたドイツのボトラーにあたる。同社はドイツのモルト愛好家が集まるサイトで、ベストウイスキーショップにも輝き、自社のオリジナルボトリングだけでなく、レアで高品質な商品を中心としたセレクションが高く評価されている小売店と言われている。またオリジナルボトリングに対する姿勢は非常に頑なで、慎重にサンプルをテイスティング、最…
信濃屋 ウイスキーエージェンシー 〜和 Nagomi〜リトルミル22年 52.1%
1989〜2012年瓶詰め、EXバーボンバレル使用。 ラベルデザインは、日本三景の名勝「厳島神社」を採用。カルバドスを連想させる林檎の香り、ややバニラ、メントール・ハーブのニュアンスと柑橘類の爽やかさ。 口に含むと、青いバナナ、グレープフルーツ、白桃シロップ、洋梨にミント、ホワイトペッパーを振ったフルーツサラダ、金柑の苦味と甘み。全体的に口当たりの良いバランス感を楽しめる。 是非お薦めします。
デュワーラトレー ハイランドパーク26年 53.6%
1984〜2011年瓶詰め、バーボンカスク使用。 ヘザーや干し草の類に革製品の擦ったニュアンス、土壌の湿った感触とメロンの皮、紅茶のようなまとまった香り、ちょっと潮風を感じる。味わいは蜜のような甘さから早いペースでペッパーのようなパチパチっとした感触から塩っぽさが目立つアフターへと変化する。 年数の割にはスマートな感じ。 是非お薦めします。
エクスクルーシヴ・モルツ マッカラン13年 53.7%
1997〜2011年瓶詰め、リフェルホグスヘッド使用。香りは甘く、粉砂糖とアプリコットやプラムなどのドライフルーツ。味は甘さとフルーティーさが広がりフィニッシュは少しホットで、ビターさとプラムの甘さのようなアフターが続く。
バランタイン17年 ミルトンダフエディション
モルト原酒とグレーン原酒を40種類以上使用してバランスのとれた味わいを構成する中で、特にスコットランド北東のスペイサイドにあるミルトンダフに焦点を当て、オレンジマーマレードのようなフルーティな香りやミルクチョコレートとシナモンを思わせる甘くスパイシーな味わいを最大限引き出した味わいになっている。
ePower ”ギア” クライヌリッシュ14年 51.5%
1997〜2012年瓶詰め。 ePowerの5周年記念ボトルとしての初プライベートボトル。熟成期間、気候や樽、すなわち「Gear」の組み合わせで違った味わいになる面白さを追求したシリーズとなる。味わいは、しっかりめの甘さの中に、果物・ハーブ様の爽やかな酸味を包含。
ePower ”ギア” クライヌリッシュ15年 52%
1996〜2012年瓶詰め。 ePowerの5周年記念ボトルとしてリリースされた初プライベートボトル。熟成期間、気候や樽、すなわち「Gear」の組み合わせで違った味わいになる面白さを追求したシリーズ。 白い花や蜂蜜、ナッティーさのある香りと優しい甘さを感じさせる柔らかなスタイル。
OB タリスカー ポートリー 45.8%
年数表記無し。リフィル・アメリカンオーク樽とリフィル・ヨーロピアンオーク樽で熟成させた原酒に、内側を激しく焦がした樽で熟成させた原酒をヴァッティング。これを更にポートワインの空き樽で数ヶ月熟成。 ポートリーの綴り「Port Ruighe」の由来は、タリスカー蒸留所のスカイ島にある港町ポートリーのゲール語綴り(英語だとPortree)とポートワインをかけているとのこと。 全体的にスモーキーな甘口でソフトな印象の味わい。
スリーリバーズ ”ザ・ソープ” ジュラ24年 54.1%
1988〜2013年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。同社のシリーズ「Bowmore / The Perfume」後継シリーズ”ザ・ソープ”の第1弾。石けんを連想させる香りは好き嫌いが大きく別れる要素を含むが、ポップなラベルが目を引くだろうと思われる。香りは、チャーしたオーク、フルーツキャンディー、アプリコット。味わいは、ウッディで奥から甘い石鹸、ほのかなパフューム、フィニッシュにややスモーキーでドライ、クローヴ。
