スプリングバンク 21年
Official Springbank 21yo
Distilled: –
Bottled: 2022
Age: about 21 yo
Strength: 49.5 %
Cask Type: Oloroso Sherry Butt
Bottles: 3,800 bottling
Comment: スプリングバンクはスコットランド・キャンベルタウンにある蒸留所でつくられる2回半蒸留のシングルモルトウイスキーとして知名度が高い。この21年は1990年代に定番商品として流通していたが原酒の供給に伴いリリースは減少し、その後2012年から年1回極少量のみ生産が再開された限定商品となっている。今回(2022年現在)はバーボン、シェリー、ポート、ラムの4種の樽を使用。世界3,800本の限定ボトリングだが人気の高さのために入手は困難と言われている。
Tastingcomment: 香りはバナナ、ココナッツチップ、トロピカルフルーツ、ブルーベリーで、ラムカスクならではのデメララシュガーの濃厚なアロマの奥から塩を含んだ海風を感じる。味わいは和三盆の上品で厚みのある甘さにアプリコットが寄り添い、塩の効いたパンチェッタ、タバコ、ヴィンテージレザーが広がる。フィニッシュはほどほどに長く、カイエンペッパー、シナモン、程よくスモークの効いたジャークチキンが加わり複雑に変化していく(輸入元テイスティングコメントを参照)。