天体観測シリーズ 〜SATURN(土星)〜 グレングラント30年 53.8%
1983〜2014年瓶詰め、バーボンバレル使用。洋酒専門店TSUZAKIからの天体観測シリーズ第二弾。香りはローストしたナッツ、ドライフルーツ、グレープフルーツのピール、栗のペースト、時折フワッとシトラスのニュアンスに包まれる。味わいはマーマレード、軽く炙ったナッツ、ヘザー、軽く桃の様な甘さがあり、フィニッシュはスパイシーになりジンジャーの様。 是非お薦めします。
KINKO ”桜花” グレンリベット30年 44.4%
1982〜2013年瓶詰め、リフェルホグスヘッド使用。香りは青リンゴ、新緑の若木に黄色い花、ハチミツの甘さ、桃の種。 味わいはライトでクリーン、麦芽っぽさもあり、爽やかにピーチっぽいフルーティーさ。フィニッシュは控えめで草っぽい苦味。 是非お薦めします。
ケイデンヘッド クラガンモア22年 56.3%
1993〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。香りは香ばしさの加わったドライアップル、ホワイトチョコレート、じんわりとアニスシード。味わいはなめらかなホワイトチョコレート、マンダリンオレンジジャム、セージやレモングラスのスパイス。
K6 カスクシリーズ ロングモーン20年 58.8%
1992〜2013年瓶詰め、シェリーカスク使用。京都BAR K6のプライベートボトル。ラベルの種類がもう一つ〜ダブルカード〜がある。香りはワックスのかかったフルーツピール、青リンゴ、仄かにマロングラッセ、杉、バニラクリーム。 味わいは蜂蜜の甘さとフルーツシロップ、程々にピーチから徐々にドライになりシガーラッパー、アルコールのキレが目立つ。
ケイデンヘッド クラガンモア16年 46%
1999〜2015年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。香りは、レーズンバター、赤く熟したアップルやストロベリーなどのフルーツが漂う。味わいはパルマハム、コリアンダーやトーストフェンネルシードなどのハーブ、スライスアップル。
OB限定 クラガンモア10年 スペシャルエディション 60.1%
1993〜2004年瓶詰め、ヨーロピアンオーク使用。15,000本限定。 香りは最初は閉じているが、徐々にコーヒーやビターチョコレートグレインやなめし皮、ワイン系のタンニンを感じる。味わいは甘さがほどよく、バランスの良いフルーティーさと酸がすぐに感じられる。コーヒーや全粒粉ビスケット、ホットでスパイシーさが開く。フィニッシュは 軽く苦味を思わせるようなドライさ。長く続くナッツの香りと長く繊細なビタースイート。是非お薦めします。
キンコー オリジナル”レターズ” バーンサイド21年 56.9%
1993〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。鹿児島の酒のキンコーオリジナルボトル。限りなくシングルモルトに近いブレンデットモルトとなる。香りは甘い麦、クッキー、熟した黄色いフルーツ、かりん、りんご。味わいはクリーミー、ミルクチョコレート。シナモンを振ったりんごゼリー。アフターはクリーミーで、焼いたりんごのフルーティさ、麦の余韻が続く。 是非お薦めします。
ケイデンヘッド スモールバッチ グレンバーギー21年 51.1%
1993〜2014年、フレッシュシェリーホグスヘッド使用。香りははっきりとした嫌みのないシェリー。チョコレート、オレンジ、レーズン、リンゴ、スパイスのニュアンス。味わいはよりシェリーの風味を感じられクリーミー、イチジク、ゴールデンシロップ、マジパン、デーツの甘みと複雑なコク。フィニッシュは長く、噛み応えのある重厚な余韻。トフィー、ブラウンシュガー。
ケイデンヘッド スモールバッチ グレングラント19年 58.4%
1995〜2015年瓶詰め、バット使用。香りはダークフルーツ、溶かしたチョコレート、ミーティ、イチジク、アプリコット。 味わいにもダークチョコが感じられ、レッドカラント、ラズベリー、マジパン、スパイスのニュアンス。フィニッシュにもカカオとスパイシーさが残る。
ゴードン&マクファイル ”蒸溜所ラベル” ストラスアイラ30年 43%
ヴィンテージ表記無し。1st&リフィルシェリーカスク使用。シェリーのタンニンがバランス良く感じられ、ビターチョコの甘みが程よく味わえる。
デュワーラトレー ストロナチー 10年 43%
蒸留年表記無し。デュワラトレーが消失してしまった蒸留所のブランドを現代に復活させたシリーズ。中身は”ベンリネス”にあたる。香りは干し草、麦芽、こもったヨード、ダンボール。味わいはライトでクリーンなモルト、アップルサイダー、フィニッシュはミンティーでビター、僅かにスモーク。
G&M ”スピリットオブスコットランド” ロングモーン39年 55.4%
1969〜2008年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。 香りは華やかで鮮やか。アプリコットや黄桃のフルーティーさ、木樽の特徴とシェリーの厚みのある存在感が感じられる。 味わいはとろみのある甘み。熟したパイナップル、黄桃のジュース、シナモンとクローヴ。 フィニッシュはウッディさが分かりやすくとても長い陶酔感がある。 是非お薦めします。
インプレッシブカスク ホワイトラベル ストラスミル22年 50.9%
1990〜2013年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。 香りはレモンを絞ったチョコチップ入りスコーン、ミルキーバー、船着場のロープ、ハーブを添えたベーコン。味は蜂蜜とミルクをかけたミューズリー、バニラ、ハッサク、ミント、紅茶、ワックスを感じ、春の木漏れ日の中、森林でアフタヌーンティーを楽しんでいるような感覚。
信濃屋 ジ アンタッチャブルズ バーンサイド18年 56.6%
1996〜2014年瓶詰め、ホグスヘッド使用。シリーズネームの由来は”The Untouch-ables”(賄賂の通じない真面目な姿勢)の意を表し、また品質に徹底的に拘る信濃屋の意思表示とボトラーズへの原酒の供給が基本的にはないため蒸留所名が公開できないウィスキー業界のいわゆる”アンタッチャブル”な領域を掛け合わせたもの。 シリーズ第二弾にあたるボトルはウィリアム・グラント社が所有する今でもフロアモルティングを行うスペイサイドの蒸留所の…