スリーリバーズ ”ダイナソー” ボウモア 12年 52.6%
2000〜2012年瓶詰め、バーボンバレル使用。美しい恐竜の絵を採り入れたアーティスティックなラベルが最大の特徴で、これで第4弾となる。今回の恐竜は「ヴルカノドン」で、体が大きく長い顎を持つ草食恐竜では最古とのこと。 香りは、ライトな南国フルーツ、グレープフルーツキャンディー、潮。味わいはライトだが優しく甘いトロピカルなフレーバーとスモーク。フィニッシュはバニリンでスモーキー&潮。 是非お薦めします。
キングスバリー カスクストレングス ”リミテッドエディション” ボウモア14年 46%
1998〜2012年瓶詰め、バーボンバレル使用。香料のピーチや磯っぽさ、微妙にラベンダーの匂い。 口当たりは滑らかで甘く、徐々に塩っぽさが見えてきてアフターはスモーキーさが出てくる。 アイラの個性は優しく感じられる。
キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ラフロイグ22年 53,7%
1990〜2012年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。グレープフルーツのワタ、レモンキャンディーと炭火の匂い、バニラの甘さや穏やかなピートの香り。 味わいは、甘く滑らかで徐々に魚介のダシっぽさと塩っぽさを感じ、アフターにピートの温かさが残る。 加水すると削り節のニュアンスが強く感じられる。 是非お薦めします。
キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ボウモア17年 53.6%
1995〜2012年壜詰め、リフェルシェリーバット使用。埃っぽい本棚、徐々にいぶりがっこのような匂いとミーティー、焼いた麦と灰、くすんだマンゴーシロップに薄っすらと感じるラベンダーと曇った日の磯の香り。 味わいはシロップっぽい甘さが感じられ、徐々にささやかな南国フルーツとオレンジのニュアンスから塩っぽさとピートが遠くで感じられる。
キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ラフロイグ12年 55.6%
2000〜2012年壜詰め、バーボンホグスヘッド使用。炭とピート、苦みのあるハーブ、磯っぽさが混ざったような感じが蒸れたように感じる香り。 味わいは、甘くシロップ付けのグレープフルーツから徐々にアイラっぽさが力強くなりフィニッシュに塩っぽさとリコリス、タールが感じられる。
ロングロウ 11年 ”RED”カベルネ・ソーヴィニヨン・カスク 52.1%
オーストラリアのAngove Long Rowのワイン樽を使用。 7年間リフィルバーボン樽で熟成後、4年間カベルネ・ソーヴィニヨンのホグスヘッドで追加の熟成。トップの香りは甘く、クリーミーで、バニラトフィー、ラズベリージャムにチェリー、ミント。しっかりとピートスモーク。
ダグラスレイン OMC ダルユーイン15年 50%
1997〜2012年壜詰め、リフェルバレル使用。香りは麦芽の優しい風味、うっすらとシトラス、ドライフルーツの入ったシリアル、花の様な芳香も感じられる。味わいは香りよりはしっかりとした口当たりでソフトなクリーミーさ、コーンの様な甘さと草っぽい苦味を感じる。余韻は静かに引くように短い。
カスク&シスル グレンリベット14年 57.2%
1998〜2013年瓶詰め。 アプリコットのような甘酸っぱい香り、樽香のニュアンス。味わいは、ミディアムボディでオイリー、メープルシロップのような甘さ、ほのかにピートを感じる。
OB タリスカー25年 4th 57.8%
2004年瓶詰め、リフィル・カスク使用。 香りは、上等な革製品に硫黄、ナッツミルクとスパイシーさが伴う。味わいは、オイリーで柑橘類のフルーティーさ、唐辛子とチョコ、リッチでピリッとした味が長く続く。是非お薦めします。