OB限定 スプリングバンク 1997 バッチ1
O.B Limited SPRING BANK 1997 Batch 1
Distilled: 1997
Bottled: 2007
Age: about 10 yo
Strength: 55.2 %
Cask Type: Oloroso Sherry Butt
Bottles: ‐ bottling
Comment: スプリングバンク蒸留所はスコットランド・キャンベルタウンにある2回半蒸留のシングルモルトウイスキーとして知名度が高い。この1997ヴィンテージは2007年の販売でバッチ1にあたり、このリリースが後のオフィシャルのカスクストレングスの販売へと繋がっていくこととなる。当時のフランク・マッカ―ディー氏(スプリングバンク蒸留所プロダクション・ディレクター)とステュアート・ロバートソン氏(同蒸留所ディスティラリー・マネージャー)が長年の経験を注ぎ込み、ファーストリリースにキャッチコピーとして、熟成効果を上げるためにチャーし直したシェリーバットで10年熟成したヴィンテージをウリとしていた。ちなみに海外のウイスキーショップでは早々に”今年一番のお値打ち商品”との呼び声があり、このワードを日本国内でもキャッチトークにあてられていたとのこと。2007年までのリリースのスプリングバンクと比較すると前マネージャーとの姿勢の違いが感じられる一本と思われる。
Tasting comment: 香りは焦げたカラメル、バターを塗ったブラウントースト、オート麦のビスケット、マーマレード、ろうそく、アイスクリームソーダ、アイアンブリュ(炭酸入り健康ドリンク)。味わいはリッチで暖かい。ぴりぴりする塩、甘いオーク材、ピーチ、蜂蜜、シトラス、マッチ。フィニッシュは甘いスモーク、シェリー、オーク材とキャラメル。