Star Ward Nova 41%
スターワード ノヴァ
年数表記無し。
このウイスキーは2007年メルボルンにて、創設者デイヴィッド・ヴィターレの「世界中の人に誇りをもって提供できるオーストラリアならではのウイスキーをつくる」というシンプルな1つの夢から始まったとのこと。メルボルンで生まれ育った彼は、「1日の中に四季がある」と言われるほど時間帯によって気温変動が激しい故郷・メルボルンにインスピレーションを得て、この地でウイスキーをつくりたいと考えたのが始まり。また、メルボルンはオーストラリアの主要なワイン産地に囲まれ、さらに地ビール造りも盛んな街であるため、麦や樽といった、ウイスキーのすべての材料が揃っていたのも考えに入れていたらしい。
彼はウイスキーつくりの伝統にとらわれずに、オーストラリア産赤ワイン樽で熟成を使用。現在は3種類のウイスキーをつくり上げているとのこと。それらのウイスキーは彼の人柄とオーストラリアの風土を取り込んだような、気取らずカジュアルに楽しめるウイスキーにという想いも込めてつくられている。またそのようなウイスキーづくりが評価され、2018年にはアイコン・オブ・ウイスキーより「ベストオーストラリアンウイスキーイノベーター」を受賞している。使用する麦は100%オーストラリア産モルトを使用し、オーストラリア産赤ワイン樽で熟成させるといった郷土愛がこのボトルには詰まっている。
テイスティングコメント:香りはレッドベリー、リンゴ、ブドウ、シナモン。ミディアムボディで、味わいはバニラ、ミックスベリー、キャラメルにフィニッシュにかけてスパイス、タンニンが広がる。