Official Limited  Balblair 2006  Sherry Butt

Distilled: 2006
Bottled: 2020
Age: about 14 yo
Strength:  56.1%
Cask Type: Sherry Butt
Bottles: ‐ bottling

Comment: バルブレア蒸留所は1790年創業ハイランドの地で、スコットランド最古のウイスキーづくりを継承することでも有名。かつてその原酒は、バランタインの主要原酒として流通していたため、市場には出回ることはきわめて稀だったが近年はシングルモルト販売にも力を入れている。ハウススタイルはハイランド流のノンピートタイプで、とてもフルーティーな味わいが特徴となっている。また同蒸溜所は8人のチームで運営されており、蒸溜設備もポットスチルが2基と小規模の生産にも関わらず、ラベル張りに至るまでスタッフ自らの手で行われているとのこと。”ウイスキー造りは工程ではなく、工芸でなくてはいけない”という考えのもと、丁寧にウイスキーつくりに向き合っているらしい。今回のバルブレア 2006／2020は、2019年までのコア・ラインナップ変更後初となるシングルカスクリリースにあたる。

Tasting comment: 香りは熟したトロピカルフルーツとスパイシーなオークとリッチなヴァニラのバランスのとれた佇まい。味わいはアロマティックなスパイス、ダークチョコとキャラメリゼした砂糖の繊細な風味。フィニッシュはクリーミーなオークに砂糖漬けのフルーツピールとヴァニラが続く長く優しい余韻。