秩父蒸留所20周年おめでとうございます(遅くなりましたが)
2004年から始まったベンチャーウイスキーが20年の歳月を歩みました。お祝いの言葉と共に感謝の意をおつたえしたいと思います。
そして、秩父蒸留所と同時期に始められた秩父市にあるバー・クラックも20周年おめでとうございます。これからもお互いに続けていきましょう!
記念として秩父蒸留所からも、バー・クラックからもアニバーサリーボトルが届いています。これは是非とも飲んでいただきたいものです。
とりあえず簡単にご紹介をします。
イチローズモルト&グレーン 20周年アニバーサリーボトル
Distilled: –
Bottled: 2024
Age: about ₋ yo
Strength: 48%
Cask Type: –
Bottles: ₋ bottling
コメント: 2004 年9 月に設立されたベンチャーウイスキーの20 周年を祝うアニバーサリーボトル。このボトルは、秩父蒸溜所のモルト原酒をキーウイスキーとして、創業間もない頃に研修をした国内外の蒸溜所の原酒や過去から引き継いだ原酒など、秩父の熟成庫で大切に成長を見守ってきたウイスキーを、それぞれの個性が生きるよう丁寧にブレンドしたブレンデッドウイスキーとなります。時間と共に複雑な味わいを感じさせてくれる様々なフレーバーは、ベンチャーウイスキーの歴史そのものを物語っていると言っても過言ではないかと思われます。また、原酒そのままの個性をお楽しみいただくためにノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングされています。
イチローズモルト for バー・クラック20周年アニバーサリーボトル
Distilled: 2016
Bottled: 2024
Age: about 8 yo
Strength: 62%
Cask Type: Bourbon Barrel 1st fill
Bottles: 167 bottling
Comment: 埼玉県秩父市にあるBar Craic(バークラック)の20周年アニバーサリーボトル。とにかく秩父に行ったならお薦めしたいバーの一つです!もちろんお店は、イチローズモルトばかりのラインナップで圧巻です。ちなみに今回のこのボトルに使用した原材料である麦品種がサチホゴールデンという珍しい品種で、これを使用した原酒は滅多に見かけません。派手さはないですが、麦芽の旨みや優しい甘さを感じやすい原酒に仕上がると言われています。またラベルデザインには、秩父蒸留所の関係者である門間さんが写真撮影とデザインをしていますよ。
・・・と、ちょっと遅くなりましたが、20周年のボトル開封です。個人的にはとても嬉しい限りです。思えば、2001年に当店を始めてから何か他と違うものを扱いたいと考え、その時にイチローズモルトに出会いました。当時なので、羽生の原酒のものばかりでしたが正直まったく売れませんでした。その後、秩父蒸留所ができて、肥土伊知郎さんが来店してくださって、秩父蒸留所を紹介する本を書いてみたりと色々あって20年という年月が流れていきました。今、沢山の方々がイチローズモルトを愛しているんだろうと思うと気持ちが熱くなります。これからも応援していきたいウイスキーですね!
よければ飲んでみてくださいね、イチローズモルトを。では、またまた。