11月最近の開封ボトル紹介です
ちょっといいものを開封しています。ボトラーズばかりですが、ご了承ください。
今回は新旧合わせてのものをセレクトしました。どれも思い入れのあるボトルばかりです。
では、簡単にご紹介していきますね。
スコッチモルト販売 ”ディスティラリーコレクション” クライヌリッシュ14年
Distilled: 1997
Bottled: 2011
Age: about 14 yo
Strength: 56.3%
Cask Type: Hogshead
Bottles: – bottling
コメント: スコッチモルトセールスが日本の先駆けボトラーズシリーズとして、ブランドがスタートしてから20余年を数え(2024年)数多くのシングルモルトの秀逸の一樽をリリースしてきた”ディスティラリーズ・コレクション”。初期は”ディスティラー・コレクション”でしたが、しばらくしてから”ディスティラーズ・コレクション”とシリーズ化。 ブランドのコンセプトである”銘柄の知名度や価格の大小に囚われず、真に味の良いものだけを選りすぐる” は今でも継続しており、以前は蒸留所のヒント及びイメージのラベルデザインをしていたが、途中からその原酒の持つイメージもデザインに取り入れるようになりました。ちなみに原画は画家の佐藤英行氏による描き下ろしです。
カリラ33年 信濃屋プライベートボトリング オブ バーカリラ10周年アニバーサリーボトル
Distilled: 1979
Bottled: 2013
Age: about 33 yo
Strength: 55.8%
Cask Type: Bourbon Hogshead
Bottles: 218 bottling
コメント: 酒販店である信濃屋と渋谷・BAR CAOL ILA10周年によるアニバーサリージョイントボトル。日本国内でもカリラに関して最も造詣の深いバーテンダーとして挙げられるオーナー小林氏と信濃屋バイヤーが厳選した1樽からのボトリングとなります。ちなみにラベルデザインはには、イタリアンボトラーを彷彿とさせるサンドロ・ボッティチェリの”春”がモチーフとなっていて、よく見るとその画の中にもカリラのボトルが確認できるというユニークさが隠れています。
ザ・ウイスキーフープ モートラック 25年 for バーキャンベルタウン26周年ボトリング
Distilled: 1997
Bottled: 2024
Age: about 26 yo
Strength: 50.9%
Cask Type: Refill Sherry Hogshead
Bottles: 174 bottling
コメント: ウイスキー愛好家が集まってできた会”ザ・ウイスキーフープ”から、今回は東京・有楽町にあるウイスキーバーでは有名なバーキャンベルタウンロッホの25周年記念ボトリングです。オーナーである中村氏から四半世紀の想いが詰まったボトルとなっています。
・・・・と、その他色々と売り切って、新しくボトルが入れ替わりました。
とにかくカリラ33年はとろみもあって美味です。そろそろ開け時かと思い開封させていただきましたが、超熟のアイラは時期を関係なくいつ飲んでもいいですね。スコッチモルト販売のクライヌリッシュは最近のボトリングでは表現できないワクシー感と旨みが感じられます。年数以上の奥ゆかしさがありますよ。 ザ・ウイスキーフープからのモートラックはボトリングが最近のもので、ボクも尊敬するバーキャンベルタウンのアニバーサリーボトル。そりゃ美味いに決まってますね(笑)。
では、そんなところでご紹介を終わらせていただきます。皆様お越しをお待ちしていますね。