チェックメイトまでの道のり~ブラックナイト~
信濃屋プライベートボトリングの中でも最も人気の高いシリーズである”チェス”ラベルもとうとう最終章を迎えます。しかもモルトでは王道のスペイサイドモルトの二本立てという何とも憎い演出でのリリースです。
Bottle Data
SPEYSIDE SINGLE MALT 43years The Chess King Black for Shinanoya Cask/SHRRY CASK 51.4% 240Release
信濃屋プライベートボトルのロゴに採用されているチェスのトレードマークはいつの間にかマニア及びウイスキー愛好家の間でも当たり前のように紹介されているかと思います。その根幹となっている「The Chess」シリーズは2007年に第1弾となるラフロイグ・ナイトがリリースされました。これまでに「クイーン」までの5樽に加え、Extra Editionの2樽、合計7本のリリースを実現。それからずっと愛好家達から熱い要望のあった「キング」がいよいよリリースとなりました(2016年末にリリース)。これは信濃屋スタッフ及びバイヤーも熱が入らない訳がありませんね。ただ今回のキング・ブラックに選ばれたのは、なんと蒸留所名は非公開というスペイサイドモルトの1樽。ただヒントとしては、ボトリング数も少ない1973ヴィンテージの中でも極めて高い評価を得ているスペイサイドモルトと言われています。これは期待しない訳にはいきませんね。
ちなみに輸入元のテイスティングコメントは・・・
【香り】強烈なアプリコット、黄桃、洋梨、トロピカルフルーツのフーセンガム。奥から樟脳、白檀、オーク由来のスパイシーな香り。
【味わい】ドライアプリコット、煮リンゴ、マスカットレーズン、イチジク、マーマレード、長期熟成カルヴァドス、時折感じるグアヴァ、ライチ。
心地良いミント、徐々にナツメグ、シナモンのオークのスパイスが現れる。
ややオイリーなボディ。
【フィニッシュ】フィニッシュは、ドライフルーツとオークのスパイスが
絶妙なバランスで非常に長く続く。
とのことです・・・。
信濃屋プライベートボトリングの中でも、最長熟成となる43年原酒のシングルカスクです。美味しいのはもう言うまでもないですね。ぜひ一度はお試し下さい。
あと、お知らせです。
今週から諸事情により定休とさせていただいていた土曜日も営業させていただくこととなりました。またよろしければ当店で確認を頂くか、Tel052-221-1102までご連絡をしてお尋ねいただくと幸いです。
では、よろしくお願い致します。