ジャパニーズ・ジン ”和美人” 45%
日本・鹿児島産。本坊酒造の津貫蒸溜所にてつくられる。生姜、緑茶、ニッケイの葉、柚子、辺塚橙(へつかだいだい)、檸檬、山椒、柚子、茶葉(鹿児島県のブランド茶、知覧茶の一番茶を使用)、金柑(このジンの柑橘類の柱となっている)、月桃(鹿児島ではネサンとよばれ親しまれている)、紫蘇などボタニカルには鹿児島で収穫された植物などが9種使用されている。香りは焼酎をイメージさせ、柑橘類のピールやスパイシーなハーブを感じる。味わいは苦味のあるコクから後味…
ジェラニウム ジン 44%
イギリス産(デンマークのコペンハーゲンに拠点を構えるハマーアンドサン社が発売)。同社のオーナーであるヘンリック・ハマー氏が、従来のロンドンジンとは違ったタイプのジンを自ら作ることを考え、地元に自生するバラのような芳香を持つ「ジェラニウム」(テンジクアオイ)をボタニカルとして採用。そしてそのジェラニウムを使用したジンの生産を委託できる蒸留所をイギリス国内で見つけ、製品化にたどり着いたことのこと。他に使用しているボタニカルは、ジュニパー、レ…
OB アラン ソーテルヌカスク 50%
トラディショナルオーク樽で8年熟成後、ソーテルヌワインの空き樽で追加熟成をし、レギュラーボトルとは異なる50度でのボトリングとなる。 香りは蜂蜜、メロン、マジパン、バナナ、ナッツ。味わいは蜂蜜、バニラ、サルタナレーズン、トーストしたオーク、ソルティーな余韻。
ベンチャーウィスキー イチローズモルト ”the GAME” 6th 羽生 for SHINANOYA PRIVATE BOTTLING 10th ANNIVERSARY 51.9%
1988~2014年瓶詰め、ホグスヘッド使用にて生産本数192本。SHINANOYA PRIVATE BOTTLINGシリーズの”the GAME” 6thにあたる。中身は2000年に閉鎖した羽生蒸留所で、またボトリングのラベルには本シリーズの趣向を踏襲し、前作5thの「宇宙パズル」の余韻と新たな日本のGAMEが隠されているという趣向が施されている。 香りは麻縄、燻製チップ、メンソールの煙草、地下室、樟脳、仄かに衛生用品。徐々に奥から煮…
キングスバリー ビクトリアンバット シングルカスク”カリラ” 47%
ジンの熟成にシングルモルトのカリラの空樽を使用。 ジェニパーベリーの香りが強いが飲むと独特の潮っぽさが残り口の中でドライな印象も受ける。 SOLD OUT
ペール・マグロマーヌXO 40%
カルヴァドス・ペイ・ドージュAC。単式蒸留器にて二回蒸留し6年以上の樽熟成。 バニラ香やプラムのニュアンスが感じられ、とても優しい口当たりの価格的にもバランスのとれた素晴らしさを感じられる。
ウェット バイ ビーフィーター 35%
ビーフィーターのリミティッドプレミアムジンにあたる。ボトルデザインが透明のすらりとしたシェイプになっており、ラベルにはクールで涼しげなブルーとシルバーを使用。その中央にはシルバーのティアドロップ(涙型)が小さく描かれておりその中に衛兵のデザインがなされている。洋なしを使用しての製造が特徴で、フルーティーで華やかな香りと繊細で滑らかな味わいが楽しめる。度数も通常のタイプより低く設定されているのも見逃せない。
ウイスキーエージェンシー”Still Life” ラフロイグ20年 56,1%
1990〜2010年瓶詰め。 バーボンホグスヘッド使用。香りはシトラス、香ばしい燻製魚介にペッパーがパチッパチッとはじける焚き火のようなニュアンスが穏やかなピート香と一緒に感じられる。徐々にホワイトチョコとバニラのような甘い匂いが出てくる。味わいはホワイトチョコ、ハーブなどの苦みから徐々に塩辛さが増しピリピリとした余韻、暖かいピートのフィニッシュ。 加水すると消し炭とピートの個性が分かりやすくなるがひどくつまらなくなる。 是非お薦めしま…
ノッキーンヒルズ エルダーフラワージン 43%
