”禽獣図会”龍虎ラベル ラフロイグ14年 52.1% for Shinanoya
1999〜2014年瓶詰め、1stフィルバーボンバレル使用。252本限定にて信濃屋オリジナル「禽獣図会」第3弾にあたる。供給元はボトラー兼リテイラー・ウィスキーエクスチェンジ。香りはよく馴染んだ力強いピート、スモーク、心地良い海の香りと焚き火、新品の革製品、奥からグレープフルーツ、パイン、パッションフルーツの匂い。味わいは、ライムやレモン、甘い灰、煙草、アップルパイ、ラプサンスーチョン紅茶、徐々にジンジャー、ホワイトペッパーのスパイス。…
ハイランドパーク ヴァルハラ・コレクション”オーディン” 16年 55.8%
17,000本限定。ハイランドパークのヴァルハラ・コレクションでの第四弾にあたる“オーディン”。オーディンは北欧神話に登場するアスガルドの統治者であり、激怒神としても知られ、ノルディックの神々の中でも最も強く、英知への抑えきれない熱望をもつ存在でもある。そのイメージをボトルのデザインと味わいに表現されている。香りは、スパイシーでシナモンの樹皮やナツメグ、クルミを燻したときのような、スモーキーなタッチ。 口当たりは、力強いシェリーの甘みと…
VL92 ジン 41.7%
オランダ産。モルト、ライ麦とコーンをベースにしたスピリッツをミックスして製造。蒸留時に、ジュニパー、アンジェリカ、アプリコットの種子やビターオレンジのピールを加え、さらにコリアンダーを、通常使用する種子だけでなく、葉も使用しているのでさらにフレッシュな香りがでるようになっている。ちなみに『VL92』という商品名は100年以上前にオランダからイギリスへの貿易に使用されていた船の名にちなんでいる。斬新なパッケージはシエッチェ氏がデザインして…
アプルヴァルXO 42%
ペイ・ドージュ地区。マノワール・アプルヴァルは1889年に創業。現在はカルヴァドスとシードルを作る家族経営の生産者で、現オーナーは最初に事業を興した当主の孫娘にあたるアガテ・レタリー女史。カルヴァドスにおいては熟成に使用する樽の大きさや新旧、その使い分けやそれぞれの熟成期間等、商品のラインナップごとに作り方が変えているこだわりよう。このXOは平均熟成年数18〜24年の原酒を軸に構成されており、1200リッターの大きな新樽で熟成させた後、…
バルブレア 2000〜2015 salon de SHIMAJI Pen×Shinanoya 55.2%
2000〜2015年瓶詰め、バーボンバレル使用。180本限定。雑誌「pen」とSHINANOYAが、「言葉で飲む」をテーマにプロデュースしたオリジナルボトルシリーズ。シングルモルトに造詣の深い作家・島地勝彦氏と信濃屋が入念なテイスティングから厳選したこだわりの中から樽を選出。また同時期にあと4本のシングルモルトがリリースされている。香りは、青リンゴ、洋梨、桃、キウイフルーツ、奥から乾燥茶葉、新品の革製品、ややミント。非常にエステリーでフ…
グレンファークラス19年 salon de SHIMAJI for Pen×Shinanoya 54.2%
1995〜2015年瓶詰め、シェリーホグスヘッド使用。224本限定。雑誌「pen」とSHINANOYAが、「言葉で飲む」をテーマにプロデュースしたオリジナルボトルシリーズ。シングルモルトに造詣の深い作家・島地勝彦氏と信濃屋が入念なテイスティングから厳選したこだわり原酒を選出。また同時期にシングルモルトはあと4種類限定リリースしている。香りはドライイチジク、パパイヤ、アップルパイ、黒糖、煙草、古木系の複雑な香りの中に僅かでも明確に感じられ…
ハイランダーイン ロングモーン23年 51.7%
1992〜2015年瓶詰め、アメリカンオークシェリーホグスヘッド使用。スペイサイド・クレイゲラキ村の“ハイランダー・イン”からの第12弾目となるプライベートボトルとなる。今回はダイレクターとして手腕を振るい、2015年にオーナーとして復帰した皆川達也氏が中心となりテイスティングを重ね、選定された一樽を使用。 ラベルデザインは皆川氏と親交の深いオランダのアーティスト、ハンス・ディレッセ氏(Hans Dillesse)が担当。美しいブルース…
ベルタ プリマジョイア 44%
ブドウの絞り粕を蒸留したグラッパ、ヴィンテージ・グラッパ、フィーヌ、そしてブドウの果実を潰してそのまま蒸留したディスティッラート・ディ・ウーヴァをブレンド。それぞれを個別に熟成させたものをブレンドし使用済みの樽で2ヶ月間寝かせてから、ミディアム・トーストしたアリエ・トロンセ産225Lのバリック他、様々な種類の新樽に移して、12ヶ月間熟成させボトリング。香りは上質なシガー、カカオやヴァニラなどが複雑で幅広い丸みのあるアロマを演出。味わいは…
