Angel’s Share 40y FOR SHINANOYA PRIVATE BOTTLING 10th ANNIVERSARY 44.7%
1974~2014年にてボトリング、カスクタイプはホグスヘッドを使用。ボトリング本数は52本限定。信濃屋が2007年に”日本のウィスキーマーケットの質の高さや情熱を文化とともに世界へ発信””高品質な商品と生産者の情熱を日本のマーケットにお届けする”というテーマを形にするべく、プライベートボトルのフラッグシップとなるチェスシリーズを始めたSHINANOYA PRIVATE BOTTLINGシリーズもその後、約150本以上もの種類のリリースをした(2017現在)。そして、2017年にて10周年という節目を記念して10樽のシングルカスクを1年間かけてアニバーサリーボトリングリリースとして販売することすることになったが、このボトルはその1本にあたる(ちなみにこれは第9弾となる)。この”Angel’s Share”は2009年に同名のタイトルにて信濃屋はロングモーン1975をボトリングしており、それは追憶の味わい、その当時の感動をこの52本に込めたとのこと。”Angel’s Share”の意味合いとしては、熟成中にウェアハウスに棲むとされる天使達がその原酒の美味しさに飲み過ぎてしまい、ボトリング本数が著しく少ないボトリングを意味しており、このボトルもそのおかげで本数が少ないということを示唆した比喩の意味合いで名付けている。
テイスティングコメント:香りはアプリコット、完熟したメロンにバナナ、洋梨、トロピカルフルーツのフーセンガム、ややヨード、ローストアーモンドの香ばしさ。味わいは口に含むと、バニラの甘み、パッションフルーツ、マンゴー、桃が入ったフルーツサラダ、完熟オレンジ、カリン、力強いトロピカルフルーツフレイバーの奥から心地良いシナモンとホワイトペッパーのスパイス。フィニッシュは穏やかに長く続き、リンゴと蜂蜜、桃の皮、徐々にビターに変化し、コーヒー豆。