”Japanese Whisky × Tequila” A wonderful encounter
以前に、このウイスキーとは江井ヶ島酒造の熟成庫で会っていました。 あれからそんなに経ってとうとう”ウイスキー”となったのですね。
Bottle Data
Eigasima Akasi Anejo Finish for SAKE SHOP SATO(2012~2017) alc:61%
SAKE SHOP SATOさんからのリリースにてもしかしたら世界初かもと言っていたテキーラ樽熟成のあかしとなります。
兵庫県明石市の西に位置し、日本酒から焼酎等を幅広く製造する江井ヶ島酒造。ここは日本酒の仕込みの無い時期にウイスキーも造られる小さな蒸留所としても、ウイスキー愛好家の中では有名かと思われます。
これは、瀬戸内海の穏やかな気候で育まれた原酒をホワイトオーク樽で3年熟成したのち、後熟成の樽として厳選されたテキーラのアネホ樽で2年熟成させたとても風変わりなウイスキーとなります。
個人的な話なのですが、このあかしにはとても思い入れがあります。
以前にボクが日本のクラフトウイスキーディスティラリーを訪ねてご紹介をさせていただいた書籍”WHISKEY AND SIXPENCE”の江井ヶ島酒造でのエピソードにて、このあかしのウイスキーに少しだけ触れて記載させていただいたことがありました。あの時は、珍しいことにも挑戦する蒸溜所だなっと思ったものです。
今では懐かしい思い出ですね。
よければ皆様にもこの想い出話を肴に、是非とも一度はお試しいただけると幸いです。