APREVAL Sauterne Cask Finish

Distilled: 2010
Bottled: –
Age: about 6 yo
Strength: 50%
Cask Type: Sauternes Cask
Bottles: 250 bottling

Comment: マノワール・アプルヴァル（MANOIR D’APREVAL）は1889年に創業し、現在ではカルヴァドスとシードルを作る家族経営の生産者となる。それは、1960年に50年～70年かけて育んできた自家農園のりんごを原料にカルヴァドスの生産を本格化させ、更には1997年よりシードルの生産を開始するなどりんごのお酒全般に強いこだわりを持って取り組むブランドとして名を連ねるようになったという。現オーナーは、最初に事業を興した当主の孫娘にあたるアガテ・レタリー女史。彼女が就任した1998年にはカルヴァドスとシードルの生産に特化すべく、広大な農園のすべてをりんご栽培（一部洋ナシ）に切り替え、新たに1800本分のりんごの木を植樹したという。今回のこのボトルは、2010年蒸留の原酒を5年熟成した後、さらに200Lのソーテルヌワインの樽で6年間熟成した限定ボトリングとのこと。

Tasting comment: 香りは焼きリンゴ、ほのかなスパイス、そして果実のブランデー漬けを思わせるニュアンス。口に含むと、まず滑らかさを感じ、次に力強いボディとスパイシーな風味が広がる。味わいの中に、ビターオレンジや煮込んだリンゴのようなニュアンスが感じられる（輸入元のコメントを参照）。