キングスバリー カスクストレングス ”ゴールド” ボウモア17年 53.6%
1995〜2012年壜詰め、リフェルシェリーバット使用。埃っぽい本棚、徐々にいぶりがっこのような匂いとミーティー、焼いた麦と灰、くすんだマンゴーシロップに薄っすらと感じるラベンダーと曇った日の磯の香り。 味わいはシロップっぽい甘さが感じられ、徐々にささやかな南国フルーツとオレンジのニュアンスから塩っぽさとピートが遠くで感じられる。
エクスクルーシヴ・モルツ ボウモア8年 for Shinanoya 56.4%
2003〜2012年壜詰め、リフェルホグスヘッド使用。クリエイティヴ・ウイスキー社と信濃屋の初ジョイントコラボボトルにあたる。 香りは、バニラと甘いピート、アイラらしい燻蒸した魚、潮と焚き火。味わいは、ややナッツっぽいオイリーさ、フルーツのシロップに柑橘フルーツの皮の苦味、少しのミルクチョコ、のど飴。フィニッシュに塩辛くホットでドライ。
SATOラベル ”ヴィンテージカーラベル” ボウモア12年 52.6%
2001〜2013年瓶詰め、ホグスヘッド使用。SAKE SHOP SATOのヴィンテージカーシリーズ第三弾。香りはスモーキーで灰っぽさを伴い、シャープな潮風、レモンペッパー、オイルサーディンに海辺の海藻の匂い。味わいはアカシアの蜜、オレンジピール、徐々にペッパーの刺激。フィニッシュにスモーキーな感覚と苦味が残る。
スリーリバーズ ❞ダイナソー❞ ボウモア13年 59.3%
1999〜2012年瓶詰め、リフェルシェリーバット使用。”ダイナソー”シリーズの第二弾で前回の第一弾と同じ蒸留所の同ヴィンテージで、熟成が1年進み13年熟成となる。また樽のタイプも違うので比較対象としても面白いかもしれない。ちなみに今回の恐竜は「サウロペルタ」で、鎧に覆われた体と長いとげ(角)が特徴的。香りはシェリー、磯や潮、スモークにピート。味はレーズンでウッディー、スモーキーと潮のコントラストからフィニッシュは非常にホットでスモーキ…
ウイスキーエクスチェンジ for信濃屋 ボウモア17年 52.1%
1994〜2012年瓶詰め、シェリーバット使用。 エクスチェンジのスキンダー氏と信濃屋のコラボアイテム。 香りは、柔らかな潮風とピート、フレッシュな柑橘系フルーツにミネラル感、チリペッパー、どこか暖かみのある雰囲気。口に含むと、甘い灰、グレープフルーツの綿、葡萄ジュース、微かにトロピカルフルーツも。フィニッシュ は、スモークを中心に潮、柑橘の皮のビター感があり印象によってライトに感じるかも。
スリーリバーズ ”ダイナソー” ボウモア17年 54.1%
1995〜2013年瓶詰め、バーボンホグスヘッド使用。ダイナソーシリーズ第3弾にあたる。今回の恐竜は”ケツァルコアトルス”で、現在知られる限りで史上最大級の翼竜であると同時に史上最大級の飛翔動物とのこと。 香りはスモーキーで磯とヨード、少しの柑橘系の爽やかさ。味はスモーキー、濃厚なモルティでバニリンな甘みと潮、フィニッシュはホットで柑橘系の甘みとスモーク。
スリーリバーズ ”ダイナソー”ボウモア12年 54.8%
1999〜2011年壜詰め、バーボンバレル使用。スリーリバーズ”ダイナソー”シリーズ第1弾。 レモングラス、可愛らしい花の蜜、焼いた石とシダ類から潮っぽい香り。 味わいは、蜜の様な甘さ、柑橘類のニュアンスから徐々に膨らむ草っぽい苦みとミネラルを感じさせるような潮っぽさ。 是非お薦めします。