ザ・ロイヤルケーンカスクカンパニー クラレンドン 15年 for Rum and Whisky
The Sloth in the bedroom CLARENDON 15 years for Rum and Whisky
Distilled: 2007
Bottled: 2022
Age: about 15 yo
Strength: 66%
Cask Type: –
Bottles: ‐ bottling
Comment: オランダのボトラーである”ケーンアイランド”が、シングルカスクに特化したブランド”ザ・ロイヤルカスクカンパニー”を設立。日本での初リリースを記念して、京都のバー”Rum and Whisky”の定本氏が監修してセレクトされたボトルにあたる。ラベルのデザインは画家の松本亮平氏による書下ろしの”The Sloth in the bedroom”を採用。オランダと日本をテーマに、ファンゴッホの部屋から着想を得て、Rum and Whiskyのシンボルキャラクターであるナマケモノが描かれている。オランダ絵画伝統のだまし絵やゴッホの愛した浮世絵、ラム酒の原料サトウキビに京都の風景など、様々な仕掛けがその絵には入っているとのこと。中身のラムは2007年にジャマイカのクラレンドン蒸留所で樽詰めされた原酒を、現地で11年間トロピカルエイジングし、その後大西洋を横断し、さらに英国で4年間コンチネンタルエイジングを施している。
Tasting Comment: 香りはエダムチーズと牧草。金木犀。いちじくとストロベリー、カスタードクリームのタルト、アセトンフリーのリムーバー。味わいは濃く淹れた烏龍茶に上質な糖蜜、とろみのあるヴィネガーの効いた魚介のスープ。余韻は心地よい苦味が長く続く。(Rum and Whisky 定本氏のコメントを参照)