百世不磨 御岳 シングルカスク (2021-2024)

百世不磨 御岳 シングルカスク (2021-2024)

登録日 2024年12月25日 登録者

Hyakuseifuma ONTAKE Single Cask

Distilled: 2021
Bottled: 2024
Age: about 3 yo
Strength: 57.5%
Cask Type: Oloroso Sherry But
Bottles: ₋ bottling

Comment: 御岳蒸溜所は九州・鹿児島日置市にある蒸留所。焼酎である「吉兆宝山」「天使の誘惑」等のブランドで全国的に知名度がある1845年創業の老舗焼酎蔵・西酒造が2019年にウイスキー製造免許を取得して創業している。”御岳”とは桜島の別称で、広大な丘陵地に建つ蒸溜所からは、錦江湾をはさんで東に桜島を望むことができるとのこと。蒸溜開始は2019年すぐからで、ラインアームの角度は上向きに設計され、これによりフルーティですっきりとした酒質を目指していると思われる。ラダーのシリーズである“百世不磨”とは百代という長い年月を経ても磨り減らな い意で、永久に価値を保ったまま存在し続ける事を表す言葉から。 約100年に及ぶ日本のウィスキー製造の歴史に敬意を表し、 「SEEK THE ULTIMATE」のテーマの元、日本の蒸溜所で樽詰 めされた原酒から、ラダーによって特別に厳選、瓶詰めされたオリジナルのシリーズとなる。今回のこのボトルで 第14弾目となり、これからも様々なジャパニーズウイスキーを伝えていくことだろうと考えられる。

Tasting Comment: 香りは、革張りの家具、乾燥茶葉、ピーナッツバター、ういきょうや墨汁、晴れた日の砂浜。味わいは、オロロソシェリー、ココアパウダーがかかった生チョコレート、プラリネ、レーズンやプルーン、ドライイチジク、ヘーゼルナッツ、栗の渋皮煮。フィニッシュは、チョコバナナクレープ、黒糖飴、ローストアーモンド、こんがり焼いたトースト、浅煎りコーヒー。徐々にビターな香味に変化し長く続く(テイスティングコメントはラダー代表である北梶 剛氏のコメントを参照)。