G&M エクスクルーシヴカスク バルブレア20年 49.5%
1993〜2014年瓶詰め、リフェルバーボンバレル使用。香りは甘いバニラとトーストしたモルトにハチミツ、フレッシュフルーツ、かすかな青リンゴとバナナのニュアンス。 味わいは甘く、最初に淡いペッパー香。マンゴー、熟したバナナ、レモンのようなフルーツ香にフィニッシュは緩くクリーミーで、チョコレートの余韻。
リゼルヴァ・カルロ・アルベルト ヴェルムート・エクストラ・ドライ 18%
エルバルーチェ、モスカートダスティの高品質なオーガニックワインをベースとして、ニガヨモギ、キナなど21種類のハーブを混ぜあわせた至高のイタリアンヴェルモット。 酸化防止剤をヴェルモット製造時に使用せず(ベースのワインには使用されています)、そのSO2量は自然派ワイン並みの38mg/Lを誇り、極めて自然な味わいを堪能できる。 是非お薦めします。
ジャパニーズ・スピリッツ 光遠 45%
本坊酒造産。日本を代表する蒸留酒の一つ”芋焼酎”を使用し、それに鹿児島産の”ゆず”と”緑茶”などを加え独自製法で仕込み再留し作り上げている。ボタニカル由来の果実香と芳香がとてもユニーク。ストレートでもカクテルにでも楽しめるような可能性を感じられる。 是非お薦めします。
ミクターズ シングルバレル10年 47.2%
熟成年数は10年以上となる。ワイン・アンド・スピリッツ誌に「アメリカで最高のバーボン」と評されたこともある、単一の樽から瓶詰めされたバーボンウイスキー。 香りはタフィーやキャラメル、樽香が心地よく感じられる。味わいはメローでスイートだがしつこくなく、メープルシロップとバニラが口いっぱいに広がる。是非お薦めします。
デュワーラトレー ラフロイグ13年 for Three Rivers 59.3%
1998〜2012年瓶詰め、バーボンバレル使用。香りは非常にバニリンでスモーキー、BBQ、炭焼き、レモン柑橘。味わいは香りと同じくバニリンでスモーキーさが感じられ、骨太なボディに奥から柑橘系のフルーツ。フィニッシュはスモーキーで心地よいクローブの苦味、非常に長く温かい。
ナインリーヴズ オルモストスプリング カベルネソーヴィニヨンカスク 48%
アメリカ・カリフォルニア州にあるワイナリー・ウェンテ ヴィンヤーズの赤ワイン樽(カベルネソーヴィニヨン種)の空き樽に詰めて熟成。春先に原酒のナインリーヴズ クリアを樽詰めし、暑い滋賀の夏と厳しい寒さを乗り越えておよそ1年熟成させたもの。名称の由来は、秋冬の熟成を経てリリースされる商品として日本語の春から想起させられる、華やかさや春先の陽の光のような期待感、新たな可能性の始まりといったイメージ表現し、命名。
TSUZAKI ”Prayer” レダイグ8年 59.2%
2005〜2013年瓶詰め、リフェルバーボンホグスヘッド使用。ウイスキートーク福岡2014の記念ボトル。 香りは焦げたスモーキーさ、タイムなどのハーブ、蒸れた段ボール、ヨードのアクセント。味わいは麦の甘みとフルーティーさ、焼けた草、落花生の薄皮、アフターにグレープフルーツのワタ、遅れてピーティー。 是非お薦めします。
マール・ド・ブルゴーニュ1996 40% ドメーヌ・ジャナン
ブルゴーニュ・メルキュレイの最上モノポール”クロデヴォワイヤン”を所有する作り手”ドメーヌ・ジャナン=ナルテ・ペールエ・フィス”のヴィンテージマール。ラドゥー社製のフレンチ・オークのバリック(容量228ℓ)で10年以上熟成される。 また氏が造るマールは、毎年生産はされず例えば1996年(630本)、2003年(650本)と、ヴィンテージにより限定数生産されているのが特徴。味わいはドライ・フルーツと軽く蜂蜜、甘草が表現された円みと果実味の…
フィンドレーター ファウンダーズ スパーブ8年 43%
