マルスウイスキー ル・パピヨン入荷しました
最近は新しく開封したボトルの紹介をまったくしていませんでしした。
ということで・・・
信州マルス蒸留所から、限定ボトルでリリースされる”ル・パピヨン”シリーズのニューボトリング(2019年瓶詰)が入荷です。
今回のラベルデザインはギフチョウ。
ギフチョウは今現在色んな事情が重なって絶滅に瀕しているとのことです。正直、こういったラベルデザインに使用されないとボク個人では知らなかった情報ですね。正直、もし実物に出会ったとしてもギフチョウと見分けがつくか、この写真を見ても自信がないですが。でも、ギフチョウというワードは知ることができたことがいいことかもしれません(ちょっと自分で慰めてみた感じですが)。
マルス蒸留所が、このパピヨンシリーズを考案したのには、ちゃんとしたロジックがあります。それはすなわち”ウイスキー”に関わるであろう自然や植物、または生き物のアピールをしようというところです。
ウイスキーは、自然の営みや環境、時間によって練りこまれて粛々と出来上がっていきます。もし、何かの因果関係によってそれが進んだり営みができたりしてつくられるのなら、その昆虫がいなくなるのはきっとどこかで歪みが作る原因となりうるかと思います。 例えば、花の蜜を吸う昆虫が世の中からいなくなったらきっとその花の受粉がままならなくなるかと言えるでしょう。ウイスキーは穀物を発酵させて蒸留・熟成をしたアルコールですが、その樽を構成する木が無くなればウイスキーはできなくなってしまいますね。 その木を育てるのは、山や林や森、そして大地かと思います。その環境を作るのに蝶はもしかしたら大きな役割はないかもしれません。しかし、小さな役割が支えあって、繋がってその土地は存在しているとボクは思っています。
ボトルを通じてそのウイスキーの美味しさを知ることはとても大切なことかと思いますが、たまにはそこに描かれているラベルにも関心を示してみたいものですね。
と、いうことで今や人気のジャパニーズウイスキーであるマルス蒸留所限定ボトル”ル・パピヨン”が新しく入荷しましたので、是非とも一度は味わってみてください。