クラフトジン岡山 50%
岡山にある宮下酒造で造られるクラフトジンで2016年から製造開始。ベースとなるスピリッツには米焼酎を使用してボタニカルは十数種類(ジュニパーベリー、コリアンダー、レモンピール、アンジェリカの根、モルト、ラベンダー、オレンジ、ホップ、シナモン、ジンジャー、オールスパイス)を独自に配合して、銅製ポット・スチルで蒸留。その後、焼酎を貯蔵した樫樽に入れて熟成をいている。樽貯蔵のジンは、国内では極めて珍しい試みと思われ、ロットごとに熟成感に違いが…
リカーランドキムラ イチローズモルト&グレーン 58.8%
ブレンデットウイスキーのため年数表記は無し。カスクタイプはT5ヴァージンフレンチオーク(T5はフランスのトロンセの木で、特に年輪幅の小さいものだけを使用したものを指す。特徴として、タンニン少な目で甘みやアロマが割とよく感じられる)を使用、瓶詰本数は310本。このカスクセレクトにはボトラーズブランドのウィスキーファインド・オーディン氏とトンプソンブラザーズ・フィル&サイモン氏、そしてリカーランドキムラのスタッフ・堀口氏が話し合ったとのこと…
ミシェル・ユアール 2002 40%
2002~2014年にてボトリング。ミシェル・ユアール家はノルマンディーの中心地カリニー村でカルヴァドスの生産を始めて6代目となる名家の造り手。原料の林檎の栽培から最後の瓶詰め工程まで一貫して行っている稀少な生産者としても知られている。また、パリのタイユヴァンのオリジナルカルヴァドスに指定されたり、フランスの有名レスタランのみならず、世界の有名店でオススメのカルヴァドスとして人気を博している。 テイスティングコメント:香りはやわらかく、…
桜尾ジン ハマゴウ 47%
広島・中国醸造の桜尾ジンのプレミアム版。宮島の浜辺に自生するハマゴウを含む広島県産6種類のボタニカルと、華やかさが引き立つ海外産のボタニカル6種類を使用して造られている。ベーススピリッツにボタニカルを浸漬して蒸留するスティーピング方式と、蒸留経路にバスケットを設けてこれにボタニカルを入れ、アルコールの蒸気が通過する際に香味を抽出するヴェイパー方式を同時に行うハイブリット方式で製造しており、それぞれのボタニカルに最適な方法で香味を抽出して…
セレブレーション オブ カスク プルト二― 11年 65.2%
2007~2018年にてボトリング、カスクタイプは バーボンバレルを使用。 テイスティングコメント:香りはリンゴのタルト、香ばしい麦芽にバタースコッチのようなまとわりつく甘いニュアンス、グレープフルーツ、徐々に潮風、カスタードクリーム。 味わいはとてもオイリーでトフィーようなの甘さからリンゴ飴、バナナ。フィニッシュにホワイトペッパーの刺激、塩バニラキャラメルの余韻が残る。 是非お薦めします。
アルケミエ辰巳蒸留所 アニバーサリー・ジン 45%
岐阜県・郡上八幡にあるアルケミエ辰巳蒸留所のアニバーサリーボトルにあたる。特別にボトルデザインがされており特別にシルクプリントされた瓶となっている。今回は、48種類ものボタニカルを使用しており香り・味わいともに複雑でかつ爽快感がある。 是非お薦めします。
プラミア 40%
PLUMIA(プラミア)は、スコットランド産モルトウイスキーをベースに和歌山県産”南高梅”とオレンジピールを加えたウイスキーリキュールにあたる。 品質の良い”梅”の味わいの可能性を広げたいという研究を重ねてたどり着いたベース・スピリッツがスコッチモルトだったとのこと。梅とウイスキーを合わせることで、ウイスキー特有のピート香とほんのり甘いバニラ香がより芳醇な方向に感じられる。さらに梅の酸味がアクセントになり濃厚なコクとスッキリとした甘みを…
アルケミエ辰巳蒸留所 レギュラージン 45%
岐阜県・郡上八幡にてつくられるアルケミエ辰巳蒸留所のジン。通常はリミテッドエディションのアイテムが多く大部分がカブト釜を使用したタイプだがこのレギュラータイプは夕張から運んできたポットスチルからつくられる原酒もプラス(粕取り焼酎とチコリ焼酎をブレンド)してつくられるとのこと。 ボタニカルはジュニパーベリーのみを使用しており、とてもまとまったジンらしいジンのテイストになっている。またこのレギュラーのエチケットは、木口木版画作家であるSho…
サイレントプール ジン 43%
サイレントプール蒸溜所は、2014年に英国で最も美しい田園地帯として知られるサリー州のサイレントプール湖の畔に創業。地元で栽培されるオーガニックラベンダーの他、洋ナシ、ローズペタル、エルダーフラワーを含む24種のボタニカルを3つの方法で蒸留していることのこと。 テイスティング:香りはフレッシュフローラル、シトラスでとても存在感がある。味わいはシナモンのスパイシーさが感じられ、フィニッシュにはハチミツのような柔らかな甘さが残る。 &nbs…
季のTEA 京都ドライジン 45%
