キングスバリー カスクストレングス ”リミテッドエディション” ボウモア14年 46%
1998〜2012年瓶詰め、バーボンバレル使用。香料のピーチや磯っぽさ、微妙にラベンダーの匂い。 口当たりは滑らかで甘く、徐々に塩っぽさが見えてきてアフターはスモーキーさが出てくる。 アイラの個性は優しく感じられる。
キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ラフロイグ22年 53,7%
1990〜2012年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。グレープフルーツのワタ、レモンキャンディーと炭火の匂い、バニラの甘さや穏やかなピートの香り。 味わいは、甘く滑らかで徐々に魚介のダシっぽさと塩っぽさを感じ、アフターにピートの温かさが残る。 加水すると削り節のニュアンスが強く感じられる。 是非お薦めします。
キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ボウモア17年 53.6%
1995〜2012年壜詰め、リフェルシェリーバット使用。埃っぽい本棚、徐々にいぶりがっこのような匂いとミーティー、焼いた麦と灰、くすんだマンゴーシロップに薄っすらと感じるラベンダーと曇った日の磯の香り。 味わいはシロップっぽい甘さが感じられ、徐々にささやかな南国フルーツとオレンジのニュアンスから塩っぽさとピートが遠くで感じられる。
キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ラフロイグ12年 55.6%
2000〜2012年壜詰め、バーボンホグスヘッド使用。炭とピート、苦みのあるハーブ、磯っぽさが混ざったような感じが蒸れたように感じる香り。 味わいは、甘くシロップ付けのグレープフルーツから徐々にアイラっぽさが力強くなりフィニッシュに塩っぽさとリコリス、タールが感じられる。
ダグラスレイン オールド&レア ポートエレン30年 54.2%
1978〜2008年瓶詰め。上等なシガーラッパー、スモーキーでハーブ、潮風、膨らみのある甘み、オリーブオイルのようなオイリーな匂い。味わいはまとわりつくように海草やとろみのあるフルーツ、わずかにオイリー、徐々にタール。フィニッシュにコショウのように刺激的で余韻は長く暖かい。是非お薦めします。
リバースタウン ブルイックラディ18年 50.2%
1991〜2010年瓶詰め、ホグスヘッド使用。リバースタウンは販売を日本と北欧に限定したブラッカダー社のリミティッドシリーズに当たる。香りはパッションフルーツの爽やかさ、青リンゴ、バニラ、ゆず。味わいは軽くキャラメルのような甘さから徐々に塩っぽさの個性が感じられ、フィニッシュはかんきつ類のピールの苦味。 ライトな印象から少しづつ個性が出てくる様。
エクスクルーシヴ・モルツ ボウモア8年 for Shinanoya 56.4%
2003〜2012年壜詰め、リフェルホグスヘッド使用。クリエイティヴ・ウイスキー社と信濃屋の初ジョイントコラボボトルにあたる。 香りは、バニラと甘いピート、アイラらしい燻蒸した魚、潮と焚き火。味わいは、ややナッツっぽいオイリーさ、フルーツのシロップに柑橘フルーツの皮の苦味、少しのミルクチョコ、のど飴。フィニッシュに塩辛くホットでドライ。
オクトモア5_169 5年 59.5%
2012年壜詰め、フレッシュバーボンカスク使用。ブルイックラディ蒸溜所でのヘビーピート麦芽を使用してつくられるタイプで、リリース毎にピートの強さが高くなっている傾向にあり、5thはフェノール値169ppm。 鼻腔を刺激しすぎるピート、コンビナートのタール、焼いた麦にスッキリしたフルーツピールの香り。味わいは甘くピートでスモークした麦に若いパインの芯、ボタニカルと燻製の煙を食べたかのようなイメージ。フィニッシュも力強く残る。
スコッチシングルモルト・サークル ポートエレン29年 55.5%
1982〜2012年壜詰め、オークバット使用。香りは甘さが漂うスモーキーさ、レモンキャンデー、干し草とペッパーを伴う魚の燻製。 味わいはわずかにオイリーで蜂蜜の様に甘い、オレンジペコ。フィニッシュにハーブやジンジャーの刺激。 是非お薦めします。
