アデルフィ ボウモア 20年 55.8%
1997~2017年にボトリング、カスクタイプはリフィルシェリーカスクを使用。アデルフィは1826年に”アデルフィ蒸留所”として、スコットランドのグラスゴーで創業したが1906年には創業を停止することになる。それから長い沈黙を経て市場に復活したのが1993年。創業時のオーナーのひ孫がインディペンデントボトラーとして、活動を再開することを決意。”常に品質を追い求め、大量生産に走らず高品質を維持する”事をポリシーに掲げ、これは2004年に経営権が移ってからもこのコンセプトは頑なに守られている。その品質にこだわっているひとつの例が、「ウイスキーテイスティングチーム」。毎回ボトリングでは樽選びのために数人のグループが同時にテイスティングをしており、その中核メンバーにかの有名なウイスキーライターであるチャールズ・マクリーン氏が携わっているとのこと。
テイスティングコメント:香りは酸味あるレーズン、プラム、少しの火薬、スモークと磯、奥にフルーツとライトなチョコレート。味わいはレーズンと少しの火薬、甘いスモーク、奥にフルーツとチョコレート。フィニッシュはスモーキーでビターに長く続く。