フィンドレーターという酒名は、創業者であるアレクサンダー・フィンドレーターの姓にちなんでいるが、その姓の由来はスコットランド東北部バンフ地方の地名に由来しているとのこと。ちなみにここはスペイ川下流地域にあるのでグレンリベットなどの有名な蒸留所も近くに存在する。このフィンドレーター家が酒類を販売し始めたのは1863年からという歴史を持ち、 このファウンダーズ・スーパーブは”創業者たちの逸品”の意を表す。味わいは爽やかな風味とスムースな口当…
KINKO ”桜花” グレンリベット30年 44.4%
1982〜2013年瓶詰め、リフェルホグスヘッド使用。香りは青リンゴ、新緑の若木に黄色い花、ハチミツの甘さ、桃の種。 味わいはライトでクリーン、麦芽っぽさもあり、爽やかにピーチっぽいフルーティーさ。フィニッシュは控えめで草っぽい苦味。 是非お薦めします。
TSUZAKI ”The Statue” ブナハーブン22年 48.7%
1991〜2013年瓶詰め、リフェルシェリー使用。ウイスキートーク福岡2014の記念ボトル。香りは青リンゴ、蒸した塩豆にフルーツピール、黄色い花、擦ったビロード。味わいは穏やかでクリーミー。少しのトフィーとミルククリームの甘さ、アフターにフルーツピールの苦味。
アンガヴァ・カナディアン・プレミアムジン 43.1%
カナダ、アンガヴァ地方産。手作業で少量ずつ醸造、蒸留をして、天然植物原料100%のブレンドの妙を存分に引き出しているとのこと。ちなみに使用される希少なツンドラ植物は、現地のイヌイットにより手摘みされ、フェアトレードを通じて購入。独特の色合いも、蒸留後にハーブを追加することにより生み出される。 風味も穏やかで口当たりもスムースでマイルド。
アブサン・ルー ハーバル・ワイン・スペシャリティ 18%
主成分として白ワインを使用。そこに、ニガヨモギ、レモン・バーム、アニス、コリアンダーやミント、シナモンなどをブレンドして製造。
ダブルオーク シングルバレル アメリカンウイスキー -Ken’s Choice GOLDEN- 53.8%
2006〜2012年はケンタッキーにて、2012〜2015年は秩父蒸留所にて熟成。2015年に10周年を迎えた新宿・ゴールデン街「Ken’s Bar」のプライベートボトリング。マスターの松山氏自らが選びぬいたケンタッキー州ローレンスバーグで蒸留され6年熟成したバーボン原酒を、日本でローチャーの新樽に移し秩父蒸留所の熟成庫で約2年熟成の後、バレルプルーフでボトリング。
デュワーラトレー アイル・オブ・ジュラ24年 54% for Shinanoya
1988〜2014年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。信濃屋のプライベートボトルにあたる。 香りは蜂蜜、イースト、奥から乾燥茶葉や煙草、芝刈り、ややチーズ、全体的にフェインティなアロマが支配する。味わいは柔らかく、ミルクキャンディー、フルーツヨーグルト、甘いソープ、ドライアプリコット、青いトマト、ややグラッシー。フィニッシュは長く、徐々にドライで仄かにスモーキー、リコリス、クローヴ、ペッパーのスパイス。
コパーヘッド・ジン 40%
ベルギー産。その昔、名前の由来はその昔、不老不死の薬を求めた錬金術師”コパーヘッド”氏の名に因んで。5種類のボタニカルをシンプルに使用(アンジェリカ、ジュニパー、カルダモン、オレンジ果皮、コリアンダー種子)し、銅のポットスチルで作るとてもクラシックなタイプ。味わいも素材の美味しさ、エキスをただ素直に楽しめる。
ジンマーレ 42.7%
スペイン産。スペインの小さな漁村“コスタ・ドラダ”でつくられる地中海産ジン。 ジンの生産に伝統的に用いられるジュニパーやオレンジピール、レモンピール、カルダモン、コリアンダーなどの他に地中海地域産のオリーブ、バジル、タイム、ローズマリーがボタニカルとして使用。柑橘類の爽快さ、ハーブの複雑味とオイリーさのある厚みの感じられる旨みのバランスがとても良い。是非お薦めします。