セレブレーション・オブ・ザ・カスク ブナハーブン 1989 for SHINANOYA
CELEBRATION OF THE CASK BUNNAHABHAIN for SHINANOYA
Distilled: 1989
Bottled: 2015
Age: about 25 yo
Strength: 44.4%
Cask Type: Hogshead
Bottles: 227 bottling
Comment: 酒販店である信濃屋とモリソンファミリーの一員であるブライアン・モリソン氏とキーパー・オブ・ザ・クエイクを受賞している重鎮ケニー・マッカイ氏が率いる”モリソン&マッカイ”社とのジョイントボトルにあたる。ブランドとしては、モリソン&マッカイの最高レンジである”セレブレーション・オブ・ザ・カスク”シリーズからのリリースとなり、このボトルはジョイント第3弾となる(第一弾はボウモア1997、第二弾はトマーチン1987)。スコットランドの同社を直接訪問し、ケニー・マッカイ氏と共に厳選しており、当時のブナハーブンの人気スペックとなっていた1980年代終盤~1990年代序盤の中核となる1989ヴィンテージからの1樽をセレクト。度数は抑え気味だがピート、フルーツの融合という長熟アイラモルトの醍醐味を十二分に期待できるスペックと言われている。
Tasting comment:香りは青林檎、レモン、シトラス、フレッシュでエステリー、海風、鉛筆、ややミネラル、奥から漁網、お香、エンジンオイル、徐々にピートの香りが増してくる。口に含むと、心地良いピートでややオイリー、アプリコット、グレープフルーツキャンディー、やや蜂蜜や塩、ベリー系の甘さ、上品なハーブ、見事なバランス。フィニッシュは非常に綺麗で、柑橘系フルーツと熟成感のあるピートがバランス良く長く続く(信濃屋バイヤーのテイスティングコメントを参照)。