京都蒸留所産。季の美・京都ドライジンの限定ボトルにあたる。この”季のTEA 京都ドライジン”は京都宇治市にある明治12年創業の老舗茶舗「堀井七茗園」とのコラボレーションでつくられることとなった。ボタニカルには、 室町時代に足利将軍が指定した後世宇治七茗園の中で唯一現存する「奥の山」茶園で栽培した玉露と碾茶(てんちゃ)を特別な配合でブレンドして使用しているとのこと。ちなみに度数は正確には45.7%。 テイスティングコメント:甘くデリケート…
津之喜酒舗 キングスバリー グレンキース22年 Special Bottling for KYOTO
1994~2017年にてボトリング、カスクタイプはホグスヘッド使用。アウトターンは202本。京都にある津之喜酒舗のプライベートボトリングでこのラベルデザインになってから第二弾目のリリースとなる。
ウイスキーフープ ロイヤルブラックラ24年 45.6%
1993~2017年にてボトリング、カスクタイプはバーボンバレルを使用。ボトリング本数は176本。 テイスティングコメント:度数が落ちているので口当たりは優しい。テイストは複雑で、程よい穀物感、和三盆、洋ナシ、蜂蜜、バニラとバランスの良い爽やかな甘みが広がる。
ジャックダニエル シングルバレル2017 ラ・メゾン・ド・ウイスキー向け 64.5%
このジャックダニエルは、フランスのパリに拠点を構える”ラ・メゾン・ド・ウイスキー”社の2016年に創業60周年を記念してボトリングした限定品に続く、2017年秋リリースの限定ボトリングウイスキーにあたる。ちなみにこのラベルにはラ・メゾン・ド・ウイスキー向けとの表記は無い。また2017年以降から毎年秋に「アニュアルリリース」として様々なアイテムをボトリングしていくと発表している。 テイスティングコメント:香りは活き活きとしてリッチ、とても…
ザ・シングルモルツ・オブ・スコットランド グレンロセス26年 44.8%
1990~2017年にて瓶詰め、カスクタイプはバーボンカスク。ラベルはエリクサー・ディスティラーズになってからのデザインにあたる。 テイスティングコメント:香りは、マスカットのようなフルーツ香。ナッティーでほのかなピートを感じる。味わいはオイリーでアロマティック。クリーミーで麦芽の甘みが広がる。スパイシーでドライなフィニッシュ。
ヴァリンチ&マレット ザ・ヤングマスターエディション ヘヴン・ヒル 8年 48.8%
2009~2017年にてボトリングにて、カスクタイプはヴァージン・オークカスクを使用(ケンタッキー・ストレート・バーボンウイスキーに準じて)。”ヴァリンチ&マレット”は、2015年9月に二人のイタリア人(ダヴィデ・ローマンとファビオ・アーモリ)によって設立されたイタリアンボトラーにあたる。この二人の経歴はそれぞれ異なり、ダヴィデは投資ファンドの元トレーダーで、ハンドメイド・ビール(自家製の研究)や、特にスピリッツやウイスキーに多大な熱意…
ダグラスレイン プロヴェナンス タリスカー8年 ラ・メゾン・ドウイスキー向け 57.5%
2008~2017年にてボトリング、カスクタイプはホグスヘッドを使用。ボトリング本数は428本となる。フランスのパリに拠点を構えるラ・メゾン・ド・ウイスキー社の2016年での創業60周年を記念して発売した限定品に続く、2017年リリースの同社向け限定ウイスキーにあたる。 テイスティングコメント:香りはピリッとした潮風にコショウ、焼いた肉とブラウンシュガー。味はスモークの煙からレモンピール、燻ったオークに甘い海藻。フィニッシュはジューシー…
まさひろ オキナワ ジン 47%
日本・沖縄にあるまさひろ酒造からつくられている。泡盛に使用する単式蒸留機を2種類用いて蒸留しており、またジュニパーベリーをいれて計6種類のボタニカル(シークヮーサー、ゴーヤー、グァバ(葉)、ジュニパーベリー、ローゼル(ハイビスカス属)、ピィパーズ(ヒハツモドキ))を使用して独特の味わいを提案しているとのこと。
桜尾ジン オリジナル 47%
広島県廿日市市桜尾に拠点を置く中国醸造株式会社が、同地に設立した蒸留所”SAKURAO DISTILLERY”にてつくられている。操業は2018年からだが、中国醸造は100年以上に及ぶ酒造りの経験で培った蒸留技術をもっておりその技術を余すことなくそそぎこんでいるとのこと。 またボタニカルには、広島の特産ともいうべくものが使用されており、広島産のレモンはもちろんのこと、牡蠣の殻、ゆずやヒノキ、また桜尾の象徴でもある桜もボタニカルとして使用…
イチローズモルト秩父オン・ザ・ウェイ2015 55.5%
ボトリング本数は10,700本。中身は2009年から2012年までの個性豊かな原酒の数十樽と、一樽だけミズナラの樽を使用してブレンドしているとのこと。 テイスティングコメント:香りは深く穏やかな風味、ミントやレモンドロップのような爽やかさ。少し加水して更に広がる柔らかい甘さ。