プランテーション ジャマイカ&ガイアナ アランカスク for Arran Ambassdor Shinanoya ⒛周年記念 48%
1995〜2015年瓶詰め。 プランテーションから信濃屋プライベートボトリング・ラム第7弾にあたる。今回はフェラン社(スピリッツ全般を手掛ける生産者)からプロデュースする、独自のダブルエイジング技術を用いて、新たなポテンシャルを秘めた原酒をリリース。これはラムの世界では珍しいジャマイカとガイアナに所在する2つの蒸留所原酒を用いたブレンデッドラムを使用。蒸留所名は非公開となるが、いずれも英国系の生産地であり、その作りは単式蒸留となるなどス…
ワッセンズ シングルバレル 47%
1996年に復活した名門メドレー家のシングルバレル・バーボン。初代から数えて7代目にあたるマスター・ディスティラーのチャールズ・ワッセン・メドレーの拘りが詰まっており、「私はバーボンウイスキーの理想のアルコール度数は94プルーフ(47%)だと、長年の経験から決めている」とし、この度数になっている。 また製造しているチャールズ・メドレー社はエズラブルックス等も製造しており、その前身であるメドレー社は古くから知られるバーボン造りの名門である…
ニッカ スーパーセッション 43%
1989〜1994年まで販売されたウイスキー。コンセプトは、3つの素材のブレンドとなっており、1:厳しい北の自然に育まれた香り豊かなモルトウイスキー、2:すっきりした香りと味わいのライ麦グレーン、3:ニッカ伝統の味わいを生む熟成カフェグレーンから成り立っている。北のウイスキーは勿論のこと、余市蒸留所の原酒を使用して、続いては当時はカナディアンウイスキーの在庫もあったのでライ麦はそれを使用したと思われ、カフェグレーンは宮城峡蒸留所のものを…
エラドゥーラ レポサド 40%
バジェス産。原材料には10年育成されたアガヴェを使用し、蔵付酵母による自然発酵でつくり上げるこだわりの強い生産者。このレポサドはブルーアガヴェ100%使用で11ヶ月もの間アメリカンホワイトオークの新樽で熟成される。香りはフルーティなアガヴェの個性と新樽由来のフレッシュな木のシナモンのようなスパイシーさが感じられる。味わいはエレガントで、とてもまろやか。 是非お薦めします。
BBR クリー・ナ・モーナ10年 46%
蒸留年表記無し、アメリカンオークの熟成後ラフロイグの空き樽ににて3か月後熟。総本数全世界1,700本。蒸留所はクーリーにてボトルネームの由来は”ピートの神髄”を意味するゲール語から。ノンピート麦芽でつくられた原酒を10年間樽で熟成後、ラフロイグの空き樽で3ヶ月間フィニッシュというレアなつくり方を採用。 香りはピートスモーク、チャーした木、シダ植物、レモンメレンゲ、シュガーアーモンド、ルバーブ。味わいはピートスモーク、薬品、桃、オレンジ、…
ウイスキーエージェンシー ”アートワーク” ベンネヴィス19年 50.2%
1996〜2016年瓶詰め、シェリーバット使用。”アートワーク”シリーズはドイツのボトラーであるウイスキーエージェンシーとスリーリバーズが両者でテイスティングを行い、優れた品質の樽のみをジョイントボトリング専用のシリーズとしてリリース。さらに今回はシンガポールのウイスキーバー、オールドアライアンスとのジョイントボトリングという形でのリリースとなる。 香りはフィグ&チョコレート、レザー、オークとヨード、オレンジピールが漂う。味わい…
ボビーズジン 42%
オランダ産でスキーダムという町でつくられているが、ここはジュニパーを使ったジンの発祥の地という歴史を持っているところで有名な所である。1950年代、ジャコバス・アルフォンス氏がオリジナルレシピをもとに自家生産。そのオリジナルレシピを、孫にあたるセバスチャン氏が母の家で発見したところからこのジンのプロジェクトはスタートしたとのこと。それから2012年にオランダのハーマンヤンセン社に話を持ち掛け、そのレシピを再現して、2014年に正式に発売…
OB ピーテッド アラン 2008 57.7%
2008〜2016年瓶詰め、バーボンカスク使用。同蒸溜所のマネージャーであるジェームズ・マクタガートが、18年未満の樽の中から蒸溜所の個性がしっかり表現され、なおかつオークとの完璧なハーモニーを奏でている特出した品質のカスクを厳選して、ボトリングしたシリーズ。ちなみに今回はフェノール値は20ppmの麦芽を使用したものをセレクト。香りは蜂蜜、トフィーの奥からナラのスモークチップで燻したような優しい燻製香が広がる。味わいは仄かに塩味を効かせ…