ラガブーリン12年 ”ザ・インクオブレジェンズ” ディアジオ スペシャルリリース2023

ラガブーリン12年 ”ザ・インクオブレジェンズ” ディアジオ スペシャルリリース2023

登録日 2024年9月26日 登録者 ボトルカテゴリー Lagavulin ボトルタグ IN STOCK

LAGAVULIN 12years ”The ink of legends” DIAGEO Special Release 2023

Distilled: –
Bottled: 2023
Age: about 12 yo
Strength: 57.3%
Cask Type: Hogshead
Bottles: 285 bottling

Comment: ディアジオ スペシャルリリースは、スコットランドで最も多くの蒸留所を所有するディアジオ社が、稼働中の蒸留所やすでに閉鎖された蒸留所の希少な原酒を、年に一度、数量限定でボトリングするシリーズ。いずれのボトルも数量限定、カスクストレングスであることが特徴となる。2023年のシリーズは、”Sprited Xchange”と銘打たれ、スコッチウイスキーの国際的な影響力を祝福することを目指してデザインされているとのこと。また、スペシャルリリースコレクションの伝統に従い、テーマにインスピレーションを受けた様々なグローバルアーティストがラベルデザインを担当。今回は、世界中から8人のイラストレーターがオリジナルデザインを寄稿している。2023年のラガブーリンは初の試みとしてテキーラの銘柄である”ドンフリオ”のアネホ樽でフィニッシュをかけたカスクストレングス。香り高いハーバルスモークから立ち上る煙が古代のタトゥーアートを称え、煙は物語を紡ぐささやきの中へとゆっくりと散らされていくかのようで、熟れたプラムの香りが立ちこめる中、スモーキーブラックのインクが伝説の時代にまで遡る、輝かしい時代の物語を刻み付けてくれることだろうと称えられている。

Tasting comment: 香りは、最初はスモーキーというよりメディシナルで、炭酸石鹸やスージングクリームの仄かな香りだが、すぐに浜辺の流木での焚き火から立ち上るウッドスモークの香ばしい香りと出会う。この強いハーバルスモークの香りが優位になると、じっくり焼いた豚肉のような、おいしそうな香りがただよう。1滴の水を加えると、強烈さが和らぐとともに、潮とフルーティーな香りが増し、スモーキーながらさらに芳しい香りとなる。ボディはミディアムで、口当たりは自然、芳醇なコクのあるテクスチャーがクリームのような滑らかさで口の中に広がる。フレーバーがさらにコクを増しながら渦巻き、味わいは最初甘く、シトラスのようで、少量の適度な塩味が加わる。やがてスモーキーさを増す中で瑞々しいプラムのノートが現れ、最後に唇がひりつくような感覚に至る。少量の水を加えると、やや甘みが増すとともにスモーキーさも増す。フィニッシュあh長く、塩味の利いたピリッとした余韻でフィニッシュは非常にスモーキー。その後、口の中に仄かに肉の風味が混じり、その両方が後を引き、さっぱりとした飲み口。ドライな風味に温かな人情を添えて(輸入元コメントを参照)。