SATOラベル ”ヴィンテージカーラベル” ボウモア12年 52.6%
2001〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。SAKE SHOP SATOのヴィンテージカーシリーズ第三弾。香りはスモーキーで灰っぽさを伴い、シャープな潮風、レモンペッパー、オイルサーディンに海辺の海藻の匂い。味わいはアカシアの蜜、オレンジピール、徐々にペッパーの刺激。フィニッシュにスモーキーな感覚と苦味が残る。
オフィシャル キルホーマン 100%アイラ 5年 61%
2008〜2013年瓶詰め、バーボンバレル使用。“100%アイラ”は、麦の栽培、製麦、蒸溜、熟成、瓶詰のすべての工程をアイラ島で行ったことを指す。丁寧にフロアモルティングもされ、モルトのフェノール値は約20ppmとミディアムピーテッド。(通常のリリースは50ppmと大きく異なる) 香りは刺激的なピートスモーク、薬品、ビスケット、脂ののった魚、ミント、オレガノ。味わいは刺激的なピートとアルコールから、オイリーな甘さと旨味がじわじわと広がっ…
ウイスキーエージェンシーwithネクター カリラ33年 53.7%
1979〜2012年壜詰め、リフェルホグスヘッド使用。香りはスッキリとしたスモーキーさ、シトラス、メスカルにグレープフルーツとグレープシード、スイカズラ。味わいは甘くて嫌みのない塩っ気とミネラル、ライチ。フィニッシュはソルティーで柑橘類の爽やかさが感じられる。 是非お薦めします。
OB アードベック ガリレオ 49%
1999年の様々な原酒を特別にバッティング。 ”ガリレオ”の由来は近代天文学の父、ガリレオにちなんで名づけられ、「世界初」となる宇宙での熟成に関する実験を記念しての限定ボトル。 シチリアのマルサラワイン樽で熟成した原酒を使用し、バーボン樽で熟成した原酒を合わせることで、ピーティーでスモーキーかつフルーティーなアロマと口当たりを演出。 SOLD OUT
スリーリバーズ ❞ダイナソー❞ ボウモア13年 59.3%
1999〜2012年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。”ダイナソー”シリーズの第二弾で前回の第一弾と同じ蒸留所の同ヴィンテージで、熟成が1年進み13年熟成となる。また樽のタイプも違うので比較対象としても面白いかもしれない。ちなみに今回の恐竜は「サウロペルタ」で、鎧に覆われた体と長いとげ(角)が特徴的。香りはシェリー、磯や潮、スモークにピート。味はレーズンでウッディー、スモーキーと潮のコントラストからフィニッシュは非常にホットでスモーキ…
ウイスキーエクスチェンジ for信濃屋 ボウモア17年 52.1%
1994〜2012年瓶詰め、シェリーバット使用。 エクスチェンジのスキンダー氏と信濃屋のコラボアイテム。 香りは、柔らかな潮風とピート、フレッシュな柑橘系フルーツにミネラル感、チリペッパー、どこか暖かみのある雰囲気。口に含むと、甘い灰、グレープフルーツの綿、葡萄ジュース、微かにトロピカルフルーツも。フィニッシュ は、スモークを中心に潮、柑橘の皮のビター感があり印象によってライトに感じるかも。
ダンカンテイラー ピアレスコレクション カリラ26年 55.9%
1984〜2011年瓶詰め。 香りは、スモークしたフルーツでパイナップル、アプリコットにライムの爽やかさが感じられる。徐々にボタニカル、シガーの葉。 味わいはニシンの削り節、厚みのある甘み、林檎などのフルーティーさ、徐々に塩味が増し、ザラザラした感触が残る。 乾いた葉とピート、燻蒸の塩がフィニッシュに感じられる。
スリーリバーズ ”ダイナソー” ボウモア17年 54.1%
1995〜2013年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。ダイナソーシリーズ第3弾にあたる。今回の恐竜は”ケツァルコアトルス”で、現在知られる限りで史上最大級の翼竜であると同時に史上最大級の飛翔動物とのこと。 香りはスモーキーで磯とヨード、少しの柑橘系の爽やかさ。味はスモーキー、濃厚なモルティでバニリンな甘みと潮、フィニッシュはホットで柑橘系の甘みとスモーク。