
その完璧なまでの味を一度はお試しください
良さげなボトルを何か開封しようかと考えて、今回はウイスキーエージェンシー(以下TWA)からのリリースを二本とエイコーンから話題のアイリッシュモルトを一本開けさせていただきました。
どれも素晴らしい余韻と記憶に残るウイスキーかと思われます。
ザ・ウイスキーエージェンシー ”パーフェクトドラム”シリーズ グレンゴイン
Distilled: 1972
Bottled: 2010
Age: about 37 yo
Strength: 63.5%
Cask Type: Refill Sherry Hogshead
Comment:TWAから2010年にリリースされたグレンゴインです。当時はまだ幅広くボトルをリリースしていたなと思わせるような熟成年数とスペックの高さが伺えます。特にパーフェクトドラムシリーズは、さすが選び抜かれたカスクセレクションと思わず呟いていまうほど、うっとりとした味わいが楽しめます。そしてこの年数のわりに度数がしっかりとしているので、飲んだ時の余韻の残り方がスゴイとしか言いようがないです。
ザ・ウイスキーエージェンシー ”パーフェクトドラム”シリーズ クライヌリッシュ
Distilled: 1982
Bottled: 2010
Age: about 27 yo
Strength: 55.1%
Cask Type: Ex Bourbon Hogshead
Comment:TWAのパーフェクトドラムからクライヌリッシュというだけで、ウイスキー愛好家なら一度は飲んでみたいと思うのではないでしょうか。個人的にもこのクライヌリッシュはここ20年間にリリースさせたボトルの中でも記憶に残るトップ10に入ります。とにかく夜の訪れと艶っぽさ、手に届きそうで届かない余韻の終焉を楽しませてくれます。
エイコーン ”カスクストレングス・セッション”シリーズ ブッシュミルズ
Distilled: 2002
Bottled: 2024
Age: about 21 yo
Strength: 54%
Cask Type: Barrel
Comment:インポータ―であるエイコーンからの久々となるカスクストレングス・セレクションシリーズからのリリースです。当時はエイコーンと言えばこのドングリラベルでしょ、と思うくらいにドングリしかラベルにいなかったかと思われます(笑)。今回はエイコーンのドングリラベルからリリースされるアイリッシュがスゴイという評判を聞いて入荷させていただきました。最近は蒸留所名を隠すのが洒落た流行りの中で、このブッシュミルズと表記ができるボトルをリリースできるのはさすがとしか言いようがありません(色んな意味で)。
・・・という感じでのご紹介となります。
ゴールデンウィークにて名古屋・鶴舞にお寄りの際、ちょい贅沢なウイスキーを楽しみたい時にどうでしょうか?
では、またまた。