インプレッシブカスク カリラ8年 59%
2008~2017年瓶詰め、ホグスヘッド使用。香りは波しぶきの上がる磯にいるような潮の香りに、くすぶった焚火から広がるスモーキーさが混ざり合い、ゆっくりとビスケット、レモンピールが感じられる。味わいは温かみがあり、フレッシュ。ピートスモークと共に朝取りレモンの爽やかさがまじりあい、シロップ、バニラの甘味が綿菓子のようにふわりと口の中に広がり、すぅっと口の中に染み込むように溶け、サクサクのビスケットの香ばしさと甘さが分かりやすく。
ウエスト・オブ・ケンタッキー・バーボン #1 47.8%
カリフォルニアワインの中心地の一つであるソノマにある、ソノマ・カウンティ・ディスティングがつくるクラフトバーボン。コパーポットスティルを二度直火蒸留。#1と#2があり、#1はアメリカ産イエロー・コーン、アンモルティッド・ライ、桜材でスモークされた大麦から原酒をつくり、#2はアメリカ産イエロー・コーン、カナダ産冬小麦、ワイミング産モルトバーレイからつくられる。
OB ベンネヴィス マクドナルド 46%
年数表記無し。ベンネヴィス蒸留所設立185周年記念オフィシャルボトリングにて、創業者のマクドナルド氏を称えた限定ボトルにあたる。 テイスティングコメント:香りはココア、ベリーに湿った木材。甘い黒蜜にかすかなスモーキーさ。味わいはビターチョコ、ほんのりと甘く赤い実の酸味、土っぽさの残るおが屑、かすかにピーティーでしっかりとしたシェリーのよう。 フィニッシュはスイートでビター。 是非お薦めします。
ラム・ネイション レア ラムコレクション サヴァンナ レユニオン15年 52.8%
2001~2016年瓶詰め、スモールバッチにてセカンドフィル・コニャックカスク使用。生産本数480本限定。香りは深い甘みを感じるフルーツのコンポート、濃いめのセイロンティー、スパイシーでタンニンを感じる。徐々になめし革の擦れた匂いとオレンジピール。味わいは粗さを感じさせない重厚なボディ、とてもリッチで心地よい甘みと優しいがしっかりした芯のあるコク。フィニッシュは優雅でとても艶めかしい。 是非お薦めします。 &…
ラ・コフラディア エクストラアネホ セラミックボトル 40%
メキシコ・ハリスコ州テキーラ町に拠を置くラ・コフラディア蒸留所の限定ボトルにあたる(2010年の南アフリカ・ワールドカップの記念ボトルでサッカーボールを象徴する球形のセラミック・ボトルにて提供)。エクストラ・アネホは、ブルー・アガヴェを100%原料にホワイト・オークにて3年以上熟成させたもの。香りはテキーラ特有のハーブのような葉のニュアンスに青野菜、甘い蜜。味わいは少し苦味を感じるがとてもクセのないマイルドな舌触りに変わり、丸みのある甘…
ディクタドール20年 40%
コロンビア産。ディクタドールは原料にヴァージン・シュガーケーン・ハニーを使用し、銅製の単式蒸留器とスチール製の連続式蒸留器の併用による蒸留方法を採用。熟成にはリフィル・オークバレルにでソレラシステムで熟成している。香りは 焙煎したコーヒー、トフィー、バニラに蜜の甘さを感じる。味わいは滑らかなキャラメル、バニラにココア、とてもまろやかで甘みが膨らむかのように広がる。フィニッシュは優しくゆっくりと消えていく。 是非お薦めします。
キングスバリー ”ボン洋酒店30周年” ラフロイグ17年 54.9%
1999~2016年瓶詰め、ホグスヘッド使用。香りはピート、乾いた炭、ハニーとグレープフルーツのワタ。遅れてパッションフルーツ。味わいは甘みのあるピート、パッションフルーツ、柑橘類、優しくソルティー。フィニッシュに炭の苦味、ほのかに消えかける焚火のようにスモーキーさが残る。
季のTEA 京都ドライジン 45%
京都ジン”季の美”の『お茶のエッセンス』を引き上げた限定ボトルにあたる。このボトルは、京都宇治市にある明治12年創業の老舗茶舗「堀井七茗園」とのコラボレーションで生まれたとのこと。 室町時代に足利将軍が指定した後世宇治七茗園の中で唯一現存する「奥の山」茶園で栽培した玉露と碾茶(てんちゃ)を「季のTEA」のためだけに特別な配合でブレンドし、良質なお茶の深い香りと旨みをじっくりと引き出し蒸溜。 また酒税法の規定によりラベル表記は45度とアル…
