デュポン 46年(1976-2022)for スリーリバーズ
DUPONT 46years (1976-2022) for THREE RIVERS
Distilled: 1976
Bottled: 2022
Age: about 46 yo
Strength: 42.5%
Cask Type:
Bottles: 246 bottling
Comment: このボトリングは、インポータ―・スリーリバーズからのリリース第9弾となる。過去のリリースと同様、デュポン家とスリーリバーズが共同で、同家が所有する数多くのストックの中から非常に希少でかつ高品質の1976ヴィンテージのシングルカスクを選び出し、日本向けにボトリング。デュポンはペイドージュ地区に約27ヘクタール、6000本のりんごの樹を所有し、その収穫からボトリングまで、全てをデュポン・ファミリーが管理している家族経営のブランドにあたる。もともと現オーナーのエティエンヌ・デュポン氏の祖父が、カルヴァドスを自家生産して、樽で販売していたことから始まっており、1980年にエティエンヌ氏が父から代を受け継いで、現在のデュポン・ブランドを正式に立ち上げているとのこと。また、生産量の少なさゆえに、特にヴィンテージ表記品はなかなか数多く出回らないカルヴァドスとしても有名。今回のこのボトルは最初のリリース同様に、ラベルデザインはスタンダード品とは全く異なる特別なパッケージを採用。ラベルはデュポン家の当主エティエンヌ氏のサイン及び日本向け限定品の旨の記載とボトリングナンバーが入った、まさにスペシャルラベルとなる。瓶もカラフェタイプで、中身の色が良くわかる透明瓶を採用し、バックバーでもかなり見映えのする仕上がりとなっている。
Tasting Comment: 香りはリンゴの皮のタンニンと絶妙な酸味、リンゴの奥にある蜜、奥からゆっくりシナモンやアップルティー、葉巻。味わいはソフトなタッチから陶酔感、煮詰めた蜜、プラムの酸味、スパイシーなハーブとシナモン。フィニッシュは素晴らしいタンニンと酸味の余韻が長く続く。