インチガワー18年 SHINANOYA GINZA 24th ANNIVERSARY 53.3%
2000~2018年にてボトリング、カスクタイプはホグスヘッドを使用。ボトリング本数は296本限定。
東京・信濃屋銀座店の ”実店舗限定ボトル(その店舗でのみ販売を目的)”となり、また同店24周年記念ボトリングにもあたる。ラベルデザインは、パリのベルエポックを象徴し、アール・ヌーヴォの代表的なアーティスト・アルフォンス・ミュシャの作品から”ルフェーブル・ユティル・ビスケット”のリトグラフを採用。デザインされた女性は、ギリシャ神話の「農業と復活の神」を表しており、衣装には、麦と鎌が描かれており、このボトリングされたウイスキーのテイスティングした印象にある”バタークッキーとほんの一握りの塩”が”小麦色のビスケットを勧める女性を描いた”ミシャのこの画をラベルに採用するという決定に帰結した経緯があるとのこと。
テイスティングコメント:繊細な香りはゆっくりと芯を増すように感じられる。浜辺に吹く風、白い花、コットンキャンディ、枇杷、ビスケット。味わいは、和三盆糖、マカロピスターシュ、洋梨、ホワイトチョコレート、夏摘みのダージリン紅茶の爽やかな印象。フィニッシュは、クレーム・アングレーズ。焼きたてのピティヴィエ、洋梨の香りを強く残してくれる。