バリンダロッホ 2016 ディスティレーション・ストレングス・フィリング forウィスクイー25周年記念ボトル

バリンダロッホ 2016 ディスティレーション・ストレングス・フィリング forウィスクイー25周年記念ボトル

登録日 2025年11月13日 登録者 ボトルカテゴリー Ballindalloch ボトラー Whisk-e ボトルタグ IN STOCK

BALLINDALLOCH 2016 Distillation Strength Filling

Distilled: 2016
Bottled: 2025
Age: about 9 yo
Strength: 64.0%
Cask Type: Oloroso Sherry Butt
Bottles: ‐ bottling

Comment: バリンダロッホ蒸溜所は、2014年にスペイサイドで創業した家族経営の蒸溜所。創業者のガイ・マクファーソン・グラント氏はこの地に長く居を構えるマクファーソン・グラント家の一族で、現在はバリンダロッホ城の23代当主を務めている。氏はかねてより自らが生まれ育った地で地元の原料を使ったウイスキーづくりをしたいと考えていたとのことで、あえて自分の目が行き届くことを重点に置いた小規模の蒸溜所を設立することにした。 また、バリンダロッホ蒸溜所ではエステート内で収穫された春大麦のみを使用しており、一日の生産量がおよそシェリーバット1本分しかなく、年間生産許容量は 10 万リットルとスペイサイド地域では最小規模となる。木製ウォッシュバックや 1 対の小型のポットスチルといった伝統的な設備と製法でシングルモルトを製造しており、また一般的なコンデンサーの代わりにワームタブを用いることにより、華やかな香りを持ちながら程よいボディ感を備え、長期の熟成にも耐え得るニューメイクを仕上げている点も大きな特徴と思われる。今回のこのバリンダロッホ 2016 ディスティレーションストレングスフィリングは輸入元であるウィスク・イー創業25周年を記念して特別にボトリングされたシングルカスクで、蒸留した後に一切の加水をすることなくそのまま充填した真の意味での純粋なバリンダロッホのウイスキーを味わえるスタイルとなっている。

Tastingcomment: 香りはラズベリーやクランベリーの華やかなアロマに続いて、砂糖漬けのグリオットチェリー、アンティークショップやシガーのニュアンス。味わいはジンジャーの温かみのあるスパイス感とともに、ダークチョコレートを纏ったジューシーなサルタナレーズンが広がり、キャラメル、いちじくジャム、渋皮付きのクルミ、リコリスが重なり、ほんのりとシナモンがアクセントに加わる。フィニッシュはクリスマスプティングのスパイスを含んだ芳醇な甘味に、ほろ苦いハーブキャンデーの風味が加わり、長く優雅な余韻が続く(輸入元テイスティングコメントを参照)。