サマローリ カリビアン ラム 45%
2016年瓶詰めにて生産本数360本。トリニダードの1999、バルバドスの2000にパナマの2004のビンテージをブレンド。ラムの”ブレンデット”にあたる。香りは桃、バニラクレープ、パウダーコーヒークリーム、キノコ、ナツメグで、木の葉のアクセント。味わいはバニラカスタードクリーム、ピーナッツバター、ヘーゼルナッツの香ばしさ。とてもスムースで美味。
ロン・デ・ジェレミーXO 40%
フィンランドにあるワン アイド スピリッツ社のボトラーズブランドにあたり、ボトリングはオランダで行っている。中身はデメララ・ラム、ジャマイカの4蒸留所、トリニダッド蒸留所、バルバドス・フォースクエア蒸留所のブレンドで造られており(計7蒸留所のブレンド)スタイルはイギリス圏のラムの製法を取っている。ちなみにブランドネームはアメリカのAV男優の名前からヒントを得ているとのこと。このXOは15年以上の熟成となっており、ソレラシステムで熟成され…
ロン・デ・ジェレミー レゼルヴァ 40%
ロン・デ・ジェレミーはフィンランドにあるワン アイド スピリッツ社のボトラーズブランドにあたり、ボトリングはオランダで行っている。ちなみに、ブランドネームはアメリカのAV男優であるロン・ジェレミーから命名とのこと。このレゼルヴァは、デメララ・ラム、ジャマイカの4蒸留所、トリニダッド蒸留所、バルバドス・フォースクエア蒸留所のブレンド(計7蒸留所を使用)でバーボン樽にて8年熟成させて造られており、スタイルはイギリス語圏ラム製法を取っている。…
ビエール ラムヴュー2006 42%
マリー・ガラント島産。ビエール蒸留所は年にもよるがサトウキビの種類が8種類ほどからブレンドされてつくられている。蒸留は1935年に作られたサヴァル社製の柱状蒸留機3機でまかなわれており、蒸留機の上部3段の濃縮した蒸留をつくる所は銅製でできており、あとの8段の蒸留部はステンレス製となっている。熟成には全て3年間バーボンに使用した樽をアメリカから輸入して使用。 このラムヴュ―2006は、バーボン樽で4年間の熟成を経た後、さらにコニャック樽に…
プランテーション バルバドス 20th Anniversary XO 40%
バルバドス産。コニャック・フェラン社の社長であり、2012年には「Master Blender of the Year」にも選ばれたアレクサンドル・ガブリエル氏が、社長就任20年を記念して造った特別なラムのXO。バルバドスで生産された数種類のラムを長期間バーボン樽で熟成させた後、フランス国内でセラーマスターがブレンドし、フレンチオークの樽で再度熟成をしたもので、これは”ダブルエイジング”という手法にあたる。香りはバニラやドライバナナ、オ…
マウントゲイ1703 オールド・カスク・セレクション 43%
バルバドス諸島産にて、年数表記無し。バルバドス島にウイリアムス・ゲイという人物が所有していたサトウキビ農園から商品名が名付けられる。この1703は創業年数から命名、中身は10年~30年ものの原酒を贅沢にブレンドしてつくられる。オーク、カラメル、レザーのコクのある香りに、味わいは熟したバナナやフルーツのコンポートのニュアンスが広がる。 是非お薦めします。
SaGa ”ハリード” ヘイシャンラム12年 Chosen by Shinanoya for Romancing Sa・Ga3 52.3%
2004~2017年瓶詰め、生産本数161本。SaGa×SHINANOYAのコラボボトリングにあたる。中身はカリブの島国・ハイチからのラム原酒にて、ロマンシング サ・ガ 3の人気キャラクターの一人、剣の名手「ハリード」をイメージした味わいをセレクトしているとのこと。またラベルはイラストレーターの小林智美氏が描き下ろした、このボトルのためだけの特別な1枚を使用。 香りは塩の砂漠、タールや粘土、スモーキー、奥からオリーブ、アプリコット、パイ…
ダモワゾー ラム・ヴィユー 1980 60.3%
グアダループ島産、ベルビュー蒸留所にて1980~2002年瓶詰め。1980年に蒸留された後に180Lのバーボンカスクでの18年間の熟成を経て、5,000Lサイズの大きな木樽に移して保管。大樽に移すことによって蒸発のスピードを落とし、原酒の消失(エンジェルスシェア)を最小限に抑えて、ゆっくりと瓶詰め直前まで品質を向上させる製法で造られる。なので、中身は20年オーバーの原酒だが高い度数を保ったものとなる。 香りは溶剤、シトラスとバニラ、フル…
シルバーシール ジャマイカ ”ロングポンド” 1996 46%
