アプルヴァル #5 over 20yo for Calvador & Shinanoya
APREVAL (1997-2001) Blended for over 20yo #5 for Hiroyuki Takayama & SHINANOYA
Distilled: 1997~2001
Bottled: 2023
Age: about 20 yo over
Strength: 48.1%
Cask Type:
Bottles: 300 bottling
Comment: マノワール・アプルヴァルは1889年に創業し、今ではカルヴァドスとシードルを作る家族経営の生産者となっている。1960年に50年~70年かけて育んできた自家農園のりんごを原料にカルヴァドスの生産を本格化、更には1997年よりシードルの生産を開始するなどりんごのお酒全般に強いこだわりを持って取り組んでいるとのこと。現オーナー(2023年現在)は、最初に事業を興した当主の孫娘にあたるアガテ・レタリー女史。彼女が就任した1998年にはカルヴァドスとシードルの生産に特化すべく、広大な農園のすべてをりんご栽培(一部洋ナシ)に切り替え、新たに1800本分のりんごの木を植樹。大胆な変革を進める現在は、新たな取り組みもしっかりと定着し、更なる進化を遂げる過程の中にある現地でも注目の生産者となっている。今回のボトルは、1997~2001年のミレジム原酒をブレンドして熟成させたもので、敢えてブレンドする事で一体感とバランスの良さを生み出した新たなアプローチとなっている。
Tasting Comment:最初にアルコールのボリュームが上がり、柑橘、青リンゴ、杏子、ミント、アールグレイ。爽やかでフルーティーな印象。味わいは力強さと、樽由来ではないカルバドスの甘さを感じる( BAR Calvador 高山寛之氏のコメントを参照)。