ピエール リュカ XO メモワール

ピエール リュカ XO メモワール

登録日 2022年11月4日 登録者 ボトルカテゴリー Cognac ボトルタグ IN STOCK

PIERRE LECAR  XO  MEMOIRE

Distilled: –
Bottled: –
Age: about ₋ yo
Strength: 40%
Cask Type: –
Bottles: ‐ bottling

Comment: ピエール・リュカは葡萄の育成からワイン造り、蒸留、熟成、瓶詰めまで自ら行うつくり手でコニャックつくりは80年以上続いている(2022年現在)。作付面積は23ヘクタールあり、ユニブラン95%とその他はフォルブランシュ種とコロンバードで構成、熟成には100%リム―ザンオークを使用している。生産量はそんなになく、年間5000本ほどとのこと。リュカ氏のコニャックつくりは祖父であるジャン・リュック・ラソディエール氏から始まる。1870年代のフィロキセラの影響が残るコニャック地方でかっての葡萄畑の繁栄を取り戻すところから開始して、1970年には毎年数ヘクタールものオードヴィーをマーテルやクルバジュ等に供給できるまでになったという。同時にその原酒の一部分を保存・熟成させていて、その事がピエール・リュカというブランドが生まれるきっかけになっているという。このボトルは祖父の義理の父で地元でも有名な時計職人であり農場の財政面を支えていたピエール・リュカ氏に感謝の意を込めて命名。時を刻む葡萄つくりから蒸留、熟成に至るまでのプロセスは、まるで懐中時計の精密なメカニズムにシンクロしたところがあるかと思われる。ちなみに原酒構成は、8種類のヴィンテージで平均 23年 、20年から25年の原酒を使用。

Tasting Comment: 香りはとてもなめらか、 ジャスミンやスイカズラの花の香。繊細なポートワインとクルミ。バニラオークとチョコレートパウダー。 カレーとサフランのような軽いスパイシーさ。 砂糖漬けのオレンジ、洋ナシ、アプリコット。 最後に砂糖漬けのジンジャー。味は、ヴェルヴェットの舌触りで完璧な調和。 偉大な熟成と凝縮感が楽しめる。