ネイソン シングルカスク 2003 リミテッド・プロダクション 46.9%
マルティニーク産。シングルビンテージのリリースがあまり無いブランド。(ほぼ同時期に近いので2004年ビンテージにて46.2%が日本市場で入荷)
ロンサカパ センテナリオ エチケッタ・ネグラ 23年 43%
グアテマラ産。ロンサカパのドイツ・イタリア市場向けの限定上級品。通常のセンテナリオと比べて色も薄いが複雑、バニラの甘みは控えめでややビター、熟成感のあるタイプ。
ディプロマティコ アンバサダー 47%
ベネズエラ産。マスター・ブレンダーのチトー・コルデロ氏によってつくらた1本。12年間オーク樽で熟成させたポットスティル蒸留の原酒を厳選し、ブレンド後、PXシェリー樽で最低2年以上の熟成。 甘味料やカラメル、その他の添加物など一切添加せずノンチルフィルターにて瓶詰め。なので、表記上では14年以上の熟成となる。
ネイソン エクストラ ヴュー 45%
マルティニーク産。ここの蒸留所は数少ない家族経営を続けるこだわりの作り手と言われている。ネイソンは幅広いラインアップを持つが、このエクストラ・ヴューはエントリーモデルの中でももっともバランスの取れた一本だろうと思われる。2006年蒸留原酒を大樽でしばらく寝かせた後、350リットルのオーク樽でゆっくりと熟成。フルーツの香りが溢れ、なめらかな飲み口はさらに熟成させたラムを連想させる。 是非お薦めします。
セロ・ネグロ1989 42%
1989~2016年瓶詰め、バーボンカスク使用。セロ ・ネグロ(黒い山の意)は、ニカラグアにある火山の名を表す。香りは非常に複雑でありながら柔らかくバニラ、トーストナッツ、ココア、煙が重なり合う複雑な印象。味わいはフルボディでヘビー、まろやかでコクがある。ココア、ダークチョコレート、スパイシーな甘さが伴う。余韻は長く、スパイシーな甘さが続く。
J.Mラム マルチミレジム 42.5%
マルティニーク産。ヴィンテージの異なる2003、2004、2005年での味わいをダイレクトに感じられるよう、カスクストレングスでボトリング。空調管理された中での熟成のため、非常に複雑で長い余韻が楽しめる。ジーン・マリー・マーティンのこだわりが感じられる一本。香りは、ジャムのような濃厚なフルーツ感、アンズやクルミ、ヘーゼルナッツ。味わいは、力強い風味が複雑に絡み合った甘く官能的なまとまり。
トロワ・リビエール ブラン 50%
マルティニーク産。アグリコール製法を余すことなく伝えてくれるブランタイプ。 非常に豊かな芳香を持ち、優雅な長期熟成ラムとは対極をなしながら、そのポテンシャルと味わいや香りの奥に感じる豊かなハーモニーはすごく満足感を感じさせてくれる。 是非お薦めします。 SOLD OUT
ニューグローブ シングルカスク 2005 54.9%
モーリシャス産。定番として5年熟成のものがあるが、これはシングルカスクとして1樽からできた限定ボトルにあたる。香りは南国系フルーツ、深みのある紅茶。味わいはコクのある甘さとバランスのとれた力強さ。残る余韻のバランスもいい。 是非お薦めします。
シルバーシール カロニー16年 46%
トリニダード産。1997〜2014年瓶詰め。 カロニー蒸留所は2003年頃に閉鎖。それまでは最高級のヘビーラムを得意として生産し、ラムのご意見番とも言えるロイヤルネイビー(英国海軍)からも高い評価を受けていた。 香りはカラメル、熟したバナナ、バニラ、蜂蜜、擦ったレザー製品、ハーブ。味わいはスパイシーさ、シナモンやタバコの葉、古い木のニュアンスやバニラ、オレンジピールやカラメル の甘み。
ナインリーヴズ エンジュルズハーフ アメリカンオークカスク 50%
2013年の夏よりアメリカンオーク樽にて熟成させたタイプ。 寒暖差のある日本の四季を乗り越えた原酒は、香味、存在感をしっかりと残しながら、 それぞれの樽の特徴を引き出したものとなっている。自然と時間の流れへの感謝の気持ちを表すのと同時に、ラム酒としては世界的にも珍しい新樽を用いた手を加えていない、そのままのシングルカスクの商品であることから「エンジェルズハーフ」と命名。香りは、樽香とバニラ、かすかにサトウキビ由来の青み、エ…
ナインリーヴズ エンジュルズハーフ フレンチオークカスク 48%
2013年の夏よりフレンチオーク樽にて熟成させたタイプ。 寒暖差のある日本の四季を乗り越えた原酒は、香味、存在感をしっかりと残しながら、 それぞれの樽の特徴を引き出したものとなっている。自然と時間の流れへの感謝の気持ちを表すのと同時に、ラム酒としては世界的にも珍しい新樽を用いた手を加えていない、そのままのシングルカスクの商品であることから「エンジェルズハーフ」と命名。フレンチオークカスクのみ香りをさらに楽しめる様に度数を4…
