キングスバリー ”KYOTOラベル” アルタベーン7年 64.3%
2008~2016年瓶詰め、シェリーパンチョン使用にて生産本数576本。京都の老舗酒販店である津之喜酒舗のプライベートボトル。このシリーズはこれのボトリングで最後となる。また度数がこれまでリリースされたものの中で最も高いのが注目。 ドライな味わいから、キャラメルのような甘みや干し草のようなニュアンスも感じられる。 是非お薦めします。
ラ・メゾン・デュ・ウイスキー ”アーティスト コレクション#5” クライヌリッシュ20年Over 54.2%
1995~2016年瓶詰め、ホグスヘッド使用にて生産本数600本。フランス最大手のウイスキーショップ”ラ・メゾン・デュ・ウイスキー”のメインシリーズである「アーティストコレクション」の5thリリース。熟成年数の表記もフランスらしくオーバー15年、オーバー25年、など全て5年単位での表記となっている。今回は1980年生まれのドイツ人写真家で大手メーカーの広告の写真なども手掛けており、現在はベルリンとパリを拠点に活動しているヘンリケ・スター…
ダンカンテイラー ダイメンションズ ラフロイグ10年 53.9%
2005〜2016年瓶詰め、シェリーカスク使用。香りはピートとヴィンテージシガーが混ざったスモーク、ベッコウ飴、胚芽クラッカー、オリーブ。味わいはオイリーで、燻製にした肉厚のキッパー(ニシン)、藁で炙ったジューシーなホタテの旨みが口の中を支配し、ゆっくりとバター、シェリー、ビターチョコへと変化。ほんの少し加水をすることで、レイヤーがほどけ、隠れていた蜂蜜カステラ、ラムレーズン入りのパウンドケーキが姿を現し、熟成年数からは想像もつかない広…
KINKOオリジナル ウエストポート”ハート・オブ・ティン”18年 56.7%
1996〜2015年瓶詰め、ホグスヘッド使用。ウエストポートはグレンモーレンジのワンティースプーンの隠語。 香りは甘く、クリーミー。ミルクキャンディ、レモンクリーム。味わいは、麦糖とフルーティーさが感じられ、クリーミーで滑らか。フルーツキャンディ、ナッツ。 アフターに麦芽の余韻が続き、コーヒークリーム、ウッディ―でトーストの香ばしさが残る。
パール・デ・ザンジュ カースブリッジ 28年 54.6%
1979〜2008年瓶詰め。フランス・パリのパール・デ・ザンジュ社のクローズド・ディスティラリーズは名前の通り、閉鎖された蒸溜所のウイスキーを集めたシリーズ。バタースコッチ、ミルクチョコレートのような甘さが舌に絡みつくように味わえる。
ウィドウ・ジェーン8年 45.5%
ニューヨークのブルックリンにて生産。ウィドウジェーン鉱山の美しい水はもちろん、原料は全て有機コーン、有機グレーン、有機酵母を使用しての徹底した製法にこだわりのあるクラフトバーボン。深い琥珀色と香りを損なわないよう無濾過にてボトリングしている。 2013年 ワールドスリピリッツコンペティション 最優秀金賞 ダブルゴールドメダル受賞。 香りはバター、クリーム、トフィーの甘い匂い。味わいはチェリーウッド、オリーブオイル、オレンジと酸味と甘さを…
ウイスキートーク福岡2016 限定ボトル イチローズモルト”失われゆく動物” 2010~2016 59.4%
2010~2016年瓶詰め、1stファーストフィルバレル~2ndオロロソスパニッシュシェリーバット使用。福岡ウイスキートークでの記念ボトル”失われゆく動物”シリーズにあたる。今回のデザインは”オオサンショウウオ”。
ウイスキーマガジン オービタル8年 ”ワールド・ブレンド” 46%
ウイスキーマガジンならではの独自のネットワークと専門家の目利きにより生み出されたハイクオリティーなブレンデッド。世界中から収集した数百にも及ぶモルトウイスキーと、熟成によって角の取れたグレーンウイスキーをブレンドし、高価なペドロヒメネスシェリー樽でフィニッシュした唯一無二のワールドブレンデッドウイスキー。全世界で1,104本限定リリース、日本市場では120本のみの限定入荷。ちなみにこのボトルのボトリングナンバー1はヘンリー王子へ寄贈され…
e Power インバーゴードン43年 49%
1972〜2016年瓶詰め。ホワイト&マッカイ社が所有するスコットランド最北のグレーン蒸溜所・インバーゴードン。香りは上品なバーボンのようで少しウッディさが感じられ、レーズンやキャラメル、バニラ、ナッツ、少し青っぽさもある様。味わいは甘くまろやか、ドライフルーツやバターケーキ、ナッツ、軽いキャラメリーゼの甘さにバーボンによくみられる独特の穀物の味わい。フィニッシュはドライで甘い余韻が静かに残る。 是非お薦めします。
インプレッシブカスク ホワイトラベル ストラスミル22年 50.9%
