ディクタドール20年 40%
コロンビア産。ディクタドールは原料にヴァージン・シュガーケーン・ハニーを使用し、銅製の単式蒸留器とスチール製の連続式蒸留器の併用による蒸留方法を採用。熟成にはリフィル・オークバレルにでソレラシステムで熟成している。香りは 焙煎したコーヒー、トフィー、バニラに蜜の甘さを感じる。味わいは滑らかなキャラメル、バニラにココア、とてもまろやかで甘みが膨らむかのように広がる。フィニッシュは優しくゆっくりと消えていく。 是非お薦めします。
季の美 京都ドライジン ネイビーストレングス 54.5%
「東京インターナショナルバーショー2017」の限定記念ボトルで、通常の木の美のカスクストレングスにあたる。ジュニパーベリーを効かせたロンドンドライスタイルに山椒や緑茶、柚子、檜など「和」のエッセンスを加えた英国と京都の伝統を融合させた形のプレミアムクラフトジンとなる。ボタニカルは11種入っており、ジュニパーベリー、オリス、檜、柚子、レモン、緑茶(玉露)、生姜、赤紫蘇、笹の葉、山椒(実)、木の芽で構成されている。また、ラベルには日本で唯一…
季のTEA 京都ドライジン 45%
京都ジン”季の美”の『お茶のエッセンス』を引き上げた限定ボトルにあたる。このボトルは、京都宇治市にある明治12年創業の老舗茶舗「堀井七茗園」とのコラボレーションで生まれたとのこと。 室町時代に足利将軍が指定した後世宇治七茗園の中で唯一現存する「奥の山」茶園で栽培した玉露と碾茶(てんちゃ)を「季のTEA」のためだけに特別な配合でブレンドし、良質なお茶の深い香りと旨みをじっくりと引き出し蒸溜。 また酒税法の規定によりラベル表記は45度とアル…
カシャッサ セレッタ ボアジーニャ 42%
原産地はブラジル・ミナスジェライス州サリナス市。バルサモという木の樽で4年熟成を施す。名前の由来は、昔お客さんが店で注文をする際に、「aquela boazinha=あの良いのを1杯」(boazinha=良い、良質の)と言っていたことからそのまま名前になったという。仄かな酸味と桜餅の様な香りにスモーキーさも加わり味わいも上品にまとまっている。
カシャッサ セレッタ 42%
原産国はブラジルにてミナスジャライス州リナス市にて。ウンブラーナという木の樽で2年間熟成させ、自社農場で栽培されたさとうきびを原料にして伝統的な手作業での醸造を施しているとのこと。生産量は少ないながらその風味はカシャッサ本来の芳醇さを存分に発揮。
サマローリ カリビアン ラム 45%
2016年瓶詰めにて生産本数360本。トリニダードの1999、バルバドスの2000にパナマの2004のビンテージをブレンド。ラムの”ブレンデット”にあたる。香りは桃、バニラクレープ、パウダーコーヒークリーム、キノコ、ナツメグで、木の葉のアクセント。味わいはバニラカスタードクリーム、ピーナッツバター、ヘーゼルナッツの香ばしさ。とてもスムースで美味。
ロン・デ・ジェレミーXO 40%
フィンランドにあるワン アイド スピリッツ社のボトラーズブランドにあたり、ボトリングはオランダで行っている。中身はデメララ・ラム、ジャマイカの4蒸留所、トリニダッド蒸留所、バルバドス・フォースクエア蒸留所のブレンドで造られており(計7蒸留所のブレンド)スタイルはイギリス圏のラムの製法を取っている。ちなみにブランドネームはアメリカのAV男優の名前からヒントを得ているとのこと。このXOは15年以上の熟成となっており、ソレラシステムで熟成され…
ロン・デ・ジェレミー レゼルヴァ 40%
ロン・デ・ジェレミーはフィンランドにあるワン アイド スピリッツ社のボトラーズブランドにあたり、ボトリングはオランダで行っている。ちなみに、ブランドネームはアメリカのAV男優であるロン・ジェレミーから命名とのこと。このレゼルヴァは、デメララ・ラム、ジャマイカの4蒸留所、トリニダッド蒸留所、バルバドス・フォースクエア蒸留所のブレンド(計7蒸留所を使用)でバーボン樽にて8年熟成させて造られており、スタイルはイギリス語圏ラム製法を取っている。…
ビエール ラムヴュー2006 42%
マリー・ガラント島産。ビエール蒸留所は年にもよるがサトウキビの種類が8種類ほどからブレンドされてつくられている。蒸留は1935年に作られたサヴァル社製の柱状蒸留機3機でまかなわれており、蒸留機の上部3段の濃縮した蒸留をつくる所は銅製でできており、あとの8段の蒸留部はステンレス製となっている。熟成には全て3年間バーボンに使用した樽をアメリカから輸入して使用。 このラムヴュ―2006は、バーボン樽で4年間の熟成を経た後、さらにコニャック樽に…
プランテーション バルバドス 20th Anniversary XO 40%
バルバドス産。コニャック・フェラン社の社長であり、2012年には「Master Blender of the Year」にも選ばれたアレクサンドル・ガブリエル氏が、社長就任20年を記念して造った特別なラムのXO。バルバドスで生産された数種類のラムを長期間バーボン樽で熟成させた後、フランス国内でセラーマスターがブレンドし、フレンチオークの樽で再度熟成をしたもので、これは”ダブルエイジング”という手法にあたる。香りはバニラやドライバナナ、オ…