イギリス、カンタベリー産。アイリッシュ・ポティーンで有名なテムズ・ディスティラリー社が作った、1997年創業の英国ノッキーン・ヒルズ・スピリッツ社製。乳清から作ったスピリッツを使用し、エルダーフラワー(ニワトコ)の花、ジュニパー・ベリーなどのボタニカルを浸して作るとのこと。IWSCにて2011年銀賞受賞という実績を持つ。香りは独特のエルダーフラワーの匂いに強いジュニパーの香味が重なり、スパイスが微かに感じられる。味わいにもジュニパーとエ…
エディションスピリッツ トミントール44年 50.9%
1967〜2011年瓶詰め、リフェルバーボンホグスヘッド使用。 オレンジクリーム、サンオイルにマンゴー、青々と茂った草、ほんのり青リンゴガムの香り。 味わいは甘く瑞々しい、繊細なタッチ。パイナップルや軽くマンダリンオイル、フルーツティー、フィニッシュにかけてドライで軽くスパイシー。 是非お薦めします。 SOLD OUT
Karuizawa ”ASAMA” 1999&2000 46%
年数表記無しにて1999年と2000年蒸留された原酒のヴァッティングとなる(入荷時期は2013年となる)。軽井沢蒸留所は、活火山である浅間山の麓に1955年に設立され、海抜850mという高所に位置しているために避暑地としても有名だが、その湿度が高く涼しい気候はウイスキーづくりに適した環境とも言われていた。また1991年に日本ではいち早く、スコットランド産麦芽を取り入れ、熟成にはほぼオロロソシェリー樽を使用というこだわりにも評価が高かった…
ウイスキーエージェンシー”The Perfect Dram” クライヌリッシュ 27年 55.1%
1982〜2010年瓶詰め。とても官能的な甘い熟した香りに綺麗に余韻を残して誘惑するかのような尽きることのないアフター。是非お薦めします。 SOLD OUT
イチローズモルト ワインウッドリザーブ 46%
羽生蒸留所のモルトをキーモルトにして数種のモルトのヴァッティング(ファースト・ロッドはそうであった)。その後にフレンチオーク製の赤ワイン樽にて後熟したピュアモルト。
インプレシッブ・カスク ホワイトラベル インペリアル19年 51.5%
1991〜2011年瓶詰め。 シトラス、オレンジオイルやワックスにデパートのお菓子売り場、ペアドロップ、マーガレットなどのチャーミングな香り。ちょっと気にならない程度にスモーキー。 味わいはやわらかく柑橘類のピールのほろ苦さ、ハチミツレモン、クリームチーズクラッカーから徐々にハーブやワラっぽいビターさに。 加水するとさらに爽やかな印象になりややビターさとスモーキーさが分かりやすく。 是非お薦めします。 SOLD OUT
ピアレス・コレクション タムナヴーリン21年 52.7%
1989〜2011年瓶詰め。シェリーカスク使用。 ナツメグやシナモンのスパイシーさ、キャラメルソースの甘い香りにオレンジピールと徐々にベルトの革のすった匂いにほんの少しゴムの擦ったイメージ。 口当たりは贅沢な甘さ、蜜にフルーティーさも感じられ徐々にレモングラスやナッツ、若いパイナップルにペッパーをかけたようなイメージに草っぽさを感じる。加水すると青っぽさに爽やかな印象にピリッとした味が目立つよう。 是非お薦めします。 SOLD OUT
ティーチャーズ ロイヤルハイランド12年 43%
このウイスキーの創業は1830年からウイリアム・ティーチャーが19歳の時になされ、このティーチャーズというブランドネームはこの氏から付けられている。初めは酒商だったが、やがて顧客の好みに応じてブレンドしたスコッチを樽ごと販売するようになったとのこと。そして1884年に独自のブレンドウイスキーを瓶詰めして、ハイランドクリームと名付けて販売したところ、とても好調な売れ行きをみせ、このブランドを確固たるものへとした。このティーチャーズ・ロイヤ…
ウイスキーフープ G&M カリラ11年 59.2%
2005~2016年瓶詰め、リフェルシェリーホグスヘッド使用。 テイスティングコメント:香りはビターチョコ、湿った木材、ナツメグ。そこにフワッと磯の匂い、塩焦しキャラメル。味わいは年数よりもコクがあるよう。カカオ、うっすらとクローヴ、塩味の効いた生キャラメル。アフターは温かく伸びる。 是非お薦めします。