ダグラスレイン OMC タリスカー9年 58.1% ビックスタンプ
2001〜2011年瓶詰め、リフェルホグスヘッド使用。90本販売。 とにかくスモーキー。ピートは比べると穏やかに感じやすい。パチパチっとはじけて存在感に圧倒しそう。ツンとしていて奥の方に芳しいナッツ香。 味わいは麦芽のような甘さと蜜を連想させる。少しのチョコを感じるが突然態度が変化して海の潮の荒々しい方と胡椒のスパイシーさが襲いかかってくるかのような感覚を味わえる。 フィニッシュはパワー押しの塩と胡椒。味わいの素直さに年数を感じる。 是…
エディションスピリッツ クライヌリッシュ14年 56.3%
1997〜2012年瓶詰め、リフェルバーボンホグスヘッド使用。エディション・スピリッツ社はスコットランドのグラスゴーに本拠を構えるボトラーにあたる。代表のアンドリュー氏は、若くして会社を立ち上げており、本来ある自身の環境の力に頼らずに(彼の父は大手インディペンデントボトラーの経営者)常に慎重かつ入念にテイスティングを行ったうえで樽選びをしているとのこと。また、それぞれの商品に「ザ・ファーストエディションズ」というブランド名を冠してリリー…
G&M グレンロセス 1978 40% センチュリーリザーヴ
1978~1995年瓶詰め。ゴードン&マクファイル社のセンチュリーボトル(100周年記念)にあたる(操業1895年)。是非お薦めします。
ダンイーダン ボウモア21年 49.6% for SHINANOYA
1992~2014年瓶詰め、ホグスヘッド使用。ダンイーダンはイタリアの総合酒類メーカーのドナート(DONATO)社が企画、そしてイタリア市場向けに販売しているボトラーズブランドにあたる。樽の選定は、ドナート社が旧ダグラスレインの提携下で入念にセレクト、瓶詰めに関しても同様に旧ダグラスレインの姉妹会社「The Waddel Hepburn」が担当。ちなみにダン・イーダンとはゲール語のスコットランドの首都エディンバラに由来している。香りは潮…
ダンイーダン カリラ21年 56.2% for SHINANOYA
1996~2014年瓶詰め、生産本数279本。ダンイーダンはイタリアの総合酒類メーカーのドナート(DONATO)社が企画、そしてイタリア市場向けに販売しているボトラーズブランドにあたる。樽の選定は、ドナート社が旧ダグラスレインの提携下で入念にセレクト、瓶詰めに関しても同様に旧ダグラスレインの姉妹会社「The Waddel Hepburn」が担当。ちなみにダン・イーダンとはゲール語のスコットランドの首都エディンバラに由来している。香りは、…
カスク&シスル モートラック 14年 57.4%
1993〜2007年瓶詰め、シェリーカスク使用。供給元はザ・ビンテージ・モルト・ウイスキー社から。このボトラーズ会社は1992年、スコットランドの蒸留所からさまざまなウイスキーをつくり、それらを世界中に販売するため、20年間のモルトウイスキー業経験をもつブライアン・クロークによって設立となる。ブランド名であるCask&Thistleのシスルは、スコットランドの国花であるアザミを意味する。 香りは、甘いバニラやシェリー、軽くナッツ…
ザ チェス スペイサイド シングルモルト 43年 キング ブラック for Shinanoya 51.4%
1973~2016年瓶詰め、シェリーカスク使用にて生産本数240本。信濃屋プライベートボトルのロゴにも採用している”チェス”ラベル。その根幹となっているフラッグシップの「The Chess」シリーズは2007年に第1弾となるラフロイグ・ナイトのリリースからスタート。それから9年間まで計7本のリリースを実現し、このシリーズ完結となるキング(ブラックとホワイトがリリースとなる)のボトルがこれとなる。ちなみに蒸留所名は非公開というスペイサイド…
ザ・モルトマン ノックデュー9年 50.1%
2007~2016年瓶詰め、シェリーカスク使用にて生産本数172本。香りはドライフルーツ、ダークジャム、ホットなチョコレート。味わいはややスモーキーでヘーゼルナッツ、ココア、シナモンとラムレーズンが伴う。フィニッシュはまさしくシェリーのスパイシーさ、アーモンドで緩やかに漂う。
ウィームス オーヘントッシャン17年 46%
1998~2016年瓶詰め、プレーンバレル使用。サブタイトルは”Pear Creme (洋ナシのタルト)”。香りは明るく鮮やかな草原のピクニック、パイナップル入りレモネード、洋ナシのクリームタルトとポケットから出した溶けたレモンキャンディー。味わいはピリッと凝縮していて、酸っぱいプラムとブリキやレモンシャーベット、加水すると優しい桃と大麦のジュース、ピリッとしていて爽やかな口当たり、かすかなバニラクリームに優しい木のスパイス。フィニッシ…