マウントゲイ1703 オールド・カスク・セレクション 43%
バルバドス諸島産にて、年数表記無し。バルバドス島にウイリアムス・ゲイという人物が所有していたサトウキビ農園から商品名が名付けられる。この1703は創業年数から命名、中身は10年~30年ものの原酒を贅沢にブレンドしてつくられる。オーク、カラメル、レザーのコクのある香りに、味わいは熟したバナナやフルーツのコンポートのニュアンスが広がる。 是非お薦めします。
SaGa ”ハリード” ヘイシャンラム12年 Chosen by Shinanoya for Romancing Sa・Ga3 52.3%
2004~2017年瓶詰め、生産本数161本。SaGa×SHINANOYAのコラボボトリングにあたる。中身はカリブの島国・ハイチからのラム原酒にて、ロマンシング サ・ガ 3の人気キャラクターの一人、剣の名手「ハリード」をイメージした味わいをセレクトしているとのこと。またラベルはイラストレーターの小林智美氏が描き下ろした、このボトルのためだけの特別な1枚を使用。 香りは塩の砂漠、タールや粘土、スモーキー、奥からオリーブ、アプリコット、パイ…
ジャパニーズ・ジン ”和美人” 45%
日本・鹿児島産。本坊酒造の津貫蒸溜所にてつくられる。生姜、緑茶、ニッケイの葉、柚子、辺塚橙(へつかだいだい)、檸檬、山椒、柚子、茶葉(鹿児島県のブランド茶、知覧茶の一番茶を使用)、金柑(このジンの柑橘類の柱となっている)、月桃(鹿児島ではネサンとよばれ親しまれている)、紫蘇などボタニカルには鹿児島で収穫された植物などが9種使用されている。香りは焼酎をイメージさせ、柑橘類のピールやスパイシーなハーブを感じる。味わいは苦味のあるコクから後味…
ジェラニウム ジン 44%
イギリス産(デンマークのコペンハーゲンに拠点を構えるハマーアンドサン社が発売)。同社のオーナーであるヘンリック・ハマー氏が、従来のロンドンジンとは違ったタイプのジンを自ら作ることを考え、地元に自生するバラのような芳香を持つ「ジェラニウム」(テンジクアオイ)をボタニカルとして採用。そしてそのジェラニウムを使用したジンの生産を委託できる蒸留所をイギリス国内で見つけ、製品化にたどり着いたことのこと。他に使用しているボタニカルは、ジュニパー、レ…
キングスバリー ビクトリアンバット シングルカスク”カリラ” 47%
ジンの熟成にシングルモルトのカリラの空樽を使用。 ジェニパーベリーの香りが強いが飲むと独特の潮っぽさが残り口の中でドライな印象も受ける。 SOLD OUT
ウェット バイ ビーフィーター 35%
ビーフィーターのリミティッドプレミアムジンにあたる。ボトルデザインが透明のすらりとしたシェイプになっており、ラベルにはクールで涼しげなブルーとシルバーを使用。その中央にはシルバーのティアドロップ(涙型)が小さく描かれておりその中に衛兵のデザインがなされている。洋なしを使用しての製造が特徴で、フルーティーで華やかな香りと繊細で滑らかな味わいが楽しめる。度数も通常のタイプより低く設定されているのも見逃せない。
ノッキーンヒルズ エルダーフラワージン 43%
イギリス、カンタベリー産。アイリッシュ・ポティーンで有名なテムズ・ディスティラリー社が作った、1997年創業の英国ノッキーン・ヒルズ・スピリッツ社製。乳清から作ったスピリッツを使用し、エルダーフラワー(ニワトコ)の花、ジュニパー・ベリーなどのボタニカルを浸して作るとのこと。IWSCにて2011年銀賞受賞という実績を持つ。香りは独特のエルダーフラワーの匂いに強いジュニパーの香味が重なり、スパイスが微かに感じられる。味わいにもジュニパーとエ…
ダモワゾー ラム・ヴィユー 1980 60.3%
グアダループ島産、ベルビュー蒸留所にて1980~2002年瓶詰め。1980年に蒸留された後に180Lのバーボンカスクでの18年間の熟成を経て、5,000Lサイズの大きな木樽に移して保管。大樽に移すことによって蒸発のスピードを落とし、原酒の消失(エンジェルスシェア)を最小限に抑えて、ゆっくりと瓶詰め直前まで品質を向上させる製法で造られる。なので、中身は20年オーバーの原酒だが高い度数を保ったものとなる。 香りは溶剤、シトラスとバニラ、フル…
シルバーシール ジャマイカ ”ロングポンド” 1996 46%
1996~2007年瓶詰めにてジャマイカ産、ロングポンド蒸留所。数年間ジャマイカにて熟成された後、イギリスにで引き続き熟成となる。香りはフルーツジャム様、特にチェリーやプルーンなどのフルーティさが感じられる。味わいはリッチとスムースさが同時に感じられ、とてもフルーティでバランスが良い。余韻もトロピカルフルーツのフレーバーが良い感じに続く。