キングスバリー ”シルバー” グレンギリー19年 46%
1993〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。香りはクリーンでふわっと広がる華やかな柑橘と麦の柔らかな甘さが漂う。味わいはスムースで、フルーティー。柑橘類を感じさせるニュアンスもあるが麦の旨みのようなものを強く感じる。フィニッシュは極めてライト。
OB ベンリアック12年 ホライズンズ 50%
オフィシャル限定。3回蒸留にて生産、50%加水調整。今までのベンリアック蒸留所の視野(Horizon)と、これからの果てしなく広がるベンリアックの領域(Horizon)を表したネーミングになっている。香りはローストアーモンド、ブラジルナッツ、バター、スコーン、クロテッドクリーム、ヘザーハニー。味わいはフレッシュでクリーミー。ペカンナッツ、ブラジルナッツ、ヘーゼルナッツ、オーク、蜂蜜、花のニュアンス。
ゴードン&マクファイル エクスクルーシヴ プルトニー21年 56.1%
1991〜2013年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。甘い香りから、徐々に熟した夏の果実の香り。味わいはスパイスや、はっきりとしたフルーツの風味、フィニッシュの余韻は長い。
ゴードン&マクファイル エクスクルーシヴ カリラ10年 57.1%
2002〜2013年瓶詰め、リフェルシェリーホグスヘッド使用。 甘塩に漬けた肉、バニラ、フルーツのジャムの香り。味わいはコショウの風味からバナナや桃。それからピートスモークが長く続く。
グレンドロナック ソーテルヌカスク for Whisky Live2013 55.1%
2002年〜2013年瓶詰め、ソーテルヌ・ホグスヘッド使用。(バーボンカスクで熟成後、最後の1年間ソーテルヌワインの空樽で追加熟成) 香りは、白い花や甘く華やかな蜂蜜のようでバニラ、キャンディの甘さ、かすかなスモーキーさが徐々に感じられる。味わいは蜂蜜、華やかなバニラやハーブ、タンニンの苦味にフルーツの甘さからフィニッシュにキレのよいドライさを感じる。
キングスバリー ”シルバー” ミルトンダフ18年 46%
1995〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用にて生産本数166本。香りは爽やかなハーブ、麦のクリームに柔らかな蜜。味わいは優しくスムース、徐々にスパイシーさが感じられる。
キングスバリー ”ゴールド” カリラ28年 51.6%
1984〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。香りは海草、ピートとスモーク。甘い余韻。味わいはゆっくりとピートとスモークが交じり合いオイリーさもあり、じわじわと味が押し寄せる様。フィニッシュは長く続き落ち着いた様子。熟成感を感じるバランスの良い味わい。
キングスバリー ”ゴールド” グレンキース20年 51.7%
1992〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。香りは青リンゴ、蜂蜜にしつこくないトフィー。味わいはフルーティーでレモンキャンデー、アカシアの蜜、優しいボディ。フィニッシュにウッディな苦味とドライさが残る。 是非お薦めします。
キングスバリー ”ゴールド” ボウモア10年 58.2%
1992〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。フレッシュなフルーツ香から徐々に塩っぽさと灰の匂いへ続く。味わいはスマートな甘さ、次第にスモークを感じる。
エクスクルーシヴモルツ サムウェア スペイサイド9年 55.5%
2003〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。 中身は蒸留所名を明かすことを固く禁じられている所。(ボトラーからのリリースがほとんど無く蒸留所元詰めボトルしか出回っていない人気蒸留所とのこと)フレッシュでナッティ、ハニーとドライフルーツの香り。味わいはリッチな甘さ、僅かなスパイス、麦芽の豊かな表情が感じられる。
キングスバリー ”京都ボトル”マッカラン19年 56.6%
1991〜2011年瓶詰め、セカンドフィル・シェリーホグスヘッド使用。 京都の津之喜酒舗からの8回目のオリジナルリリースボトル。 ロースティな麦の香り、わずかにハーブも感じて爽やかな果実感、フィニッシュはドライ。バランスの良さが心地よい。
スリーリバーズ ”ダンスシリーズ” カリラ28年 54.8%
1983〜2012年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。スリーリバーズ“ザ・ダンス・シリーズ”第10弾に当たる。今回のラベルデザインにはイスラム圏に伝わる”スーフィーダンス”を踊るエネルギッシュな男性を採用。香りは肉系の燻製、磯、レモンキャンディー。 味わいはベーコン&レモンキャンディーにソルト。フィニッシュはスモーキー&レモンが長く続く。 是非お薦めします。
OB限定 アードベック ”アードボッグ” 52.1%
バーボン・カスクで10 年熟成させた原酒と、マンサニージャ・シェリーのカスクで10 年熟成させた原酒をバッティング。”アードボッグ”の名称はピートが採掘される湿地=Peatbog に由来。その名のとおり、古代からのピート採掘地の土壌を思わせる味わいが、アードベッグ本来の革製品、トフィー、スモークの要素を際立たせているとのこと。
ウイスキーエージェンシー Xネクター レダイグ7年 52,1%
2005〜2012年瓶詰め、EXバーボンホグスヘッド使用。ヘビーピーティットタイプ。甲殻類などの魚貝のスモーク、根菜類の野菜にピート、仁丹などのニュアンスの香り。口当たりは、少しつつくようなスモーキーさ、うっすらとホワイトチョコの甘さ、塩っぽさからフィニッシュに青臭い苦みを感じる。
キングスバリー リミテッドエディション オスロスク21年 46%
1991〜2012年瓶詰め、シェリーカスク使用。 ブドウの葉、メロンの皮の青さにライムを連想させる爽快感を少し感じるが、スパイシーさとゴムの焦げた感が徐々に目立つ香り。 味わいは、イチジク、グレープジュースと木の皮の苦味が感じられ、粉っぽいニュアンスが残る。アフターは木樽の苦みが感じられ、短く残る。
クーパーズチョイス ラフロイグ6年 for SHINANOYA 59%
2006〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。 強烈なスモークとピート、潮風とヨード香のアイラ産独特の匂い、ホワイトチョコ、擦った革製品の香り。口当たりは、ヘビーピートの麦芽の甘み、仄かに柑橘フルーツ、燻蒸の魚介の削り節、深煎りエスプレッソ、甘い灰、タール。アタックが強く飲み応えがあるのに年数以上の複雑なボディが素晴らしい。フィニッシュは消し炭の苦味、焚き火、ピート・スモークが暖かく長く続く。 是非お薦めします。