1990〜2013年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。 香りはレモンを絞ったチョコチップ入りスコーン、ミルキーバー、船着場のロープ、ハーブを添えたベーコン。味は蜂蜜とミルクをかけたミューズリー、バニラ、ハッサク、ミント、紅茶、ワックスを感じ、春の木漏れ日の中、森林でアフタヌーンティーを楽しんでいるような感覚。
エクスキャリバー エクセレンス10年 43%
ブランド名は中世の騎士道物語「アーサー王伝説」に出てくるアーサー王が持つ聖剣「エクスキャリバー」から命名。1886年より商標登録され、日本にも輸入されていたがほどなく終売となる。中身はスコットランド各地の秀逸なモルトを絶妙にブレンドしたブレンデッド・モルト「ジュレヴン」をベースにして造られていると言われ、複雑な風味と爽快なピートの香りが特徴の逸品と評価をされている。
ザ・ウイスキーエージェンシー アイリッシュ・シングルモルト22年 52.1% for Shinanoya
1991〜2014年瓶詰め、バーボンバレル使用。ザ・ウィスキー・エージェンシーと輸入元スリーリバーズ、信濃屋の厳選したコラボレーションボトル。和〜NAGOMI〜ラベル第5弾となる。今回のラベルではウイスキーエージェンシーの「Fight」シリーズをモチーフにアレンジし「Japanese Fight」として、「通俗水滸伝豪傑百八人・九紋龍史進」を採用。 香りは、熟したマンゴー、パッションフルーツ、バナナ、フルーツサラダ、徐々にアンティーク家…
ソサエティ 29.158 61.7%
2000〜2015年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。タイトルは”スモーキングガン”にてソサエティコメントは次のように。”最初は豊かで柔らかく、甘いピートの煙、次いで直火で焼いた栗、クレームカラメル、そしてカラメルにした赤砂糖の芳香。それからプロシュート乾燥熟成ハムと使い込んだレザーサドルの香りも。味はヒッコリーで燻したアーモンドとカシューナッツ、そしてスモーキングガンを使って「スモークド・オールドファッションド」をつくるような、蜂蜜…
ソサエティ 33.78 55.4%
1998〜2009年瓶詰め、1stフィルバレル使用。明滅する小さな残り火( Leaves little flickering fires)がタイトルになっている。ソサエティ・アーカイヴには次のコメントとなる。香りは、石鹸、灰、そしてメンソールが印象に残る。やがて、焙煎したブラジルコーヒー、表面を軽く焦がしたバニラのさや、グリルしたハム、パイナップル、焦げたヘザーの丘の斜面―焦げた香りが現れる。のちに、香りはさらに深まり、熟れたメロン、油…
信濃屋 ジ アンタッチャブルズ バーンサイド18年 56.6%
1996〜2014年瓶詰め、ホグスヘッド使用。シリーズネームの由来は”The Untouch-ables”(賄賂の通じない真面目な姿勢)の意を表し、また品質に徹底的に拘る信濃屋の意思表示とボトラーズへの原酒の供給が基本的にはないため蒸留所名が公開できないウィスキー業界のいわゆる”アンタッチャブル”な領域を掛け合わせたもの。 シリーズ第二弾にあたるボトルはウィリアム・グラント社が所有する今でもフロアモルティングを行うスペイサイドの蒸留所の…
サマローリ´Sピーティ 1995 for Whisky Live Tokyo 45%
1995〜2014年瓶詰め。2014年9月20日、21日に開催された”東京インタナショナル・バーショー&ウイスキーライヴ2014”の出展限定ボトルにあたる。 香りはヘザーハニー、トフィー、チョコ、干し草、バニラなどから始まり、海藻、塩、消毒液、ミントが徐々に侵食。 味わいは塩キャラメル、ヘーゼルナッツクリームが入ったウエハースチョコ、メープルシロップ、オイル漬けのオイスター、ブラックペッパー、ルバーブ、コーヒー、タマリンドジュースと多様…
ウイスキードリス 11thアニバーサリーブレンデットモルト 45.1%
ボトリングは2013年、シェリーバット使用。ドイツのボトラーであるウイスキードリス社11周年記念ボトル。最も若い原酒のヴィンテージは2001年を使用しているとのことだが、それ以外については遙かに古いヴィンテージの原酒を採用。原酒のブレンドは数年前に終えており、2013年11月のボトリングまでシェリーバットに詰め戻して追熟させるダブルマリッジを施して香味の一体感を高めている。 香りは熟したマンゴーやアプリコット、ドライフルーツ、ウッディネ…
バーターハウス 20年 45.1%
ディアジオ社が企画した”オーファン・バレル・プロジェクト”シリーズの第1弾。オーファンとは”親の居ない孤児”を意味する言葉で、ウェアハウスに埋もれている良質の長期熟成原酒を世に送り出すことをコンセプトに、リリースしていくもの。 バーターハウス20年はケンタッキー州ルイヴィルのスティッツェルウェラ蒸留所のウェアハウスで発見されたものを、テネシー州のジョージ・ディッケル蒸留所で瓶詰めしたもの。現在、スティッツェルウェラ蒸留所は閉鎖されており…