ウイスキー文化研究所×日本ラム協会 ディクタドール 2004

ウイスキー文化研究所×日本ラム協会 ディクタドール 2004

登録日 2022年4月4日 登録者 ボトルカテゴリー Rum・Rhum・Ron ボトルタグ IN STOCK

Japan Whisky Research Centre & Japan Rum Association Bottling DICTADOR 2004

Distilled: 2004
Bottled: 2021
Age: about 17 yo
Strength: 41.8 %
Cask Type: Bourbon Cask Finish
Bottles: 242 bottling

Comment: ディクタドールは、南米コロンビアの海辺の街カルタヘナで造られていて、操業は1913年と100年以上の歴史があるラム蒸留所。ヴァージン・シュガーケイン・ハニーを原料にして、カテゴリーはハイセストモラセスラムのスタイルでつくられている。また、蒸留はポットスチルと連続式を併用し、これを3:7でブレンドしてから熟成しているため、リッチで魅惑的な香りと軽やかなボディが特徴となっているとのこと。 ちなみにラムのボトリングは今回スコッチ文化研究所では初の試みとなる。樽選定のコンセプトは 「ウイスキー愛好家が楽しめるラム」で、1980年代蒸留を含めた10以上のサンプルの中からスコッチ文化の代表である土屋氏とラム協会会長の海老沢氏が選定にあたったとのこと。ちなみにラベルデザインはカーニバル評論家、ラテン系写真家の白根全氏より提供をいただいている。(カルタヘナにほど近い、バランキージャのカーニバルの様子)

Tastingcomment:

<ウイスキー文化研究所 代表 土屋 守>
糖蜜や黒糖、カリン糖のようなスイートなアロマが顕著で、やがてミルクチョコレート、ティラミスのような陶酔感のある香りに変化する。フレーバーはスムーズでマイルド。バランスも良く、いつまでも飲んでいたくなる。モルトの締めに、ぜひストレートで。あるいは海に沈む夕日を眺めながら、デッキチェアーでくつろいで。

<日本ラム協会 会長 海老沢忍>
メープルシロップの穏やかな香りの奥にマスカットの爽やかさと微かに葉巻の香り。味わいは非常になめらかな口当たりで、オレンジマーマレードのような柔らかな甘味。ハッカやジンジャーのスパイシーさが現れ、ビターチョコレートのニュアンスが余韻を長くしている。豊かな甘味とほのかな苦味のバランスが非常に良い1本。