ピエール・デ・アルマス ドバジーチェ 45.1%
熟成1年以内のアガヴェカルウィンスキーを原材料に作られるメスカル。状況により、アルコール度数は変化する(45-48%前後) 香りは新鮮なアガベの強い香りと、杉の森のような爽やかな印象に若干のスモーキーフレーバー。味わいは甘く、アニスシードとマルメロ味が長く続き、後味は初めのねっとりとした味に反し、とてもフローラル。 是非お薦めします。
ピエール・デ・アルマス エスパディン 50.9%
熟成1年以内のアガベアンゴスタフォリアを原材料に作られるメスカル。その時の状況によりアルコール度数が変化する(49-52%前後) 香りは、ほのかにスモーキーで森林とワイルドフラワーの青っぽさが目立つ感じ。味わいは爽やかで甘く若干の酸味を感じる。 是非お薦めします。
バルデスピノ ファミリー・ヘリテージ・ブランデー ソレラ・グランリゼルヴァ 40%
1430年から酒造りを始め500年以上の歴史を誇ったバルデスピノ家の素晴らしい遺産。前オーナーにあたるミゲル・バルデスピノ氏のプライベートストックのブランデーとのことで、19世紀から始まるソレラシステムで作られ、平均熟成年数は50年を越え、100年以上前の古酒も含まれていると言われている。 香りは複雑味のある果実香と濃縮したような深い甘さと優雅さが感じられる。味わいは上質な熟成シェリーのようで徐々に濃密で凝縮された熟成感を静かに味わえる…
コンセプション・グランレゼルヴァ1990 40%
ニカラグア産。アメリカンオークカスク使用。 香りはコーヒーとチョコレート。味わいはフルボディで柔らかい。ウッディ、アーモンドチョコレート。
G&M J.G&スミス グレンリベット 15年 57%
ゴードン&マクファイル社の約100年間に渡ってオンリストされていた”スミス・グレンリベット”57%表記ボトル。昔はアルコール度数を「プルーフ」という単位で表しており、当時のカスクストレングスに一番近いアルコール度数が「100プルーフ(約57度)」であった事から、こちらの商品が造られたよう。しかし時代が移り変わり、世界各国の顧客から57度ではなく「カスクストレングス」の要望が高まった為に生産終了となる(2009年頃終売)。香りはエステリー…
ザ・ウイスキーエージェンシー ”ロスト・ディスティラリー” カンバス28年 47.4%
1988~2016年瓶詰め、ホグスヘッド使用。「The Lost Distilleries of Scotland」など閉鎖蒸留所に関しての著作をもつ著名なMr.BrianTownsendとウイスキーエージェンシ主催者が共に選んだグレーン原酒をセレクトしてボトリング。香りはカスタード、熟成の浅いデメラララム、濃厚なバニラ。味わいはとてもライトだがミルキー、バニラ、ココナッツ、ミルクコーヒー。フィニッシュもライトでスムースさが続く。 &n…
ポイエル・エ・サンドリ グラッパ ロッソファイエ 48%
イタリア、トレンティーノを代表する生産者であるポイエル・エ・サンドリ。フレッシュなヴィナッチャを使用することにより通常よりも品種本来の香が強烈に放たれる。(ヴィナッチャは4日以内に蒸留)蒸留後は基本的にはステンレスタンクで熟成。近隣のミネラル分の少ない湧き水で割り、糖分、香料、香付けチップ、カラメル等は一切使用しないでボトリングされる。ロッソファイエはカベルネ、カベルネフラン、メルローに加えてチロル地方の土着品種ラグレンを使用して作られ…
ポイエル・エ・サンドリ グラッパ トラミナー 48%
イタリア、トレンティーノを代表する生産者であるポイエル・エ・サンドリ。フレッシュなヴィナッチャを使用することにより通常よりも品種本来の香が強烈に放たれる。(ヴィナッチャは4日以内に蒸留)蒸留後は基本的にはステンレスタンクで熟成。近隣のミネラル分の少ない湧き水で割り、糖分、香料、香付けチップ、カラメル等は一切使用しないでボトリングされる。
ポイエル・エ・サンドリ グラッパ ソーヴィニョン 48%
イタリア、トレンティーノを代表する生産者であるポイエル・エ・サンドリ。フレッシュなヴィナッチャを使用することにより通常よりも品種本来の香が強烈に放たれる。(ヴィナッチャは4日以内に蒸留)蒸留後は基本的にはステンレスタンクで熟成。近隣のミネラル分の少ない湧き水で割り、糖分、香料、香付けチップ、カラメル等は一切使用しないでボトリングされる。
シングルモルト駒ヶ岳3年 シェリー&アメリカンホワイトオーク 57%