1996~2007年瓶詰めにてジャマイカ産、ロングポンド蒸留所。数年間ジャマイカにて熟成された後、イギリスにで引き続き熟成となる。香りはフルーツジャム様、特にチェリーやプルーンなどのフルーティさが感じられる。味わいはリッチとスムースさが同時に感じられ、とてもフルーティでバランスが良い。余韻もトロピカルフルーツのフレーバーが良い感じに続く。
ヴェリエ バステール 1995 58.2%
グアドループ産にて1995〜2008年瓶詰め。アグリコール製法にて製造している。 蒸留酒の作り手として名高いカポヴィッラ氏が選ばれた原酒をボトリング。 Tasting comment:香りはバナナの葉、モラセス、ブラウンシュガー、無花果、なめし革。味わいはウッディでナッティー、シナモン、甘さは繊細。フィニッシュに糖蜜のほろ苦さと樽の香ばしさが残る。是非お薦めします。
コンセプション・グランレゼルヴァ1990 40%
ニカラグア産。アメリカンオークカスク使用。 香りはコーヒーとチョコレート。味わいはフルボディで柔らかい。ウッディ、アーモンドチョコレート。
ブルームスバリー デメララ14年 ラフロイグカスク 46%
1992〜2006年瓶詰め、シェリーカスク使用にてボトリング本数は不明。ポット・スティルで1992年に蒸留したガイアナ産デメララ・ラムをラフロイグの熟成に使用したシェリー樽で仕上げの熟成を施したもの。ブルームスバリーはイギリス・ロンドンにある酒商”ブルームズバリー・ワイン&スピリッツ社”の出すプライベートボトリングにあたり、主にラムやジン、ウイスキーなどをリリースしている。 テイスティングコメント:香りはヨード、擦ったゴム、パパイヤ、焼…
ナインリーヴズ オルモストスプリング カベルネソーヴィニヨンカスク 48%
アメリカ・カリフォルニア州にあるワイナリー・ウェンテ ヴィンヤーズの赤ワイン樽(カベルネソーヴィニヨン種)の空き樽に詰めて熟成。春先に原酒のナインリーヴズ クリアを樽詰めし、暑い滋賀の夏と厳しい寒さを乗り越えておよそ1年熟成させたもの。名称の由来は、秋冬の熟成を経てリリースされる商品として日本語の春から想起させられる、華やかさや春先の陽の光のような期待感、新たな可能性の始まりといったイメージ表現し、命名。
セブンシーズ・ラム 40%
高知県の黒潮町に200年ほど前から伝わる伝統製法で作られる黒糖を原料とした国産ラム。生産元(菊水酒造)のさとうきび畑近くの専用工場で搾汁し地元直伝の伝統製法で濃縮された黒糖(ハイテストモラセス)が原料となる。アメリカンオーク樽でおよそ3〜4ヶ月熟成させた後にホーロー製のタンクに入れて3年以上寝かせた原酒を使用。
ネイソン シングルカスク 2003 リミテッド・プロダクション 46.9%
マルティニーク産。シングルビンテージのリリースがあまり無いブランド。(ほぼ同時期に近いので2004年ビンテージにて46.2%が日本市場で入荷)
ロンサカパ センテナリオ エチケッタ・ネグラ 23年 43%
グアテマラ産。ロンサカパのドイツ・イタリア市場向けの限定上級品。通常のセンテナリオと比べて色も薄いが複雑、バニラの甘みは控えめでややビター、熟成感のあるタイプ。
ディプロマティコ アンバサダー 47%
ベネズエラ産。マスター・ブレンダーのチトー・コルデロ氏によってつくらた1本。12年間オーク樽で熟成させたポットスティル蒸留の原酒を厳選し、ブレンド後、PXシェリー樽で最低2年以上の熟成。 甘味料やカラメル、その他の添加物など一切添加せずノンチルフィルターにて瓶詰め。なので、表記上では14年以上の熟成となる。
ネイソン エクストラ ヴュー 45%
マルティニーク産。ここの蒸留所は数少ない家族経営を続けるこだわりの作り手と言われている。ネイソンは幅広いラインアップを持つが、このエクストラ・ヴューはエントリーモデルの中でももっともバランスの取れた一本だろうと思われる。2006年蒸留原酒を大樽でしばらく寝かせた後、350リットルのオーク樽でゆっくりと熟成。フルーツの香りが溢れ、なめらかな飲み口はさらに熟成させたラムを連想させる。 是非お薦めします。
セロ・ネグロ1989 42%
1989~2016年瓶詰め、バーボンカスク使用。セロ ・ネグロ(黒い山の意)は、ニカラグアにある火山の名を表す。香りは非常に複雑でありながら柔らかくバニラ、トーストナッツ、ココア、煙が重なり合う複雑な印象。味わいはフルボディでヘビー、まろやかでコクがある。ココア、ダークチョコレート、スパイシーな甘さが伴う。余韻は長く、スパイシーな甘さが続く。