OB限定 タリバーディン マレイ12年 56.1%
2004~2016年瓶詰め、ファーストフィルバーボン樽使用。タリバーディン蒸留所は1994年から操業を休止していたが、2003年に4人のプライベートメンバーが蒸留所と保有する樽を買収し操業を再開。2004年には新生タリバーディンとしてリリースすることとなる。同時に蒸留所を一般に公開し、ビジターセンターもオープン。蒸留所はハイランド地方の南端ブラックフォードという村にあり、この地方はピュアなスプリングウォーターを産出することでも有名である。タイトルの「マレイ」は、18世紀にイギリス王国軍に対して勇敢に戦った第二代タリバーディン卿である、サー・ウイリアムマレイの名にちなんで付けられているとのこと。ちなみに、2004年再稼働からオフィシャルボトルからは初のカスクストレングスのリリースとなる。香りは、バニラやフルーツキャンデーの甘さや麦芽のクリーム。スパイシーさもバランスよく感じられる。味わいは麦芽の素材感を感じやすくスムース。フィニッシュは程よく続く。