プランテーション ジャマイカ&ガイアナ アランカスク for Arran Ambassdor Shinanoya ⒛周年記念 48%
1995〜2015年瓶詰め。 プランテーションから信濃屋プライベートボトリング・ラム第7弾にあたる。今回はフェラン社(スピリッツ全般を手掛ける生産者)からプロデュースする、独自のダブルエイジング技術を用いて、新たなポテンシャルを秘めた原酒をリリース。これはラムの世界では珍しいジャマイカとガイアナに所在する2つの蒸留所原酒を用いたブレンデッドラムを使用。蒸留所名は非公開となるが、いずれも英国系の生産地であり、その作りは単式蒸留となるなどス…
サマローリ ブラジルラム for SHINANOYA 47.7%
1999〜2015年瓶詰め、ブラジル産にて180本限定。信濃屋プライベートボトル第8弾にあたる。ボトリングには1968年に創業し、スコットランド以外ではボトラーブランドとして最も長い約半世紀もの歴史を持つパイオニアであるサマローリからリリース。カサーシャの知名度がある国の中でのラムの存在が光る一本をセレクトしている。 香りは糖蜜、サトウキビ、バニラ、シナモン、徐々にシードルやアニス、芝生、メントール、奥から微かなエナメル香。味わいは口に…
アプルトン エステード 12年 43%
ジャマイカ産。1749年に創業、ジャマイカで最も歴史のあるラムメーカーとして有名。ジャマイカ中央部のナッソー地区の自社畑で収穫したサトウキビと、蒸溜所内に湧き出る軟水を使用して、自社独自の銅製の小規模なポットスチルで丁寧に少量ずつ生産されているとのこと。これは12年以上熟成させた原酒を厳選しブレンドしたタイプだが、香り共に味わいも年数以上のものを感じる。
ラ・メゾン・ド・ウイスキー カロニー17年 55%
1998〜2015年瓶詰め、トリニタード・トバコ産。カロニー蒸留所は、一説には1923年創業。長らく最高級のヘビーラムを得意とし、その品質はロイヤルネイビー(英国海軍)から高い評価を受け続けるほどに。しかし、政府の方針により砂糖の精製工場が閉鎖されサトウキビの栽培が2002年に終了した影響で、2003年に閉鎖。2004年に残りの在庫(樽)をメゾンドウイスキー社とヴェリエ社が共同で購入とのこと。 香りは凝縮して誘惑的、オーク樽の魔法、デリ…
ロンサカパ レゼルヴァ リミターダ 2014 45%
グアテマラ産。ロンサカパからの1回だけの限定品と言われている。マスターブレンダーが6〜24年熟成の原酒を厳選しブレンド後、グアテマラの冷涼な高地にあるハーブガーデンで3年間の熟成。フェンネルやアニス、コリアンダー、ミントなど20種以上のハーブの香りをスピリッツに染み込ませた特別な原酒を採用しているとのこと。
シルバーシール ジャマイカ21年 for shinanoya 50%
1986〜2008年瓶詰め。イタリア・セスタンテの流れを汲むボトラー”シルバーシール”と信濃屋のコラボアイテム。 ロングポンド蒸留所はジャマイカでは最も古い農園の一つ。香りはスモーキーで埃っぽさを伴う雰囲気。オレンジとローストした焦げっぽさ、砂糖で煮た濃厚な柑橘類、アプリコットジャム、スイートベルモット、干し柿。味わいはオイリーで、上品な糖蜜の甘さ、アプリコットジャムやあんず棒、あとに心地良い苦味と酸味。アプリコットや桃などの核果類の味…
モンテクリスト12年 アネホ 38%
キューバ産。ただしボトリングはスペイン、ラベルはペレス・バルケロ社。 中身自体は革命以前のキューバでラムを蒸留していたオリヴェル蒸留所のもの。オリヴェル蒸留所はオールドスタイルのキューバラムを造りつづける正統派として有名。香りは整った甘みや古い木材の様。 味わいは甘みがややビワっぽくベタベタしない程好いバランス感がある。 SOLD OUT
バルバンクール15年 43%
ハイチ産。12月〜5月にかけて収穫したサトウキビの絞り汁を発酵(アグリコール・ラムと同じ製法)樽の使用はフランス産のホワイトオーク樽。総合的にはマイルドな味わい。
シャンタル コント ラルブル デュ ヴォヤジェ エキストラヴュー1998
Comment: シャンタル コントは、南フランスのニームでワインの生産を行いながらフランス海外県のマルティニーク産やマリーガラント産のラムをボトリングするボトラーでもある。今回のラルブル・ デュ・ ヴォヤジェ・ エキストラヴューはフランス領マルティニーク島にあるラ・ファヴォリット蒸留所で作られたラムをボトリング。熟成年数はおおよそ5~7年ものをリリースすることが多い。 Tasting comment: 香りはエレガントでフローラル、オ…