笹の川酒造・山桜・安積 2017 ダブルバレル 秩父ウィスキー祭ボトリング2022

笹の川酒造・山桜・安積 2017 ダブルバレル 秩父ウィスキー祭ボトリング2022

登録日 2022年3月30日 登録者 ボトルカテゴリー Asaka ボトラー Rudder ボトルタグ IN STOCK

Yamazakura ASAKA Distillery Double Barrel Chichibu Whisky Matsuri Bottling 2022

Distilled: 2017
Bottled: 2022
Age: about 5 yo
Strength: 62 %
Cask Type: Bourbon Barrel
Bottles: 475 bottling

Comment: 埼玉県・秩父市にある約2000年以上の歴史を持つ秩父神社。このボトルは、その秩父神社を舞台の中心に開催される日本屈指のウイスキーイベント”秩父ウイスキー祭”2022年の公式プライベートボトルにあたる。ボトルのスペックとしては、2つのバーボンバレル原酒を用いたダブルバレルでボトリングされており、特に2017ヴィンテージは同蒸留所の”創業初年度”に仕込まれた原酒ということもあり安積蒸留所にとっても貴重な原酒を特別に譲り受けたものとなっている。丁寧な1日1樽規模の仕込みを重ね続け、こだわりが詰まった精密なミドルカットやエンジェルシェアが多い環境も手伝い、熟成が早くから楽しめ、特有の甘さをもったハウススタイルが随所に感じられると言われている。 ちなみにこの安積蒸溜所の歴史は、1946年にウィスキー免許を取得した山桜酒造にはじまる。笹の川酒造としての歴史は300年を超え、猪苗代湖の南に創業した1710年にさかのぼるとのこと。戦後の混乱を経て、高度成長期の1980年代には「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、笹の川酒造が送り出したチェリーウィスキーは北の雄として人気を得ていたという。しかし、世は移り嗜好の変化とともにウィスキー不遇の時代が訪れ、ウィスキーを詰めた熟成樽は倉の奥で眠る事となった。それから2016年冬、現在の安積蒸溜所が始動することとなる。

Tasting comment: 香りは樹脂、ホワイトペッパー等の新木系スパイス、後からリンゴやマスクメロン、レアチーズケーキ。オーク由来の濃厚な甘い香りが漂う。味わいは、はちみつレモン、レモンケーキ、オレンジババロア、後からジンジャービア、クローヴ、クリーミーなボディから徐々にドライでビターに変化する。フィニッシュは苺ジャム、柑橘皮の砂糖漬け、ジンジャーシロップ、オールスパイス、針葉樹林、白檀の甘やかな香りが上品に心地
良く続く。(テイスティングコメントは北梶 剛氏から参照)