2011〜2014年瓶詰め、シェリーカスクとアメリカンホワイトオークの新樽の使用。ほのかなピート香の奥に熟した果実を想わせるフルーティーなアロマが広がり、豊かなモルトの風味とウッディ―な味わいが調和。熟成年数以上の奥行きを楽しめる。 是非お薦めします。
ポイエル・エ・サンドリ グラッパ シャルドネ 48%
イタリア、トレンティーノを代表する生産者であるポイエル・エ・サンドリ。フレッシュなヴィナッチャを使用することにより通常よりも品種本来の香が強烈に放たれる。(ヴィナッチャは4日以内に蒸留)蒸留後は基本的にはステンレスタンクで熟成。近隣のミネラル分の少ない湧き水で割り、糖分、香料、香付けチップ、カラメル等は一切使用しないでボトリングされる。
天体観測シリーズ 〜SATURN(土星)〜 グレングラント30年 53.8%
1983〜2014年瓶詰め、バーボンバレル使用。洋酒専門店TSUZAKIからの天体観測シリーズ第二弾。香りはローストしたナッツ、ドライフルーツ、グレープフルーツのピール、栗のペースト、時折フワッとシトラスのニュアンスに包まれる。味わいはマーマレード、軽く炙ったナッツ、ヘザー、軽く桃の様な甘さがあり、フィニッシュはスパイシーになりジンジャーの様。 是非お薦めします。
OB限定 クラガンモア10年 スペシャルエディション 60.1%
1993〜2004年瓶詰め、ヨーロピアンオーク使用。15,000本限定。 香りは最初は閉じているが、徐々にコーヒーやビターチョコレートグレインやなめし皮、ワイン系のタンニンを感じる。味わいは甘さがほどよく、バランスの良いフルーティーさと酸がすぐに感じられる。コーヒーや全粒粉ビスケット、ホットでスパイシーさが開く。フィニッシュは 軽く苦味を思わせるようなドライさ。長く続くナッツの香りと長く繊細なビタースイート。是非お薦めします。
セロ・ネグロ1989 42%
1989~2016年瓶詰め、バーボンカスク使用。セロ ・ネグロ(黒い山の意)は、ニカラグアにある火山の名を表す。香りは非常に複雑でありながら柔らかくバニラ、トーストナッツ、ココア、煙が重なり合う複雑な印象。味わいはフルボディでヘビー、まろやかでコクがある。ココア、ダークチョコレート、スパイシーな甘さが伴う。余韻は長く、スパイシーな甘さが続く。
天体観測シリーズ3rd 〜MARS〜信州マルス24年 58%
1991〜2015年瓶詰め、シェリーカスク使用。九州にて開催されるウイスキートーク福岡2015での限定ボトリングとなる。毎年開催されるこのイベントには山岡秀雄氏とともにウイスキートーク福岡の実行委員会「クラブバッカス」のメンバーがボトリングを選定しており、今回は直接信州マルス蒸留所を訪問し、数あるサンプルの中から選定しているとのこと。 是非お薦めします。
ケイデンヘッド インディアンコーン10年 57.1%
1989〜1999年瓶詰め、バーボンバレル使用。ケイデンヘッド社のオーセンティクコレクション・ワールドウイスキーの一品で、カナダのポッター蒸留所産のウイスキーをカスクストレングスにてボトリング。インディアンコーンとは、アメリカ・インディアンにより、昔から栽培されていたコーンのことを指す。
キングスバリー ”KYOTOラベル” アルタベーン7年 64.3%
2008~2016年瓶詰め、シェリーパンチョン使用にて生産本数576本。京都の老舗酒販店である津之喜酒舗のプライベートボトル。このシリーズはこれのボトリングで最後となる。また度数がこれまでリリースされたものの中で最も高いのが注目。 ドライな味わいから、キャラメルのような甘みや干し草のようなニュアンスも感じられる。 是非お薦めします。
KINKOオリジナル ウエストポート”ハート・オブ・ティン”18年 56.7%
1996〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。ウエストポートはグレンモーレンジのワンティースプーンの隠語。 香りは甘く、クリーミー。ミルクキャンディ、レモンクリーム。味わいは、麦糖とフルーティーさが感じられ、クリーミーで滑らか。フルーツキャンディ、ナッツ。 アフターに麦芽の余韻が続き、コーヒークリーム、ウッディ―でトーストの香ばしさが残る。
エクスキャリバー エクセレンス10年 43%
ブランド名は中世の騎士道物語「アーサー王伝説」に出てくるアーサー王が持つ聖剣「エクスキャリバー」から命名。1886年より商標登録され、日本にも輸入されていたがほどなく終売となる。中身はスコットランド各地の秀逸なモルトを絶妙にブレンドしたブレンデッド・モルト「ジュレヴン」をベースにして造られていると言われ、複雑な風味と爽快なピートの香りが特徴の逸品と評価をされている。