カシャッサ セレッタ ボアジーニャ 42%
原産地はブラジル・ミナスジェライス州サリナス市。バルサモという木の樽で4年熟成を施す。名前の由来は、昔お客さんが店で注文をする際に、「aquela boazinha=あの良いのを1杯」(boazinha=良い、良質の)と言っていたことからそのまま名前になったという。仄かな酸味と桜餅の様な香りにスモーキーさも加わり味わいも上品にまとまっている。
カシャッサ セレッタ 42%
原産国はブラジルにてミナスジャライス州リナス市にて。ウンブラーナという木の樽で2年間熟成させ、自社農場で栽培されたさとうきびを原料にして伝統的な手作業での醸造を施しているとのこと。生産量は少ないながらその風味はカシャッサ本来の芳醇さを存分に発揮。
ニッカウヰスキー 余市 ウッディ&バニラ 55%
年数表記無し(2014年後期まで12年の年数表記のあったボトルが販売されていた)。余市蒸留所限定ボトルにあたる。香りはバニラでとてもウッディさが目立ち溶剤のようにも思える。新樽にて熟成を促しているからか、ブドウの葉のようなニュアンスがよく想像される。味わいはタンニンを感じやすく甘くてビターさが目立つ。フィニッシュは長くとてもビター。
ニッカウヰスキー 余市 シェリー&スイート 55%
年数表記無し(2014年後期まで12年の年数表記されたものが販売)。余市蒸留所限定ボトルにあたる。香りはシェリー由来の甘いニュアンスと樽香が感じられ、ドライレーズン、カカオにスパイシーな匂い。味わいはほろ苦くて焼いた香ばしいパンの甘み、チョコ。フィニッシュはスパイシーさが分かりやすく残る。
ニッカウヰスキー 余市 ピーティー&ソルティ― 55%
年数表記無し(2014年後期までは12年の年数表記のものが販売されていた)。余市蒸留所限定ボトルにあたる。香りはややツンとしてドライ、荒さを感じるピーティーさ、 ハーブにクラッカーのような甘さを思わせる。徐々にヨード、潮風を感じる。味わいは力強さのある麦芽の香ばしさ、樽独特の苦みに塩っ気を感じる。 フィニッシュには鋭い塩っ気とスパイシーさが感じられ、乾いた麦芽と石炭や土壌のニュアンスが長く残る。
3R ”ザ・ダンス”ラフロイグ22年 50.4%
1987〜2010年瓶詰め。リフェルホグスヘッド使用。魚の香ばしい燻製の匂いに燻したスモーク香が何ともたまらないが嫌みな刺激はあまり感じない。 味わいはグレープフルーツやレモンの柑橘類の酸味や苦みに旨味のあるピートをゆっくりと決して弱くなく感じることができる。 アフターに鼻腔をくすぐる感覚に若干の甘さが残る。 是非お薦めします。 SOLD OUT
エディションスピリッツ ハイランドパーク21年 50.9%
1989〜2011年瓶詰め、1stフィルシェリー使用。ダグラスレイン社の縁者であるアンドリュー・レインが立ち上げたボトラーズ。 香ばしいナッツ、干し草にべっこう飴、オレンジピールと甘い蜜の様な香りを感じる。味わいはハーブを噛んだ様な苦み、ハイローストのコーヒーのビターさにハニースイート、フィニッシュは温かくスパイシー。 ウイスキーとして模範的な素晴らしさを感じる。是非お薦めします。 SOLD OUT
ウイスキーエージェンシー”BIRDS”ハイランドパーク 25年 54.6%
1985〜2010年瓶詰め。香りと味のメリハリがはっきりとしている感じ。是非お薦めします。 SOLD OUT
ピアレス・コレクション グレンロセス 41年 50.9%
1968〜2010年瓶詰め。2010年に行われた”ウイスキーマガジンライヴ!”にて選ばれたボトル。 香りと味わいのバランスがとても良く素晴らしい出来栄え。是非お薦めします。 SOLD OUT
エディションスピリッツ ティーニニック28年 49.5%
1982〜2011年瓶詰め、リフェルバーボン使用。 香りは白桃、蜜柑の葉にミネラル感が少し、ココナッツサンオイルの様なニュアンスが鼻腔にツンっとくる。ちょっとスモーキー。 味わいは最初はクリーミーに、酸味のある滑らかさ、まとわりつく甘さにレモンキャンディーに草っぽさが感じられ徐々にドライになり白コショウとさらに草っぽさが分かりやすくなる。時間が経つほどにアカシアの蜜のような甘さが分かりやすくなる。加水すると青リンゴのニュアンス。甘さとビ…