ウィームス ロングモーン23年 46%
1992~2016年瓶詰め、ホグスヘッド使用。サブタイトルは”Persian Anise(ペルシャのアニス)”。香りはとてもソフトで丸く、ハチミツで煮た洋ナシ、スパイシーなクローヴ、フェンネルとアニス、芳香なビャクダンとスパイスの箱にスイカズラとジャスミン。味わいはジンジャービスケットにチョコとキャラメルのショートブレッド、柔らかくてスムースで後を引く、加水でオレンジのトフィーと砂糖がけのアーモンド。フィニッシュは一晩中続くような長く柔…
キングス カウンティ 45%
熟成年数表記無し。操業は2010年。ニューヨーク・ブルックリンの倉庫街にある約10坪の小さな蒸留所にてウイスキーをつくり始めて、キャッチコピーが”禁酒法時代以降初めてニューヨークに出来た蒸留所”。 原材料にニューヨーク州北部で作られた食用のオーガニックコーン、スコットランド産のモルトを使用し年間約7,500リッターを生産とのこと。
ウィームス ボウモア1995 57.2%
1995~2014年瓶詰め、ホグスヘッド使用にて生産本数 226本。サブタイトルは”Rock Pool(ロックプール)”。香りはとてもフルーティでパッションフルーツやグァバ、マンゴーとプラム、紅茶の茶葉に燻蒸の魚介類と腐葉土。味わいはとても印象に残るフルーツの甘み、独特の旨みとスパイシーさを感じる。徐々にピーティーさとソルティーな印象に変わり、余韻は長く残る。是非お薦めします。
タリスカー6年 ”SHIN GODZILLA” EXCLUSIVELY CHOSEN BY SHINANOYA FOR GODZILLA 58.9%
2009〜2016年瓶詰め、シェリーホグスヘッド使用。309本限定。1954年の第1作公開以降、1998年と2014年にはハリウッドでも公開した、日本を代表する映画シリーズとして”キングオブモンスター”、”怪獣王”と名高い世界的な人気を誇る「ゴジラ」。2016年公開となったゴジラの最新作となる「シン・ゴジラ」の公開に合わせ、映画・ウィスキーというそれぞれ枠を超えたコラボレーションが実現したボトルとなる。ちなみに同時期にはゴジラボトルとし…
マルスモルト ル・パピヨン”オオルリシジミ ” 58%
2012~2016年瓶詰め、アメリカンホワイトオーク使用。「マルスモルト ル・パピヨン」シリーズは、ウイスキー熟成に関わる自然環境について日本の蝶をモチーフにして表現しているとのこと。 この第一弾は長野県に生息する「オオルリシジミ」がテーマ。鮮やかな青色の羽根を身に纏い美しく飛翔する姿をイメージして、香り高く華やかな芳香のあるモルト原酒を一樽セレクトしている。
ハンターレイン OMC”スペシャル・カスクストレングス” アードベック21年 49.6%
1992〜2013年瓶詰め、リフェルホグスヘッド使用。甘い香りから軽くピートと硝煙のようなスモーク、あられ、麦芽の香ばしさ。 味わいは、甘みがあり若干の塩っ気、刈った牧草、ナツメグの風味。フィニッシュに塩気や微かなピートを伴った長くドライな余韻。
アデルフィ マッカラン24年 52.4%
1988〜2013年瓶詰め、リフェルシェリーカスク使用。 香りはナッテイな焼き菓子、僅かな硫黄、マジックインク。味わいはウッディーでリッチ、ほのかな葡萄の酸味とタンニン、レーズンとビターチョコレート。フィニッシュは細く長い。
OB限定 タリスカー ダークストーム 45.8%
年数表記無し、免税店向け。MATURED IN CHARRED CASKSと記載されているので、通常よりも深くチャーされた樽とのマチャードとのこと。 香りは焦げた木片を強く感じ、魚介の乾物、ヨードに焦がしたカラメル。 味わいはほろ苦い甘さ、ジャム系のフルーティーさを少し感じフィニッシュにスパイシー。
ジャックダニエルズ マスターディステェラー NO2 43%
ジャックダニエル蒸留所ではこれまで7人のマスターディスティラーが歴任(現在2014年)。「NO.2」は禁酒法時代を経験しながらも職務を遂行した2代目のジェス・モトロー氏をオマージュし、現マスターディスティラー自らが熟成のピークに達した原酒の樽を選び抜き、ボトリング。
山崎 リミテッドエディション2014 43%
ギフト用限定ボトル。シェリー、ポートのヨーロピアンオークの樽で20年以上熟成させた原酒を使用、さらにアメリカオークの若いモルト原酒を組み合わせて複雑な味わいを演出。是非お薦めします。