キングスバリー ”ケルティック・ラベル” キャンベルタウン 1991
KINGSBURY ”Celtic Label ” Campbelltown 1991
Distilled: 1991
Bottled: –
Age: about ‐ yo
Strength: 57.1 %
Cask Type: Refill Sherry Cask
Bottles: 287 bottling
comment: キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立、1992年よりシングルモルトのボトリングを開始しており、その後ロンドンに事務所を構えてから専門的な蒸留酒を取り扱っている。同社は、樽のセレクトからシングルカスク、ノンチルフィルターに徹底したこだわりをボトリングし続けており、ボトラーとしての地位を確立する立役者として数えられている。シリーズとして、”カスクストレングス”と”リミテッドエディション”(46%の加水調整)の2タイプをリリース。コンセプトは、ヴィンテージをテーマにしてボトリングとのこと。キングスバリー社の考えは、その年の様々な要因によってシングルモルトのヴィンテージによる特別なキャラクターが存在するという、そこに一番の視点をおいておりその考えがラベルにはっきりと表れている。今回のキャンベルタウンの中身はスプリングバンク(裏ラベルに記載されている)で、さらに1970~1974年までラフロイグ蒸留所にてマネージャーとその生産の全てをメイキングし、スプリングバンク蒸留所でも1986~1996年までマネージャーを務めていたJohn McDougall(ジョン・マクドゥーガル)のサインが記載された素晴らしいヴィンテージのものにあたる。
Tastingcomment; 塩キャラメルのニュアンス。まとわりつく様にシェリーの甘みがモカコーヒーみたいに感じる。途中、乳酸も感じられココナッツを連想させる。樽の豊かな香りと味の余韻が素晴らしい。 是非お薦めします。