KOVAL Wheat SINGLE BARREL #1012 MILWAUKEE’S CLUB & SHINANOYA 55%

KOVAL Wheat SINGLE BARREL #1012 MILWAUKEE’S CLUB & SHINANOYA 55%

登録日 2019年7月19日 登録者 ボトルカテゴリー Bourbon(American Whiskey)& Rye Whisky ボトラー 信濃屋Bar Private Bottling ボトルタグ SOLD OUT

コーヴァル ウィート  シングルバレル #1012  ミルウォーキーズ&SHINANOYA

年数表記無し、生産本数は120本限定となる。 信濃屋酒販店と埼玉・川口の名店 MILWAUKEE’S CLUBとのジョイントボトリング第3弾のプライベートボトリングにあたる(2016年に第1弾が始まり、最初はモルト&ライにて第2弾はバーボンと、異なるセレクションでリリースしている)。今回は、小麦を原料としたウィートウィスキー原酒をセレクト。
アメリカクラフトディスティラリーブームのパイオニアでもある2008年創業のKOVAL蒸留所は、アメリカ禁酒法以降にシカゴで初めて設立された蒸留所となる。創設者のバーネカー夫妻は元々異業種で成功を収めながらもその情熱をもとに同蒸留所を開設しており「Grain to bottle」をコンセプトに原材料の良さをそのままボトリングするのをモットーとしている。最高のスピリッツは最良の原材料から造られるという考えの基に、原材料は徹底して全てオーガニック、また最新鋭の設備を採用。仕込み総量の約10%のミドルカットしか樽詰めしないほどの品質にこだわった製法を守り抜いている。今回は貴重な蒸留所のストックのなかからウィスキー専門誌でテイスターを務め、書籍”バーボンの歴史”の監訳を行うなどアメリカンウィスキーの第一人者の1人でもある埼玉・川口の名店、MILWAUKEE’S CLUB オーナーバーテンダー白井慎一氏が現地に赴き、シングルバレルとしてリリース可能な最良の原酒を生産者と共に選定。帰国後、信濃屋スピリッツバイヤーの北梶氏と更に厳選した1樽となった。コーヴァルでもウィート原酒の蒸留はすでに終了しており、その再開は未定となっているため失われゆく原酒でもある、とても貴重なボトリングでもある。

テイスティングコメント:【香り】シナモンスティックから軽くバニラエッセンスへ、硬いアンデスメロンのようで、1分後には完熟赤肉メロンに変わる。
【味わい】香りの印象そのままの味わいが口に広がり、焼いた食パンにシナモンシュガーを振りかけたようで、フィニッシュはイギリスの濃厚バターたっぷりのビスケット。途中でメロンにホイップ生クリームとバニラアイスを乗せたデザートが顔を出す。アルコール55%を感じさせないなめらかで、ハニーなテイスト。
(MILWAUKEE’S CLUB オーナーバーテンダー 白井慎一氏のコメントを参照)

是非ともお薦めします。