キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ラフロイグ12年 55.6%
2000〜2012年壜詰め、バーボンホグスヘッド使用。炭とピート、苦みのあるハーブ、磯っぽさが混ざったような感じが蒸れたように感じる香り。 味わいは、甘くシロップ付けのグレープフルーツから徐々にアイラっぽさが力強くなりフィニッシュに塩っぽさとリコリス、タールが感じられる。
ロングロウ 11年 ”RED”カベルネ・ソーヴィニヨン・カスク 52.1%
オーストラリアのAngove Long Rowのワイン樽を使用。 7年間リフィルバーボン樽で熟成後、4年間カベルネ・ソーヴィニヨンのホグスヘッドで追加の熟成。トップの香りは甘く、クリーミーで、バニラトフィー、ラズベリージャムにチェリー、ミント。しっかりとピートスモーク。
ダグラスレイン OMC ダルユーイン15年 50%
1997〜2012年壜詰め、リフェルバレル使用。香りは麦芽の優しい風味、うっすらとシトラス、ドライフルーツの入ったシリアル、花の様な芳香も感じられる。味わいは香りよりはしっかりとした口当たりでソフトなクリーミーさ、コーンの様な甘さと草っぽい苦味を感じる。余韻は静かに引くように短い。
カスク&シスル グレンリベット14年 57.2%
1998〜2013年瓶詰め。 アプリコットのような甘酸っぱい香り、樽香のニュアンス。味わいは、ミディアムボディでオイリー、メープルシロップのような甘さ、ほのかにピートを感じる。
OB タリスカー25年 4th 57.8%
2004年瓶詰め、リフィル・カスク使用。 香りは、上等な革製品に硫黄、ナッツミルクとスパイシーさが伴う。味わいは、オイリーで柑橘類のフルーティーさ、唐辛子とチョコ、リッチでピリッとした味が長く続く。是非お薦めします。
ダグラスレイン オールド&レア ポートエレン30年 54.2%
1978〜2008年瓶詰め。上等なシガーラッパー、スモーキーでハーブ、潮風、膨らみのある甘み、オリーブオイルのようなオイリーな匂い。味わいはまとわりつくように海草やとろみのあるフルーツ、わずかにオイリー、徐々にタール。フィニッシュにコショウのように刺激的で余韻は長く暖かい。是非お薦めします。
キングスバリー ケルティックシリーズ オーヘントッシャン21年 55.4%
1984〜2006年瓶詰め。麦芽のクリーンな甘さ、洋ナシ、オレンジピールオイルと軽い花の蜜の香り。味わいはドライでオイリー、フルーツ感がバランスよく感じられ、フィニッシュは滑らか。 是非お薦めします。
リバースタウン ブルイックラディ18年 50.2%
1991〜2010年瓶詰め、ホグスヘッド使用。リバースタウンは販売を日本と北欧に限定したブラッカダー社のリミティッドシリーズに当たる。香りはパッションフルーツの爽やかさ、青リンゴ、バニラ、ゆず。味わいは軽くキャラメルのような甘さから徐々に塩っぽさの個性が感じられ、フィニッシュはかんきつ類のピールの苦味。 ライトな印象から少しづつ個性が出てくる様。
ケイデンヘッド スモールバッチ クラガンモア24年 57.5%
1989〜2013年瓶詰め。ピーチフレーバーガムの包み紙、ナッツ、ベリー、チェリー、マンダリンオイルなどが香水のように広がる香り。味わいは、甘みの少ないベリー系フルーツ、花の蜜、クローヴなどのスパイシーさを感じさせ、バランスの良い印象からフィニッシュは清涼感のあるドライさ。 是非お薦めします。
ケイデンヘッド スモールバッチ グレンアラヒー20年 59.1%
1992〜2013年瓶詰め。香りは、ナッツフレーバー、優しい花の匂い、エステリーで麦芽の焼いた匂いに少しのライムと微かに青リンゴ。 味わいは、クリーンでスムース、ジンジャーブレットの甘みと苦味とココナッツ、フィニッシュはドライでスパイシー。
シーバスリーガル ミズナラ スペシャル エディション 40%
熟成年数12年以上にて日本市場限定ボトル。 マスターブレンダーのコリン・スコット氏が、最終段階で、ブレンドの一部をミズナラ樽でマリッジする技法を採用。シーバスリーガルの持つバランスとミズナラ樽の独特の個性が合わさった注目すべき一本となる。
オフィシャル タリスカー ストーム 45.8%
タリスカーの特徴的な味わいである、ペッパーの風味と潮の風味を際立たせたタイプ。”MADE BY THE SEA”を表した激しい波が打ち寄せるスカイ島の海岸をイメージしたラベルデザインになっている。
信濃屋オリジナル イチローズモルト”ザ・ゲーム”ミズナラホグスヘッド フィニッシュ11年 59.4%
2000〜2011年瓶詰め、309本生産、カスクNO.907。羽生蒸留所のファイナルヴィンテージ2000年を希少なミズナラ樽(鏡板のみ特別仕様)で16〜17ヶ月の後熟熟成。 焼いた団栗、カカオに荒く削った木材、花梨とホットなスパイシーさを思わせる香り。味わいは、染み渡る甘さ、蜂蜜っぽい蜜柑の汁、ココアっぽいザラッとした感覚、フィニッシュは長くビック。 是非お薦めします。
エクスクルーシヴ・モルツ ボウモア8年 for Shinanoya 56.4%
2003〜2012年壜詰め、リフェルホグスヘッド使用。クリエイティヴ・ウイスキー社と信濃屋の初ジョイントコラボボトルにあたる。 香りは、バニラと甘いピート、アイラらしい燻蒸した魚、潮と焚き火。味わいは、ややナッツっぽいオイリーさ、フルーツのシロップに柑橘フルーツの皮の苦味、少しのミルクチョコ、のど飴。フィニッシュに塩辛くホットでドライ。
オクトモア5_169 5年 59.5%
2012年壜詰め、フレッシュバーボンカスク使用。ブルイックラディ蒸溜所でのヘビーピート麦芽を使用してつくられるタイプで、リリース毎にピートの強さが高くなっている傾向にあり、5thはフェノール値169ppm。 鼻腔を刺激しすぎるピート、コンビナートのタール、焼いた麦にスッキリしたフルーツピールの香り。味わいは甘くピートでスモークした麦に若いパインの芯、ボタニカルと燻製の煙を食べたかのようなイメージ。フィニッシュも力強く残る。
SATOラベル ”Vacation Whisky”ベンリアック15年 53.5%
1996〜2012年壜詰め、バーボンホグスヘッド使用可能性大(確認取れず)。 花のようなドライさにバナナ、パッションフルーツ、オレンジと少々のスパイシーさを感じる香り。 口当たりは甘く、蜂蜜、黄色い花を連想させ、日なたを感じるような雰囲気の味わい。ハーブを感じるくらい、フィニッシュに苦みを感じる。 甘さと苦みがハッキリしているかの様。
信濃屋オリジナル”ぽっぴん” トマーチン34年 51.5%
1976〜2011年瓶詰め、シェリーバット使用。信濃屋オリジナルラベル”見返り美人”の姉妹ボトル。 煮詰めた苺やプラム、青いバナナ、ややウッディで柔らかいシェリーの甘さと優しいハーブの香り。味わいは苺ジャム、ピーチシロップ、グレープフルーツやパッションフルーツに和菓子や黒糖のコクのある甘さにクリーミーな口当たり。フィニッシュは桃の皮、柑橘系フルーツのビター感と仄かなミント。トマーティンのソフトなフルーツ感と柔らかくしっかりしたシェリー樽…