チール・ナン・ノック グレンアギ―28年 61%
1980~2009年にてボトリング。チール・ナン・ノクとは、ケルト神話で”戦士が甦る黄泉の国”を表し、ケルト神話になぞらえて「閉鎖された蒸留所」を再びボトルとして甦らせることをテーマにシリーズ名を付けられている。別名「閉鎖蒸留所」シリーズとも呼ばれている。
テイスティングコメント:香りはローストしたピーカンナッツ、マジックインキ、ミント、オロロソシェリー、焦げた木片、古めかしい家具、チェリーとシロップ漬けのドライオレンジ。 味わいは、しっかりとしたボディ、焦がしたキャラメルとビターなカカオ。かすかに松ヤニ。熟成したシェリーやトーストした木樽を連想させる柑橘類と苦味を感じ、粉っぽいテクスチャーもある。フィニッシュはドライではっきりとした印象だがキレもいい。